空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

シリーズ「本屋さんのすべてがわかる本」が完結しました

本屋さんの歴史や魅力を紹介する子ども向けシリーズ「本屋さんのすべてがわかる本」(秋田喜代美監修・稲葉茂勝文、ミネルヴァ書房)。以前にも記事で取り上げていますが、この2月に最終巻が刊行され、全4巻がそろいましたので、第3巻、4巻を中心に、ご紹介します。



本屋さんの仕事+秘密

本屋さんの歴史にスポットをあてたシリーズの第1、2巻では、どのようにして現在の書店ができたのかがわかりやすくまとめられていましたが、第3巻、4巻では、書店の現在(いま)の姿、書店の舞台裏、書店の楽しみ方などが、コンパクトにまとめられています。


『見てみよう! 本屋さんの仕事』は、「本屋さんを探検!」「本屋さんの舞台裏を見せてもらおう!」の2部構成。店内の様子や書店員さんの働く姿の写真が満載で、添えられた解説やコラムもわかりやすく、ふだん買い物客として利用しているだけでは知り得ないような「本屋さんの仕事」を、見渡せる内容になっています。


『もっと知りたい! 本屋さんの秘密』は、「本屋さんで学ぼう」「全国のおもしろ本屋さん発見!」の2部構成。目次には、子どもたちが本屋さんを利用したり楽しんだりするときのヒントになりそうなトピックが並んでいて、店内の様子や書店の魅力・活用法がいろいろな角度から取り上げられています。



表紙に大きく写っているのは、3巻はジュンク堂書店池袋本店、1階レジの様子で、4巻は本の学校今井ブックセンター。中を開くと、扉ページの写真は、3巻は立川のオリオン書房ノルテ店で、4巻は岩手の一頁堂書店。それぞれ、10店ほどのお店が写真取材協力店として巻末にあがっていますから、よく利用するお店や、お店で見かける店員さんの姿を見つけられるかもしれません。


シリーズ既刊同様、いずれもすばらしい内容で、本屋さんのおもしろさを子どもたちに知ってもらうには、格好の1冊になっています。版元のサイトで、目次などの詳細が見られますので、くわしくはそちらをご覧ください。


先にシリーズを取り上げたときの記事にも書きましたが、全4巻をそろえると8000円(+税)と、けっこうな値段になります。値段の価値の十分にあるシリーズだと思いますが、個人で買うにはちょっと迷われる方も多いでしょう。そのようなときは、ぜひ学校の図書室・図書館や、地域の図書館にリクエストを出して入れてもらってください。総ルビで、文章もやさしく、子どもたちが自分で読むのになんの不都合もない造りになっていますが、この本は、ぜひ大人の方も一緒に読むといいのではないかと、個人的には思います。本屋さんというのは、一人で行くのもいいですが、親子で行くのも楽しい場所ですからね。


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