空犬通信

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三鷹に新しいブックカフェとブックイベントが……点滴堂と「三鷹駅前まるごと絵本市」

JR三鷹駅の北口側、駅から徒歩少しの三鷹通り沿いに、この春オープンした、古本 ギャラリー 喫茶 点滴堂。ずっと気になっていたんですが、時間・曜日がなかなか合わなくて訪問できずにしました。先日、やっと訪ねることができましたので、ごくごく簡単にご紹介を。


JR三鷹駅を北口側に出て、正面の道、中央通りをまっすぐ進みます。しばらく行くと、斜め前に武蔵野警察署が見える五叉路に行きあたります。オリジン弁当のある角を左に、少し駅側に戻るような感じで曲がって少しのところに看板が出ています。


点滴堂 看板

↑こちらが看板と入り口。


点滴堂  階段点滴堂  階段2

↑階段はこんな感じです。階段のステップの下に見える「本」は、実際に本が置いてあるわけではなくて、本の背の柄の壁紙です。壁面にもたくさんのポストカードやフライヤーが。


階段を上がり、2階にある店内に足を踏み入れます。店内は、想像していたよりも、そして外から見た感じよりも本が多めで驚きました。しかも、店内の本のテイストが見事にそろっています。ひとことで言うと「ガーリー」な品ぞろえ、ということになるのでしょうが、それにしては、ところどころに、ちょっといい具合にそのような路線からはみ出た本があったりして、なかなかおもしろいセレクトになっています。


壁面の1つがギャラリースペースになっていて、ぼくが訪問したときは、ちょうどその日に始まったばかりの「猫町展」という猫関連の展示が開催中で、女子客2人がずいぶん熱心に見ていました。


点滴堂  カード

↑「猫町展」の案内葉書とショップカード。


店内には、テーブルとイスがいくつかあり、お茶を飲めるようになっています。メニューはコーヒーと紅茶のみで、アルコールはありません。


居心地の良さそうな、とてもすてきなお店で、よく選ばれた古本やギャラリーに展示されている作品に囲まれながら、ゆっくりと読書タイムを過ごしたい向きにはぴったりのスペースに思えます。ぼくのようなオヤヂがソロで行くには、古本の棚を見るだけならいいんですが、お茶飲みながらの長居は(とくに、この日のように店内に女子がいるときは)なんとなく肩身が狭く感じるかもしれませんが、まあ、そこは好みの問題で、気にならない人には気にならないでしょう。


品ぞろえや店内の雰囲気については、古ツアさんこと古本ツアー・イン・ジャパンさんの情報が非常にくわしいので、行く前にもう少しくわしく様子を知りたい、という方は、ぜひそちらをあたってから行かれるといいでしょう。


なお、営業日と時間がやや変則的なので、近くの方はともかく、遠方から行かれる方は、必ずチェックしてから行かれるといいと思いますよ。


三鷹と言えば、線路と交差するように玉川上水が流れ、上水端は遊歩道のようになっていて、散策にもぴったり、ジブリ美術館や井の頭公園にも歩けますし、緑も多いし、駅周辺に書店も複数あるし、古書店や中古レコードの良店もあるしで、なかなか住みやすい街なんですが、お隣に人気タウン吉祥寺があるせいもあってか、ちょっと地味な印象を持たれている方も多いでしょう。


そんな三鷹を盛り上げようということなのかどうかわかりませんが、今年は、この点滴堂のほかにも、吉祥寺名物の三鷹版、ハモニカ横丁ミタカが、点滴堂と同じ、北口側にできています。また、11月には、これから紹介する、「三鷹駅前まるごと絵本市」というブックイベントが開催されたりもしています。


この「三鷹駅前まるごと絵本市」は、関連記事「三鷹駅界隈で「三鷹駅前まるごと絵本市」-絵本関連のフリマワークショップも」(11/19 吉祥寺経済新聞)によれば、《三鷹駅前周辺の商店等と連携し、「絵本でにぎわう」をテーマに世代を超えた地域のコミュニケーションの場を目指すイベント》で、名称の通り、三鷹の街を絵本関連のイベントで盛り上げようというもののようです。期間は11/24〜30で、すでに終了してしまっていますが、サイトに、参加店やイベントの一覧などが残っていますので、雰囲気を知りたい方はそちらをご覧になるといいでしょう。



最終日の11/30、ちょうど駅近辺で用事があったので、コラルの入り口のところでマップ、チラシ、おさんぽスタンプラリーの台紙をもらってきました。


三鷹駅前絵本市

残念ながら「ひとはこ絵本市」はのぞけませんでしたが、帰宅してからマップを見て、イベントの充実や参加店の数にびっくりした次第です。いやはや、こんなに充実したブックイベントだったとは。最終日にそんなことに気づくとは、地元の本好きとしてはうかつに過ぎます。猛省。来年も開催されるのかどうかわかりませんが、ぜひ毎年恒例のイベントにしてほしいものです。そして、来年開催されるときは、ぜひ期間中のイベントをいろいろチェックしたいと思います。


無料配布されていた「えほんおさんぽマップ」には、三鷹の書店・古書店・図書館・カフェ・家庭文庫などの情報が満載です。イベント期間に関係なく、三鷹駅南口エリアのブックスポット散策にとても役立ちそうな地図になっています。イベント終了後にも入手する方法があるのかどうか、わかりませんが、もしチャンスがあれば、近隣の本好きはぜひ入手しておくといいでしょう。


というわけで、JR三鷹駅の北口側にできたユニークなお店と、南口エリアを中心に行われたブックイベントを紹介しました。三鷹は、もともと太宰ゆかりの街として知られるエリアなわけですし、本関連のお店やイベントとの相性はいいはずです。吉祥寺とは違うかたちで、こうした本に関連する動きが今後も継続して盛り上がっていくといいですね。


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