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空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

おもしろブログ紹介サイト「スゴブロ」のランキングに取り上げていただきました

ようやく本業の仕事が一段落、少し余裕ができたので、あちこちの書店に顔を出す時間がとれるようになり(仕事の用事ではあるんですが)、やっぱり書店はいいなあ、楽しいなあ、と、そんなことを毎日再確認している空犬です。


こういうことを自分で紹介するのもどうかなあ、という気がしないでもないのですが、せっかく選んでいただいたことなので、ちょっとご報告を。「スゴブロ」という、名前の通り、すごいブログ、おもしろいブログを紹介しているサイトがあります。サイトの説明によれば、《この「スゴブロ」のもとをたどると、04年に宝島社から刊行された『このブログがすごい!2005』という本になります。あまり有名ではないけれど面白いブログを紹介しようと作った本でしたが、大きく支持してもらったので、これ以降、05年、06年も本という形でやり、07年からはこの「スゴブロ」というサイトを立ち上げて、毎年ベスト20ブログを発表しています》というもの。


本は知っていましたが、サイトに移行してからは、勉強不足で存じ上げませんでした。その「スゴブロ」の、「「スゴブロ2012」ベスト20」というのに、なんと、どういうわけか、驚くべきことに、我が駄ブログが選ばれたというのです。15位。前後に並ぶ、力の入った、いかにもおもしろそうなブログを見ると、なんかもう、うれしいよりもはずかしくて、ほんと、恐れ多いです……。


空犬通信をふだん読んでくださっている方ならお気づきの通り、好きでやっていることではあるんですが、その割には、けっこうしょっちゅうくじけそうになっているんですよね。そういうときにかぎって、楽しみにしているとか、よくぞ書いてくれたとか、そういうことを言ってくださる方が奇跡のように現れて、背中をおしてくださるものですから、それでなんとかやっていけているような次第で。


以前にも書いたことで、重なってしまうんですが、また書いておきます。なぜ、こんな書店のことばっかり書いてるの? と、最近は、そういうものだと思われるようになったせいか、以前ほど聞かれなくなりましたが、それでも、新たに知り合った方だと、そんなことを聞かれたりするんですね。さらに、書店員の集まりをやっているんだとか、本と書店のイベントをやっているんだ、などと言おうものなら、何の金銭的な得にもならぬことをなぜ好きこのんで、って。そこまではっきり言われませんが、まあ、そのようなニュアンスで言われたりするわけです。


でもね、説明のしようがないんですよ。好きだから、としか言えないんですよね。


この夏に、また性懲りもなく、本と書店と音楽のイベント、ブックンロールをやるぞと計画していまして、先日、そのキックオフのような会をやったんですね。そのときも、こんな話をしました。出版の世界、書店の世界って、現場にいる我々からしたら、こんなにおもしろくて、こんなに元気なのに、報道されるときって、必ず「不況」とセットで語られて、もう「出版不況」って、四文字熟語みたいになっちゃってますよね。それって、やっぱり悔しいんですよ。この世界を心から愛してる者としては。


書店の店頭見てても、あちこちの書店で出ているフリペを見ていても、毎月の新刊を見ていても、ぼくの周りのごくごくかぎられた書店員さんたちの話を聞いているだけでも、こんなにおもしろいのに、って。もちろん、いけいけの産業だとは思っていませんよ。苦しいのも厳しいのも十分にわかっています。でも、そんなの、どこだってそうだしね。おもしろい話してるほうが楽しいしね。


だから、そのおもしろさを、書店の世界の、本の世界のおもしろさを、なんとか伝えたいんです。こんな弱小blogに何を書こうが、中央線沿線の街の、小さなライヴハウスで数十人相手にイベントをやろうが、そんなの、なんの効果も意味もないかもしれない。それどころか、もしかしたら、ほんとうに売上不振、人員不足に苦しんでいる書店や出版社の関係の方にしてみたら、余計なお世話以外のなんでもないかもしれない。それでもね、やりたいんですよ。


先日の会の後、ある方が、こんな主旨の感想をメールでくれました。本好きで不況の話をしない前向きな人たちの集まりは大好きだ、と。ある方は、ここにいるときだけ、この業界しんどいよね、ということを忘れていられる、と。空犬通信を読んだり、空犬名義で関わっているイベントや会に参加したりしてくださった方に、こんなふうに思ってくれる人がいるかもしれないと思うと、もうちょっとがんばってもいいかなと、そんなに意味ないことでもないのかなと、思える気がします。


「スゴブロ」を主催されている岡部敬史さま、ありがとうございました。そして、いつもこの駄文にお付き合いくださっているみなさま、本当にありがとうございます。



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