空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

祝オープン! キラリナ7階にできた啓文堂書店吉祥寺店を見てきましたよ

今日は午前中、書店に寄る用事があったので、本日オープンの啓文堂書店吉祥寺店ものぞいてきました。お店の様子をごくごく簡単に紹介しておきたいと思います。(以下は個人の勝手な印象です。取材させてもらったわけではありませんので、店内の写真はありません。同店のオフィシャルサイトを見ながらお読みいただくと雰囲気がつかみやすいかと思います。)


140423キラリナ ホームから

↑JR吉祥寺駅、各駅停車のホーム上から眺めたところ。啓文堂書店の看板、「本」の1字が大きく見えています。


140423キラリナ 入口1140423キラリナ 入口2

↑JR吉祥寺駅、公園口を出たあたりからの眺め。キラリナのオープン初日ということで、とにかくすごい人出、平日昼間とは思えない賑わいでした。ただ、関係者っぽい人もたくさんいたようですが(苦笑)。


140423キラリナ 入口3140423キラリナ 入口4

↑JR改札口から井の頭線のほうにエスカレーターを上がったところにも入口が。ここがメインの入口になるんでしょうか。右は、そこからくるりと振り向いて、JRの駅側を見たところ。


140423キラリナ チラシ

↑フロアマップとショップ案内のパンフレットのようなもの。改札から入口へ向かうあたりで、関係者の方が配っていました。


休日に遊びに来たのであれば、他のフロアもゆっくり見ていくところですが、今回は一応仕事です。まっすぐ7階を目指します。(それに、ゆっくりも何も、どのフロアもすごい人で、とてもお散歩気分で見て回る気にはなれませんでした。)


啓文堂書店吉祥寺店は、7階にあります。ワンフロアを占めているわけではなく、ABCクッキングスタジオという料理教室と椿屋カフェが同じフロアに同居しています。エスカレーターで上がってくると正面がクッキングスタジオ。ガラス貼りなので、とても目を引きます。料理書などの動きにいい影響が出そうな感じですね。左がランキングなどのスペースで、右がイベントスペースになっています。


140423啓文堂書店吉祥寺店 フロアマップ

↑店内で配られていたフロアマップ。


啓文堂書店は300坪。フロアの7割ぐらいを占めている感じです。丸井時代が約400坪ですから、サイズ的には縮小ですが、開放感のある明るい造りのせいか、また、壁面に高さのある棚を配したことでボリューム感が生まれ、本の在庫点数が多めに見えるせいか、以前に比べて狭くなった、という感じはあまりしませんでした。


140423啓文堂書店吉祥寺店 140423啓文堂書店吉祥寺店 イベントスペース

↑すみません、通路からということで、勝手に撮影させてもらいました。左は、エレベータ側の通路からの眺めで、右は、クッキングスタジオの前からイベントスペースを見たところ。


店内をぐるぐると何周もしてきました。通路は余裕のあるサイズで、とくに実用書や児童書のある側は広めにとられている感じでしょうか。ベビーカーをおしている方の姿を見かけましたが、行き来に問題なさそうです。


照明は明るめで「白い」イメージ。この後、上のユザワヤものぞいてみたんですが、そちらは照明が電球色のやわらかめの感じになっていたので、それに比べると、照明の「白さ」が目立つ感じでした。個人的には、本屋さんで、照明を暗めにされたり、おしゃれっぽい感じにされたりというのは苦手で、ふつうに白く明るい感じになっているほうが好きなので、個人的にはうれしいんですが、このあたりは好みがわかれるかもしれませんね。


品ぞろえはユザワヤ地下時代、丸井時代同様、全ジャンルにすきのないバランスのいいものになっているように思いました。什器は落ち着いた色合いで、ジャンルの表示なども過度におしゃれに走ることなく、サイズもフォントも見やすいものになっています。このあたりは、老若男女、偏りがなさそうな商業施設の客層をきちんと意識したものなんでしょう。



そうそう什器といえば、レギュラーの棚の側面、平台がある側に、面陳などの棚が作られていたんですが、それが、おもしろい形状になっていました。ことばでは説明できないので、デッサン力ゼロ、絵心ゼロの空犬が殴り書きでそのイメージをお届けします。(イメージです。実際の形状と著しくかけ離れている恐れがあります。)


140423啓文堂書店吉祥寺店 什器1

壁際の棚は、背の高いものになっているのですが、棚差し部分は一般的な高さで、その上、上段2段ほどは、面陳用の見せ棚になっていました。再びわたくしの殴り書きで補足すると、このような感じです。(イメージです。実際の形状と著しくかけ離れている恐れがあります。)


140423啓文堂書店吉祥寺店 什器2

残念ながら、大変な混雑で、とても撮影の許可をお願いできそうな感じではなかったので、写真は撮れなかったんですが、文芸棚の平台には、我が『本屋図鑑』が、POP付き、それも夏葉社島田さんが作ったものではなく、お店の方が作ってくださったとおぼしきPOP付きで平積みになっていました。うれしいなあ。


