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空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

TOM、ぶんこでいず、無暦……書店フリペを紹介します

今日もやっぱりよれよれの空犬です。blogやツイッターには、本業のあれこれ、とくに愚痴めいたことは書きたくないのですが、このところ、ずっといっぱいいっぱいの状態が続いてまして、しかもこれがしばらく続くものだから、もう大変。別に多少忙しいのはいいんですが、書店に行く時間を十分にとれないのが残念。今日は、用事があったので、大急ぎで池袋の3店、旭屋、ジュンク、リブロを回ってきたんですが、ただ用事を済ませてくるだけ、みたいになってしまって、なんか、かえってさびしい気も……。


そんな状態なもので、blogの更新もけっこうしんどかったりするんですが、でも今日はちょっとがんばって、書店フリペの紹介を。このブログで紹介するために、自分で見つけたり、教えてもらったり、送ってもらったりした書店フリペの情報はせっせと自分でまとめているんですが、これがもう大変な数で、なかなかまとまりません。


これだけあちこちで盛り上がっていて、離れているエリアの書店フリペもたくさん読むことができるようになっても、(当たり前のことではあるんですが)知らない書店フリペってまだまだあるんだなあと、そんなことをあらためて実感しています。というのも、今日、こんなすてきな書店フリペの存在を教えられたからなのです。岩手県盛岡市の書店、東山堂の三ツ割店で発行している『TOM』がそれ。


フリペのサイトがあって、そちらにはこんな紹介文があります。《『TOM』は、東山堂の店頭で配布される本の情報誌として、三ツ割店で誕生して4年目を迎えました。書店員がおすすめする本の紹介や、実在のスタッフをモデルにしたコミックエッセイなど、すべて手書きの誌面は、時代に逆行した超アナログのフリーペーパーとしてお客様の注目を集めています。》


残念ながら、実物は見たことがないんですが、サイトにあがっている最新号やバックナンバーを拝見すると、いやはや、これが実に楽しいフリペになっているではないですか。


最新号の体裁を見ると、全12頁、上の紹介にもある通り、オール手書きで、実際のサイズはわかりませんが、A5判でしょうか。色紙(かどうかはわかりませんが)に黒1色で刷られているようです。
中身のほうも、本の紹介はもちろんですが、コミックはあるし、本の紹介にぜんぜん関係ないページもあるし、イベント紹介はあるしと、なかなかにぎやかな中身になっています。レイアウトや見せ方にも工夫があって、ぱらぱら眺めていて楽しい紙面になっています。


4年目を迎えたとありますが、お客さんに支持され、長く続いているのもうなずける内容ですね。機会があったら、ぜひ、実物を見てみたいものです。同店のご利用の方はもちろんご存じだろうと思いますが、近隣の本好き書店好きの方も、ぜひこの楽しいフリペを、店頭で探してチェックしてみてください。


あと、ずっと紹介したいと思いつつ、機会を逸していたこちらを。大阪寝屋川市のTSUTAYA寝屋川駅前店で発行している『ぶんこでいず』。まずはこの紙面をご覧くださいな(写真は、8月号)。


ぶんこでいず 8

フリペの作り手の方に、紹介したい本、書きたいこと、伝えたいことがたくさんあって、それがもうぎゅーぎゅーに詰まってる感じが、じゃんじゃん伝わってきますよね。いやはや、すばらしいです。


体裁は、A4モノクロ両面で、部分的な切り貼りをのぞき、ほぼすべて手書き。読みやすい文字でこまかいところまでぎっしり書き込まれているほか、イラストに描き文字にと、地の模様にと、ディテールもすごいことになっています。担当されているのは、ネコ村(マリ猫)さん。これ、お一人で作っているのかなあ。だとしたら、すごいなあ。


タイトルに文庫とあり、文庫売り場からお送りします、と本文にもある通り、内容は、文庫の話題オンリー。今回はちょうど夏文庫の季節ということで、表は大手3社の夏文庫の話題、裏は、新刊情報とスタッフの方のおすすめとになっています。


ちゃんと確認してませんが、おそらくフリペコラボには参加されていないお店だと思いますので、関東では入手が難しいかもしれません。関西の方は、ぜひぜひ、同店で実物をゲットしていただきたいところですが、他のエリアの方で、実物をどうしても見たい!という方は空犬通信にご一報ください。


最後にこれも。以前の記事で紹介した、東京立川市のオリオンパピルスで発行しているフリペ、というか小冊子、『無暦』。その創刊準備02号がしばらく前にできたようです。


無暦 創刊準備2

前号が創刊準備号で、今回は創刊号なんじゃないの?と、当然思われるでしょう。そのあたり、担当の里見さんに聞いたら、まだ創刊できる状態にない(とは、この紙面を見るかぎりではぜんぜん思えないのですが、ご本人にとっては、という意味で)そうで、きっちり準備をして、続刊を(できれば定期で)出せるようにしてから、「創刊」としたいのだそうです。創刊後のプランも聞いてきましたが、そこまでがんばらなくても……と、こちらが心配になるぐらい、しっかり準備をしているようなので、「創刊」がますます楽しみです。


で、今回の創刊準備02号、いろいろな方が稿を寄せていた前号と違い、作り手である里見さんがすべての文章を手がけています。タイトルの「無暦」については、以前の記事でも、早稲田の古本屋・古書現世の向井透史さんのツイートを引かせていただき、その由来を紹介しましたが、今回は、命名者である里見さんが、無暦堂のことを書いています。この誌名が気になった方は、ぜひこちらを。


なお、この「無暦」ですが、以前に紹介した記事を読んで、パピルスに探しにいった方で、見つけられなかった、という方が複数いました。フリペコーナーがあるわけではなく、レジそばのわかりやすいところに置かれているわけでもないので、店内のあちこちを探してみてください。そうやって、いろいろな棚を見ているうちに、ふと出会える、というほうが楽しいに決まってますからね。


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