吉祥寺書店員の会「吉っ読」に参加している吉祥寺&三鷹の書店4店による合同フリペ、「ブックトラック」。この夏はブックンロールに『本屋図鑑』にと、編集人のわたくしが忙しくしていたもので、発行が遅れていましたが、このたび、第5号が完成しました。

まもなく、BOOKSルーエ、パルコブックセンター吉祥寺店、啓文堂書店三鷹店の3店で配布開始となります(啓文堂書店吉祥寺店は一時閉店中のため、今回は配布がありません)。吉祥寺・三鷹の書店にお寄りの際はぜひ探してみてください。各書店での配布が始まった後になりますが、西荻窪のブックカフェbeco cafeでも配布予定です。
「ブックトラック」5号、吉祥寺・三鷹の書店をご利用の方、近隣にお住まいの方は、ぜひ配布店の店頭で入手いただければと思います。遠方にお住まいで、店頭に取りにいけないが、欲しい、読みたいという方は、コメント欄にてご相談ください。なお、いつも空犬宛てに書店フリペを送ってくださるみなさんや、フリペ展などイベントでお世話になっているみなさんにはお送りしますので、しばらくお待ちください。
「ブックトラック」、今回は、吉祥寺の書店の変化、『本屋図鑑』、海文堂書店の3本立てです。いずれも、それ1つだけで特集号を作ってもいいようなテーマですが、今回は1つの号にぎゅっと詰め込みました。
吉祥寺関連では、パルコブックセンターの改装について、現店長の栗田さんが寄稿。ルーエ・啓文堂・PBCの3店の変化について空犬も1本、書きました。毎号恒例の対談・インタビューには、『本屋図鑑』の得地直美さんにご登場いただきました。海文堂書店については、自ら手がけた詳細な店内図掲載のフリーペーパー「海文堂の伝言」を作ったBOOKSルーエ花本氏と、海文堂書店の写真集『海文堂書店の8月7日と8月17日』(完売・重版未定)を刊行した夏葉社の島田さんが、それぞれ海文堂書店についての文章を寄せてくれました。
まもなく吉祥寺・三鷹の書店で配布開始となるフリペ「ブックトラック」5号、店頭で見かけましたら、ぜひ手にとってみてください。


↑BOOKSルーエ(左)とパルコブックセンター吉祥寺店での配布の様子(10/21の様子です)。
なお、先日の記事でもふれましたが、あらためて。まもなく始まる福岡の地域ブックイベント、ブックオカ2013。主催イベントの1つで、《今年で3回目、全国の本を愛する書店員が作ったフリーペーパーがブックオカに集結!》という「第3回 書店フリペの世界展」に、「ブックトラック」も、昨年に続いて、参加させていただけることになりました。
配布予定のフリーペーパーは以下の通り(サイトの掲載順):
「ハセガワしんぶん」(長谷川書店)
「はれどく」(全国の書店員による書店横断フリーペーパー)
「えほんっておもしろい」(丸善博多店)
「徳政令」(ブックスルーエ)
「クロクロ」(黒木書店井尻店)
「次読むならコレにしやぁ〜!」(精文館書店中島新町店)
「La!BUNKO」「ナガショ通信」(長崎書店)
「ブックトラック」(吉祥寺&三鷹の書店合同フリペ)
「31文字の可能性。」(書肆侃侃房)
「キューブリックマガジン」(ブックスキューブリック)など。
ルーエの「徳政令」も参加していますから、吉祥寺発の書店フリペが2種も福岡で配られることになるんですね。
配布店は、紀伊國屋書店福岡本店、黒木書店井尻店、ジュンク堂書店福岡店、ブックスキューブリック(けやき通り店/箱崎店)、丸善博多店、リブロ福岡天神店とのこと。開催期間は、11/1〜20。配布店によって、配布フリペが異なるそうですので、書店フリペ好きは、ぜひ配布各店、できれば全店でのチェックをお忘れなく。

↑ブックオカ2013の公式ガイド。