空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

ブックオカ訪問、まもなくです……そして、今回は熊本の長崎書店にも

しばらく前の記事で、福岡のブックイベント「ブックオカ」のことと、ブックオカのフリペ展に「ブックトラック」が参加することになったことなどを書きました。


そのブックオカの公式ガイドブックを、現地の知り合い書店員さんが送ってくれました。うれしいなあ。


ブックオカ2012 がいどぶっく

もちろん、現地についたらすぐに入手のつもりだったんですが、ガイドブックが事前にあると、よそのエリアから参加する者としては、ほんとに助かるんですよねえ。訪問前に書店の地図やイベント一覧を確認できるので。


早速、中をぱらぱら見てみると、実行委員の方々が写真入りでコメントを寄せているページがあります。去年のブックオカ、書店員ナイトでお会いした方々が何人も。うち何人かの方は、寄稿もしていて、文章を読んでいるだけでも愉しい。なかでも、「姉さん」呼ばわりして勝手に慕わせてもらっている、『書店員タカクラの、本と本屋の日々。…ときどき育児』の高倉美恵さんによる「オカンが読書を取り戻すまで」は最高です姉さんが去年のガイドブックに寄せた文章も最高でした)


そのブックオカ、今年は、11/3の一箱古本市に合わせて行ってきます。もちろん、前後に博多駅周辺と・天神界隈を中心に、書店回りもしてくる予定です。とくに楽しみなのが、昨年訪問時はオープンの少し前にあたってしまい、お店を見ることがかなわなかった、リブロ福岡天神店。そして、移転のことを失念していてたどりつけなかった、書斎りーぶる。


今回は、福岡の後で、熊本にも足をのばして、念願だった熊本の老舗書店、長崎書店を訪ねてこようと計画しています。長崎書店さんについては、以前の記事に、こんなふうに書いていました。《九州自体に行く機会がないところに持ってきて、熊本は、ブックオカなど福岡の用事と併せ技にするのもなかなか難しく》。短期間の滞在では、九州内での移動など無理だろうと、頭から決めてかかっていたのですが、聞けば、博多・熊本間は新幹線で1時間もかからないというではないですか。しかも、帰りの飛行機は、熊本・羽田便もあります。これは、寄らない手はありません。


そんなことを考えていたら、ほんと、偶然は重なるもので、その長崎書店さんの長崎さんに、東京でお会いできることになってしまったのです。セッティングしてくれたのは、往来堂書店の日比さん。なんでも、長崎さんは、割によく東京に来ていらっしゃるそうで、そのたびに、往来堂書店にお寄りになるのだとか。往来堂の冊子がきっかけなのかどうかわかりませんが、たまたま当方の名前が出て、よかったら食事会を一緒に、などということになり、先日、神保町で、長崎書店の長崎さん、スタッフの児玉さん、往来堂書店の笈入さんと日比さん、それに空犬という組み合わせの会が実現してしまったのです。


長崎さん、児玉さんにはお目にかかるのは初めてで、メールやツイッターでのやりとりもまったくなかったんですが、とても初対面とは思えないぐらい、最初から書店の話で盛り上がってしまって、2軒目を閉店時間だからと追い出されるまで、わいわいと話し込んでしまいました。いやあ、あれは実に楽しい時間だったなあ。


話をうかがって、ますますお店を訪問するのが楽しみになりました。お店の様子は、後日、ブックオカや福岡の書店の様子と合わせて、レポートしたいと思います。


その前に、最近の同店の様子・活動がわかる記事や、グッズなどを紹介しておきましょう。まずは、2回目にして、早くも熊本の定番文庫フェアになりつつある「La!Bunko」。今年は、10月の初めにスタートしていて、11月末まで。関連記事は、こちら。「長崎書店、La!Bunko2012秋がスタート」(10/10 文化通信) 。


長崎書店 LaBunko 2012 冊子長崎書店 LaBunko ポスター2長崎書店 LaBunko ポスター1

↑こちらが冊子。オールカラーで分量もすごかった昨年のものよりは少し落ち着いた感じのものになりましたが、デザインといい中身といい完成度の高さは変わらず。表紙のイラストもいい感じですね。立派なポスターも2種、作られています。(昨年の冊子は、こちらに写真を上げてあります。)


ちなみに、現在開催中の「La!Bunko 2012」ですが、記事によれば、《開始時点で1日約20冊前後の売り上げと、11月末までの目標売上1000冊に向けて順調な滑り出し》だそうですよ。


長崎書店 グリーンブックス

↑この夏、6月から7月にかけて、ギャラリーで開催した「グリーンブックスフェア」。いわゆるバーゲン本のフェアで、それ自体はあちこちの書店で見かけますが、長崎書店がすごいのは、「バーゲン」という語を避けたネーミングとし、フェアの案内ロゴも洗練されたデザインにして、ギャラリーを使って開催することで、従来のバーゲン本にありがちな、「残り物」感を払拭したこと。


この試みは成功したようで、先日、長崎さんにうかがったところ、ひと月で約1400冊(!)が売れたといいます。桁を聞き違ったのかと思ってしまいました。いやはや、すごい数ですよ、それは。関連記事はこちら。「長崎書店(熊本)、バーゲン本で「グリーンブックスフェア」開催」(6/15 文化通信)。


長崎書店 原画展チラシ1長崎書店 KLASチラシ

↑長崎書店では、ホールやギャラリーを使って、こうしたイベントやフェアを積極的に手がけていることでも知られています。「La!Bunko 2012」の選書にはかなりたくさんの方が関わっているのですが、それがすべて熊本ゆかりの方で、お店を核にすごい地元人脈が築かれているのがわかります。それらの人のつながりは、こうしたイベントやフェアによって、さらにそれが広がったりしているのだそうです。


地元に根ざしたイベントやフェアなどの活動が、地域の本好きの刺激になっているのは間違いないでしょう。そして、それが単なる文化活動に終わらず、お店の売上に結びついているのだとしたら、ほんとにすばらしいことですよね。来月の訪問時には、そのあたりも、店頭の様子と一緒に取材させてもらってくるつもりです。ほんと、楽しみだなあ。


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