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空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

翼の王国、アサヒカメラ、ダ・ヴィンチ……雑誌の書店特集が続きます

忙しくて、なかなかまとめられずにいたのですが、雑誌の書店特集がいくつか続きましたね。



ANAの機内誌『翼の王国』の特集は、「BOOK CITY, TOKYO 小さな本屋のある街」。これって、通常ルートでも手に入るものなんでしょうか。中身を見ていないのでなんとも言えませんが、往来堂書店他が取り上げられているそうです。内容を確認できたら、またあらためて紹介したいと思います。


『東京ウォーカー』の特集は、「本屋の進化がとまらない」。オールカラー12ページの特集。「Book store of New Style」「Book store of like a home」「Book store is MUSEUM/Library」「Book store is FREE!/Kitchen」といったテーマ小見出しが示され、そのコンセプトにぴったりの店が紹介されるという感じで、ブックカフェやセレクト系のショップ数店が取り上げられています。


お店のセレクトや記事の切り口についてどうこう言うつもりはありません。ただ、特集の最初の見開き、リードにあった《本屋は本を買う場所から本を楽しむ場所へ進化した。》はちょっと気になりました。書店は、最近になって進化してそうなったわけではなく、以前から「本を楽しむ場所」だったと思うからです。新しい書店の動きを取り上げるのも、それをわかりやすいかたちで伝えてくれるのもいいことだと思います。ただ、従来の本屋さんが、まるで「本を楽しむ場所」ではなかったかのような書き方はちょっとどうかな、という気が、本屋さん好きとしてはどうしてもしてしまいます。


壇蜜さんの表紙とグラビアで話題のようですが、書店好きとしてはやはり「写真集のある書店たち」という記事が気になります。《昨今、写真集を取り扱う書店が大都市を中心に増加中。古書や洋書を含めたバラエティに富んだ写真集を扱っているお店が多いようです。そんな中から東京都内の書店を6店セレクト。どんな写真集が人気なのか? オススメの写真集は?  店主の方や売り場責任者の方にインタビューしてきました》という内容。




取り上げられているのは、shelf、森岡書店、代官山蔦谷書店、小宮山書店など、洋書・和書、新刊・古書を取り混ぜた6店。1ページで1店が、オールカラーでお店と店主の写真入りで紹介されています。


そして、最後、7/5発売の『ダ・ヴィンチ』8月号、特集は「わたしの街の本屋さん」。7月号の次号予告によれば、各地の書店が紹介されるのであろう「わたしの街の本屋さん」、永江朗さんと山崎ナオコーラさんによる「ぶらり東京書店めぐり」、「イケメン書店員グラビア」などの記事があがっています。どれぐらい「本屋さん」度の高い特集になっているか、また、いつものお店をいつものように取り上げる感じを脱しているか、そのあたりがすごく気になりますね。


特集自体、とても楽しみなんですが、今回の書店特集、個人的にさらにうれしいのは、『本屋図鑑』を取り上げてもらえるらしいこと。スペース的にはごくごく小さなもののようですが、それでも、商業紙誌で取り上げられるのは、もちろん初めての機会です。どんなふうな扱いになっているか、楽しみです。こちらは発売になって入手しましたら、また空犬通信で報告したいと思います。

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