下りエスカレーター側の正面には、メインのフェアなどに使われるのでしょう、本を面でずらりと並べられるようになった棚がありました。上には出版社からのお祝いの花が並んでいます。オープニングフェアは、「啓文堂書店全社員のおすすめ」(名称はうろ覚えです)で、文庫と新書が、推薦者の方のお名前と推薦コメントの入ったPOP付きで、ずらりと並んでいました。5/22まで。すてきなフェアだと思ったんですが、POPの文字が小さくて、ぼくのようなおやじには全部読んでいくのがちょっと大変な感じがしてしまったのがやや残念。


通路のあちこちに、腰高ぐらいのフェア台があって、いろいろなフェアが展開されていました。ちょうど春樹本が出た直後ということもあり、春樹新刊は、レジ前の目立つところでタワー積み。タワー積みの元祖、三省堂書店神保町本店では、いま春樹がすごいことになっていて、高さのあるタワー積みのほかに、フェア棚の棚前平台の平積みが全部春樹新刊という、インパクトがありすぎてなんだかこわいぐらいの展開がされているので、それを見た後だとおとなしく見えてしまったりもするのですが、ふだんタワー積みを見る機会のない地元のお客さんの印象には確実に残りそうです。


サイトやキラリナのお店紹介パンフの写真などにも使われている児童書コーナーは、お店が力を入れている売り場なのでしょうか、奥の角にあります。絨毯敷きですが、土足可で、大人もふつうに入れます。面陳でずらりと並べられた絵本がちょっと定番過ぎるぐらいに定番ばかりのセレクトになっているのが、ややおとなしすぎるかなあ、という感じでしたが、絵本に児童文庫に図鑑にと、よくそろっていて、居心地の良さそうなスペースになっていましたよ。啓文堂書店は以前の店のころから読み聞かせイベントなども熱心に行っていましたが、そうしたイベントはこの児童書コーナーを使うことになるんでしょうか。それとも、イベントスペースが使われるのかな。


そのイベントスペースは、他の売り場から少し独立したような場所になっています。こちらは、セレクト系の本屋さんの一角のような雰囲気になっていました。本のほかに、木工房による木製家具も並んでいて、数千円ほどの小さな本立て(本箱)などもありましたよ。


140423啓文堂書店吉祥寺店 イベント一覧

↑店内で配られていたイベント一覧と、イベントスペースに作品が並んでいた「木工房湯の里デスク」のパンフレット。


文具売り場もあります。けっこう広めにスペースがとられていますが、すぐ上のフロアにユザワヤがあり、そちらにも学校文具・事務系文具の扱いがありますし、下のフロアにもおしゃれ文具を扱っている店などもありますので、そのせいか、なんとなくおとなしめの印象。


店内のあちこちに、スタンドに固定したタブレットが置いてありました。映像化作品などの動画を流したり、コミックの試し読みなどに使われるのかなと思ったのですが、検索機として使われるもののようでした。(実際にさわって確かめたわけではなく、通りがかりに目に入っただけなので、違っていたらごめんなさい。)


平日の昼間ですから、お客さんは圧倒的に女性が多い感じでした。背広組が多いのは、これは書店の新規オープンのときにはよくある光景で、お店の偉い方や商業施設の関係者、出版社の営業担当者などがたくさん来ているからでしょう。もう少し落ち着いてから再訪すると、そういう方々が少なくなり、本来の客層になるはずですから、店内の印象もかなり変わるかもしれません。とくに声はかけませんでしたが、顔見知りの出版営業マンの姿がちらほら、あと、吉祥寺の別の本屋さんの方の顔も見えました。やっぱり気になりますよね。


7階という立地が集客的にどうなのかが気になるところ。一度訪問しただけではなんとも言えませんが、そんなに面倒な感じはありませんでした。もちろん、ユザワヤ地下時代とは比べようもありませんが、駅を南口側にいったん出て、井の頭通りの信号を渡り、それから上に上がらなければならなかった丸井に比べれば、駅直結で、上にあがるだけというのはほんとにらくちんです。他のフロアを詳細にチェックしたわけではありませんが、ざっと見たかぎりでは、途中の各フロアに活気もありますし、上に行くのが面倒という感じはあまりないのではないかと思います。集客力という点では吉祥寺で最強のお店の1つ、ユザワヤがすぐ上にあるというのもプラスに働くことでしょう。あと、丸井時代との比較で言うと、同じフロアにカフェがあるのも、買った本をすぐに読みたいカフェ読書派にはうれしいですね。


というわけで、生まれ変わった啓文堂書店吉祥寺店は、バランスのいい品ぞろえの、すてきなお店になっていました。吉祥寺利用の本好き書店好きの方は、ぜひのぞいてみてください。


同店の関係者のみなさま、オープン、おめでとうございます。そして、お帰りなさい。吉祥寺利用の本好き本屋好きとして、ほんとにうれしいです。


140423啓文堂書店吉祥寺店 書皮

↑啓文堂書店吉祥寺店、新しいお店では初めての買い物ということで、ふだんは断るブックカバー(書皮)をかけてもらいました。書皮のデザイン、落ち着いた感じの色合いのものに変わっていますね。


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