今日は本の話題です。まずは、発売前から楽しみにしていた、これらのムックから。
- 神田古書店連盟『神保町公式ガイド(メディアパルムック)』Vol.2(メディア・パル)
- 『神田神保町古書街2012(毎日ムック)』(毎日新聞社)
神田神保町の古書街のガイド本は、昨年に「公式ガイド」がデビューしたことで、2種が店頭に仲良く並ぶことになりましたね。昨年の2点については、こんな記事や、こんな記事を書いています。
さて、今年の版ですが、昨年同様、神保町での書店の扱いなどをみると、やはり公式ガイドが優勢のもよう。値段が安く(公式が1200円、毎日が1500円、ボリュームもあって、さらに「公式」の冠付き、と有利な条件がそろってますからね。でも、表紙は毎日のほうが好みだなあ。どちらも売れるといいなあ。公式ガイドはもう購入済みなんですが、毎日ムックのほうがまだなので、2冊そろえて、内容をチェックしたら、またあらためて取りあげたいと思います。
で、これらのムックが出ると、すぐに、秋の古本祭りのシーズンですよね。都内で秋の古本祭りと言えば、なんと言ってもこの2つ。
- 第26回 早稲田青空古本祭
会期:10月1日(土)~6日(木)
時間:10:00~19:00(最終日17時終了)
会場:穴八幡宮境内
「読書の秋はワセダから」でおなじみですね。全20店舗参加、のべ30万冊の規模で、まさに「年に一度の大バーゲンセール」。楽しみだなあ。ただ、今年は運悪く土日が埋まってしまっているので、平日に時間がとれるかどうか。今から仕事、調整しておかなくっちゃ。
- 第52回東京名物神田古本まつり
会期:10月27日(水)~11月3日(木・祝)
会場:神田神保町古書店街
こちらも、毎年紹介してますから、説明不要ですね。参加店約100店舗、出品点数のべ100万冊余という、東京で、というか日本で最大の古本祭り。こちらは職場のある神保町での開催ということで、毎年欠かさず参加。平日は毎日、昼に夕にとぶらぶら歩いています。今年も今から楽しみです。
秋の古本祭りと言えば、なんといってもこの2つなんですが、規模の小さいものも含めれば、ほかにもいろいろ古本市・即売展はあるんですよね。くわしくは、古本市・即売展をまとめているサイトをあたってみてください。たとえば、ぼくもいつも参考にさせてもらっている四ッ谷書房さんの東京古本市予定表がありますよ。
こまかく網羅されている東京古本市予定表にも今日の時点ではまだ載っていない古本市がありましたので、これもあげておきましょう。
- 文の京の古本市
会期:10月31日(月)~11月4日(金)10時~
会場:文京区役所(文京シビックセンター)
1階 アンテナスポット
文京区役所/文京シビックセンターといえば、地下鉄後楽園駅そばの、のっぽのビルですが、へー、あんなところで古本市をやるんですね。
サイトには、まだくわしい案内が出ていませんが、日本の古本屋メールマガジンの情報によれば、《東京都文京区にある古書店は、和本古典籍、作家原稿・書簡、稀覯本、学術書からサブカルチャーまで皆各分野専門店。そんな個性派ぞろいの「文京の古本屋」面々が古本市を行います。》とのこと。神田古本まつりの時期と重なっているのがちょっと気になりますが、でも、神保町からも歩ける街だし、時間がとれたら、ぶらぶらのぞきにいってみようと思います。