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空犬通信

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原宿にTokyo's Tokyoオープン……新刊書店の開店閉店、追記です

網羅性も速報性も期待されていない弱小書店ブログではあるんですが、それでも一応、新刊書店の情報を追いかけている身としては、開店閉店情報をまとめた直後に気になるものが続けて判明してしまうと、ふれずにいるわけにもいいかないなあ、という気になってしまいます。別に、誰に頼まれているわけでも、期待されているわけでもないことは十分承知のうえ、なんですけどね(苦笑)。というわけで、数は少ないですが、補足記事をアップします。


  • 4/19 【オープン】芳林堂書店鷺ノ宮駅店
  • 4/25 【閉店】書原本郷店(49)
  • 4/18 【オープン】Tokyo's Tokyo(51)
  • 5/ 7 【オープン】くまざわ書店日野店(115)
  • 5/24 【オープン】ヤマト屋書店仙台三越店(350)

芳林堂書店鷺ノ宮駅店は、規模などの詳細はわかりませんが、西武新宿線鷺ノ宮駅3階にできるお店。4/17オープンと告知されていたのが2日延期になったようです。鷺ノ宮は書籍の扱いのあるTSUTAYAもありますが、ちょっと離れてますから、いちばん近い競合店だと、鷺ノ宮駅北口側の鷺乃書房でしょうか。地元の本好きにはうれしいニュースでしょうね。


書原本郷店については、開店直後に、こんなレポートを書いています。そちらに書いた通り、書原らしい、とてもいいお店だった印象がありましたので、2年もたたぬうちに閉店となってしまうとは、本当に残念です。


アカデミックな客層の期待できる街で、駅からそんなに離れているわけではない場所の路面店で、近隣に大型店もなく、立地も悪くありません。品揃えには個性がありながら、ふだんづかいのお店としても使いやすい、コンパクトなお店だったのになあ。こういうお店がやっていけないのだとすると、書店応援派としては、悲しくなってしまいます。


Tokyo's Tokyo(トーキョーズ トーキョー)は、原宿の神宮前交差点にオープンした商業施設「東急プラザ表参道原宿」内、5階にできたお店。関連記事を2件、あげておきます。「漫画・アニメがテーマの編集型雑貨店「トーキョーズ トーキョー」、東急プラザ表参道原宿に」(4/14 シブヤ経済新聞)、「東急プラザ :表参道原宿に18日オープン マンガがテーマ「Tokyo’s Tokyo」など」(4/16 毎日新聞)。毎日の記事には、写真特集もあり、店内の様子がたくさんの写真でたしかめられますので、そちらもチェックをお忘れなく。


どのようなお店なのか、が気になるところですが、しぶや経済新聞の記事には、《漫画・アニメ文化をテーマにした編集型の雑貨店》で、《同店の漫画はブックディレクター幅允孝さん(BACH)が》担当した、とあり、毎日の記事には、《アニメやマンガをコンセプトとした雑貨&書店》で、《ブックディレクターの幅允孝さんがマンガや書籍》をセレクトしたとあります。書籍の扱いがあるのか(毎日の写真特集を見るかぎり、マンガ以外の書籍も置かれているようですね)、「書店」と呼んでもいいお店なのかについて、微妙な違いがありますが、ヴィレッジヴァンガードに代表される雑貨などを一緒に扱う広義の新刊書店の1つと考えていいでしょう。


「アニメやマンガをコンセプト」という部分ですが、お店の様子についてはこんなふうに説明されています。《「漫画の中にいるような感覚を体感できる空間」をコンセプトにした店内には、漫画本を開いたようなコマ割りや吹き出し・効果線を取り入れたオリジナルの什器を配置。店員のユニホーム・ショップコートは東コレブランド「アンリアレイジ」が担当し、本来隠すべき縫い代に色を付けるほか、あえて外表に縫うことで「漫画における『線』」を作るという。》(しぶや経済新聞)


マンガの関連商品やフェア・イベントなどについては、こんな感じ。《“音楽”をテーマに「けいおん!」「坂道のアポロン」などのマンガとヘッドホン、“マンガ家”をテーマに「まんが道」「アオイホノオ」「バクマン。」「失踪日記」などのマンガとメモ帳やインク、「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズと同作のTシャツを販売するなど、マンガや雑貨、アパレルをテーマ別に陳列している。5月中旬までアニメ「宇宙兄弟」の原画展を開催しており、今後はマンガ家を招いたイベントも予定。》(毎日新聞)


《「ワンピース」に登場する世界政府海軍本部・三大将の正装コート、「バクマン」が漫画家をモチーフにした漫画であることから、漫画の表現の特徴でもある「ド」「ッ」など擬音語・擬態語のリング、「魔女の宅急便」の主人公キキが頭に赤いリボンを巻いていることから赤いリボンのポーチ、「ジョジョの奇妙な大冒険」第4部「ダイヤモンドは砕けない」に登場するイタリアンシェフ、トニオ・トラサルディーをモチーフにしたTシャツなどを扱う予定。》(しぶや経済新聞)


このトーキョーズトーキョーは2店目。1号店は、羽田空港第2旅客ターミナルにあり、そちらは、《2009年、国内初の空港オリジナル編集型店舗として》オープンしたお店なんだとか。《1号店では「東京発の旅」をコンセプトにしていたが、2店舗目となる今回の店舗では、出店エリアの特性に合わせて漫画・アニメ文化をコンセプトに据えた》とあります。1号店については全体のプロデュースと本のセレクトを幅さんが手がけています。1号店については、こちらを。


写真を見るかぎり、施設自体はもちろん、お店も、40過ぎのおやぢが気楽にうろうろできるような感じではなさそうなんですが(さらに言えば、原宿という街自体、この年になるとなかなか足が向きません)、ちょっと気になるお店なので、近く、見に行ってくるつもりです。


くまざわは、JR中央線日野駅前にできる2フロアのお店。


びっくりしたのは、仙台のヤマト屋書店。仙台の書店事情は、この空犬通信でも何度か取り上げていますが、仙台駅前エリアに大型中型の書店複数が集中する新刊書店激戦区。街の規模や人口から言っても、現時点ですでにオーバーフロアな感じになっているわけですが、さらに新刊書店ができるとは。三越の地下2階にできるお店ということで、駅前の大型店集中エリアから少し離れてはいますが、一番町には、あゆみBOOKS仙台一番町店がありますからね。


ヤマト屋は、350坪と、デパート内の書店としてはけっこう広めのお店。あゆみBOOKSは仙台店が130坪ぐらいだそうですから(ちなみに、仙台一番町店は200坪ぐらい)、単純にサイズのうえでは、3倍弱ぐらいの規模になるわけですね。小規模ながら路面店でアクセスのいいあゆみと、大規模(といっても、仙台駅周辺のメガストアと比べると半分以下ですが)ながら商業施設の地下2階のヤマト屋、という構図ですね。今年もチャンスがあれば仙台には行きたいと思っていますので、仙台行きが実現したら、自分の目で見てきたいと思います。


追記(4/18):上の記事で、注記も何もなしに、さらりとふれてしまいましたが、あゆみBOOKS仙台一番町店は、震災の影響で閉店となったまま、現在も再開の予定が発表されていない状況です。サイトには、《東日本大震災の被害が甚大であるため、被害からの復旧計画や営業再開の期日など諸々含めて現在、調整検討を行っております。詳細が決まり次第、このホームページにてお知らせいたします》とあります。同店の一日も早い復旧、再開を一書店好きとして、心からお祈り申し上げるととともに、不用意な書き方をしてしまったことをお詫び申し上げます。


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