空犬通信

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「書店員ナイト in 福岡」のトークに出演してきました……ブックオカ2013レポート その1

この3連休に、福岡で開催されているブックオカ2013の恒例イベント「書店員ナイト in 福岡」のトークに出演するため、福岡に行ってきました。簡単にイベントの様子を報告しておきます。(11/8追記:写真を追加しました。)


今年の「書店員ナイト in 福岡」は、11/2(土)の夜、天神のリブラボで行われました。会場は、できたばかりとのことで、木の香りのする、すてきな場所。キャパは数十人、という感じでしょうか。


当日まで心配だったお客さんの集まりですが、開始前に、予約が50人ほどになっていると聞き、ひと安心。関係者も含めてではありますが、当日の会場はそれなりにいっぱいになっていたようでした。


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↑会場はこのような感じ。広々したステージで、背面の壁には本棚も。右の写真を見ると、けっこうお客さんが入っていたのが、よくわかります。ちょっと隠れてしまっていますが、2人とも、本屋図鑑Tシャツを着ています。(写真は、下のサイン会のものも含め、すべて6次元の中村さん・道前さんが撮ってくれたものです。)


夏葉社島田さんとわたくし空犬の本屋図鑑編集部コンビによる今回のトークは、『本屋図鑑』ができるまでと取材裏話を中心とするもの。すでに、大阪・隆祥館書店や西荻窪・beco cafeで同じテーマで話していますので、気分的にはラクでした。


ただ、地縁のない場所でのトークですし(大阪は、ぼくの出身地ですし、知り合いも多いので、その意味では地縁がないという感じはまったくありませんでした)、そもそも「書店員ナイト」は《現場書店員・出版社・本好き有志の交流会》(公式ガイドより)で、トークはあくまで演し物の1つでしかありません。ですから、トーク目当てでない参加者の方もいらっしゃるわけです。


そんな、「ややアウェー」な雰囲気でのトーク。始まってしばらくの間は、あんまり反応もなくて、会場は静かな感じだったんですが、写真を使った取材裏話のあたりからは笑い声も聞こえるようになり、全体としてはいい雰囲気で終えることができたのではないかなと思います。


今回のトークでは、本屋図鑑編集部の来年の活動について、ちょっとした報告もしたんですが、それについては、後日、空犬通信の記事であらためて報告します。



トーク終了後は、サイン会に。今回はさすがに希望者はあんまりいないだろうなあ、と思ったら、意外にもけっこういらっしゃって、たくさんの方の本を二人がかりで汚してしまいました……。こればかりは、何度しても慣れませんね。


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パルコブックセンター吉祥寺店のリニューアルオープン時に展示販売した、『本屋図鑑』Tシャツが少し残っていたのを、島田さんが会場で販売したのですが、めでたく完売になったようです。驚いたことに、そのTシャツにサインをしてほしいという方までいらっしゃいました。いやはや。


本屋図鑑編集部2人による、『本屋図鑑』についてのトークはこれが最後になるかと思います。思えば、大阪・東京・福岡でトークが実現したわけで、このほかに、島田さんは単独で、または別の方との組み合わせで、あちこちでいくつもトークに出演しているわけですから、すごいことですね、冷静に考えて。本屋さん本にまつわる話を聞きたい方、それも素人の話を聞きたいと思って下さる方が、あちこちにこんなにいるとは。それを思うだけで、ちょっと胸が熱くなります。ほんと、『本屋図鑑』、作ってよかったなあ、と心から思いました。


翌日、11/3の夜もトークイベントが行われました。「ブックカフェ & NEW WAVE古書店の つくりかた」。こちらはメンバーが豪華で、東京・荻窪のブックカフェ6次元のナカムラクニオさん&道前ひろこさん、沖縄・那覇の古本屋ウララの宇田智子さん、京都の古書ダンデライオン中村明裕さんが出演。


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↑出演者のみなさん。右から司会の大井さん、ウララ宇田さん、6次元中村さん、道前さん、ダンデライオン中村さん。右の写真は、宇田さんが、写真を使ってお店(への道)を紹介しているところ。


ブックスキューブリックの大井さんが進行役をつとめ、順番に、お店のことやご自身のことを質問しながら話を進めていくやり方。著書では端正ですてきな文章を披露されていたウララの宇田さん。トークの前に短時間、おしゃべりする機会があったんですが、お書きになる文章そのままの落ち着いた話ぶりで、トークでも、その大人っぽい感じはとても印象的でした。もっと話を聞いてみたいなと思わせる、とってもすてきな方でした。


一方、数々のイベントを手がけてきたことに加え、もともとの人柄も大きいのでしょう、話慣れした明るい話しぶりの中村さんと道前さんがマイクをもつと、がらりと雰囲気が変わります。お店にまつわるエピソードも、信じられないようなものがいっぱいで、大いに笑いをさそっていました。


古書ダンデライオンの中村さんは、訥々としたやわらかい関西弁が印象的。古い町屋に手を入れたというお店の話がおもしろかったのですが、什器が、加藤京文堂のものだと聞いて、びっくりしてしまいました。というのも、この加藤京文堂は、個人的に、とても想い出深い古本屋さんの1つで、以前に、こんな記事を書いたりもしているからです。中村さんのお店にはまだ行ったことがないのですが、これは行かないわけにはいかなくなりました。


みなさん、縁のある方ですし、ブックカフェbeco cafeでトークイベントを企画・主催したり、古書を出品したりしている身には、テーマ的にも非常に気になりますので、最後まで聞きたかったんですが、この晩の飛行機で帰京することになっていたため、途中までしか聞けませんでした。それぞれの話はおもしろいのですが、やはり、みなさんでのトークですから、出演者同士のからみも聞きたかったところ。ぼくが出た後に、トークがどんなふうに展開されたのか、とても気になるところです。


ちなみに、この日、11/3の日中には、一箱古本市が予定されていたのですが、残念ながら、雨で中止となってしまいました。リブロ、紀伊國屋、ツタヤなど、知り合いを含む書店員のみなさんが出店すると聞いていましたし、お店を訪問したことのない宇田さんや中村さんがどんな本を並べるかも興味津々、とても楽しみにしていましたし、そのために半日空けていたので、がっかりです……。


というわけで、今回は、福岡で雨に降られてしまったため、あまりたくさんの書店を見て回ることができなかったのですが、昨年、一昨年のレポートには登場していない新規店なども見てきましたので、明日以降、稿をあらためて、簡単にレポートをまとめたいと思います。熊本と福岡に分けてまとめます。


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