空犬通信

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サンタ「からの」手紙と、サンタ「への」手紙

クリスマスと言えば。我が家では、毎年イブに読むことにしている本があります。トールキンの『サンタ・クロースからの手紙』(評論社)です。今晩も、子どもが寝る前に、親子で一緒に読みました。今も、目の前に開いています。


この本について、簡単に紹介する文章でも書こうかな、と思ったら、もう何年も前のことですが、こんな文章を書いていました。「サンタ・クロースからの手紙」(2006/12/23 空犬通信)。なんだか、文章の感じが今と違っていて、読み返すとはずかしいですが、まあ、本の紹介にはなっているでしょう。


さて。クリスマスイブ直前の3連休、そしてクリスマスイブが終わりましたね。この数日の間に、書店の店頭では、たくさんの本が、贈り物として、ギフトラッピングされたことでしょう。


本が、クリスマスプレゼントとして、たくさんの方に、とりわけ、子どもたちに、届けられるところを想像するだけで、本好きとしては、そして本を仕事にしている者としては、なんだかうれしくなります。この4日間は、書店員のみなさんにとっては、一年でもっとも忙しい4日間だったろうと思います。おつかれさまでした。みなさんのおかげで、たくさんの、本との幸せな出会いが生まれたり、これから生まれることになったりするはずです。


さて、クリスマスにはやはり本を贈りたいね、という話を書こうと思っていたんですが、去年のイブに、そのような趣旨の文章をすでに書いていました。「クリスマスには、本を」(2012/12/24 空犬通信)。書きたいと思っていたことが、全部書いてある(笑)。さすが、本人だなあ。


クリスマスと誕生日には、我が子には必ず本を贈るようにしています。ほかに欲しいものがあるときも、必ず本は添えるようにしています。この年齢になると、本は、もらうより、贈るほうが楽しいし、うれしいんですよね。ぼくは自分で本を選んだり買ったりするのが好きなので、そもそも人から本をもらうこと自体(献本はまれにありますが、個人的な贈り物としては)ほとんどありません。唯一の例外が、娘からの贈り物で、彼女は毎年、パパの誕生日には本を、それも、手作りの本を贈ってくれます。先日(12月生まれなんです)も、今年の分をもらったんですが、これが、もう(親ばか丸出しでなんですが)、ほんとにすばらしい出来なのです。


毎年手作りしてくれますから、年を追うごとに、文章も製本技術も進歩しています。今年のは凝っていて、4分冊になっていました。サイズは文庫の半分ほどの豆本。クロス装を模したのでしょう、厚紙の表紙には、きれいな色のフェルトが貼ってあって、これが4冊とも違う色になっているのです。中身は、すべて手描き。イラストもたくさん入っています。お話4つは独立しているのですが、各編の書名の一部を合わせるとメッセージになっているという。とても小学生が一人で創った/造ったとは思えない仕上がりになっていて、びっくりさせられました。うれしくてうれしくて、毎晩読み返したり、眺めたりしています。


この「誕生日」本と、娘のサンタ「への」手紙(娘は、毎年、サンタさんからプレゼントをもらうだけではなく、サンタさんへのプレゼントと手紙を用意しているので、それを、深夜、パパサンタが引き取っているのです。厳密にはパパ宛ではないのですが、まあ、そこは気づかないことにして……)があれば、今年も1年、なんとかがんばれそうな気がするのです。


ちなみに、先ほど、枕元にプレゼントを置いてきました。代わりに、サンタさんへのプレゼントと手紙をピックアップ。早速開けてみると、手作りのクッションが入っていました。添えられていた手紙には、サンタの体調を気遣うようなことばのほか、贈り物について、「そりにしいてください」とありました(泣)。今すぐ、そりが欲しいと、サンタさんにそりをリクエストしたいと、心から思いました……。



めっぽう寒いクリスマスナイトになりました。足元がしんしんと冷え、こうして駄文を綴っているとからだがぞくぞくします。今晩、深夜に、サンタに変身するみなさん、風邪など引かれませんよう。


明日の朝、子どもたちの幸せな笑顔が、あちこちでたくさん見られますように。そんなことを思いながら、もうしばらく、サンタ「からの」手紙と、サンタ「への」手紙を眺めていようと思います。



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