空犬通信

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沖縄タイムス+「タイムス×クロス」で「ブックンロール」が取り上げられました

「ブックンロール2014」に、なんと沖縄から(もちろん、今回のお客さんの中ではいちばん遠方からの参加者です)駆けつけてくれた、沖縄の出版社、ボーダーインクの喜納えりかさんが、ブックンロールについて、こんなすてきな紹介記事を書いてくれました。



ボーダーインクといえば、我々本好き、本屋好きにとっては、なんといっても、宇田智子さんの『那覇の市場で古本屋 ひょっこり始めた〈ウララ〉の日々』を刊行してくれた出版社、ですよね。空犬通信でも以前に紹介したことがありますが、ここ数年、続けて刊行されている本屋本のなかでも印象に残る本の1つで、個人的にも大好きな本です。その版元の方と、まさか東京で、それもブックンロールの会場でお目にかかることになるとは思いませんでした。


喜納さんとは、ブックンロールの2次会会場でごあいさつ。そのときが初めてだったにもかかわらず、イベントのこと、宇田さんの本のこと、音楽のこと、楽器のこと……あっという間に話があちこちに広がり、盛り上がってしまいました。ぼくにとっても印象的な出会いだったので、喜納さんの今回の文章を読んで、ああ、喜納さんもこんなふうに思ってくれてたのか、ということがわかり、あらためてうれしくなりました。


記事は、一部を引くよりも、全部を読んでいただくのがいちばんいいと思いますが、1か所だけ、とくに感銘を受けたくだりを。
《選んで、組み合わせて、並べ、書き、伝える。棚に並ぶのは、本にかかわる人からバトンのように手渡されてきた<思いのたけ>だ。
そういう棚は、生きている。
私が見たのは、「表現」としか言いようのない世界だった》。
主催者冥利に尽きるとは、まさにこういうときにこそふさわしい表現なのでしょう。出演者のみなさん、みんなの棚作り、仕事ぶりは、こんなふうに伝わっているんですよ。


ご自身、音楽が大好きだという喜納さんは、こんなふうに一文を締めくくっています。《本と音楽のイベントが、いつか沖縄でもできるといい。そんな野望、というかほとんど妄想のようなものを抱えながら、こっそりギターの練習に励んでいたりする》。ぼくがイベントを企画したときも、最初のアイディアは、野望というか妄想というか、もっと言うと、飲み屋の与太話のようなものでした(本人はともかく、披露した相手(吉っ読の書店員たち)はみなそう思っていたことでしょう)。だから、ぼくは、このような野望というか妄想というか、そのようなものを心から応援したいと思うのです。だって、東京(吉祥寺)と沖縄(那覇)のコラボイベントが実現したりしたら、こんなにすてきなことはありませんよね。



今回、ブックンロールを取り上げてもらった沖縄タイムス+「タイムス×クロス」、喜納えりかさんは連載の執筆者ですので、今回の記事以外にも、主に本や出版に関わるテーマで、興味深い記事を書いていらっしゃいます。すべての執筆者が本・出版をテーマにしているわけではありませんが、ほかにもいくつか、出版関連の文章もあるようですので(とくに、小峰書店の平柳葉子さんのもの)、本好き本屋好きは、ぜひ連載の他の記事もチェックしてみてください。


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