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空犬通信

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この秋冬も大型オープンが続きます……新刊書店の開店関係いろいろ

書店blogを標榜しているくせに、気がつけば脱線ばかり、新刊書店関連の話題をしばらく取り上げていませんでした。あんまり新しい情報はないのですが、新規&リニューアルオープンの関係を少しまとめておきます。この秋から冬にかけて、新刊書店の開店では、大きなものがいくつか続きますね。


(*以下、開店日は今日の時点で判明しているもので、変更になる場合もあります。坪数は発表されたものか、関係者の方からヒアリングしたものをあげていますが、文具など他メディアを含めるかどうかなど、媒体により違いがあることもあります。)


特に、10月は、5日にMARUZEN&ジュンク堂書店静岡店(新静岡セノバ内)、14日にコーチャンフォー北見店(北海道北見市並木町、ブックオフ北見店跡地、1707坪)、中旬にジュンク堂書店 岡島店(甲府市、岡島百貨店内、780坪)と、規模的に、話題的にも大きなものが続きます。


11月は、日程がまだわかりませんが、朝日全面広告で話題を呼んだ蔦屋書店代官山店がありますね。また、すでに18日には、リブロ天神店(岩田屋本館内、350)がオープンとなります。後者については、すでにいろいろなところで、天神に「復活」「帰ってくる」などと書かれているように、一度撤退したエリアに同じチェーンが再出店する(例がないわけではないですが)めずらしいケースとなっています。いろいろ関連の記事はあるようですが、たとえばこれ。「天神に書店「LIBRO(リブロ)」が帰ってきます♪」(9/12 福岡アンテナ)。


福岡市の天神エリアといえば、新刊書店業界に関心のある方には説明不要かもしれませんが、複数のチェーンが進出・撤退を繰り返しながらしのぎをけずり、かつては「天神ブック戦争」などと言われたこともあるほど、新刊書店の競争が非常に激しいところとして知られています。興味はあるものの、なにしろ行ったことがなく、残念ながら、現地の様子や個々の店のことがわからないので、自分ではくわしい説明ができませんので、代わりに、これを。「ブック戦争」(2006/12/16 シンクタンク・バードウイング)。少し前の記事ですが、その分ひと昔前、90年代から数年前までの様子がわかるものになっていますね。


多くのチェーンの出入りの様子や、最初にリブロが天神に出したお店のことなどにもふれられていますので、興味のある方は、ぜひ記事をご覧ください。


最初の出店時といろいろ事情が変わっているのはもちろんとしても、今なお、書店激戦区であることは変わりない天神エリア。そこに再出店、それも、最近ではそれが当たり前になってしまった感のある「超大型店」で乗りこむのではなく、あえて大きめの中規模店ぐらい(350坪とのこと)での出店というのが、ちょっと目を引きますね。商業施設内のワンフロア店としては、いいサイズだと思いますし、当然、他のお店との差異化も考えられているのでしょう。個人的に注目している出店の1つで、楽しみです。


秋の福岡と言えば、毎年行きたい行きたいと言いながら、いまだに果たせてないブックオカ訪問もあります。この秋は仕事の関係で、ちょっと福岡行きは厳しそうなんですが、なんとか、時期を合わせて見にいけたらなあ、などと夢想中です。


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