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空犬通信

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書店フリペコラボの新たなかたち?!……「炎の文庫日誌」増刊号がすごい

久しぶりの更新は、書店フリペネタです。書店フリペのことを取り上げた以前の記事で紹介済みのフリペ、「炎の文庫日誌」。紙面をはみ出さんばかりのパワフルな手書きとその熱い文章で、すでに多くの読者を獲得しているらしい同紙は、島根県益田市のブックセンタージャスト高津店発。


かつてなら、島根の書店さんが出しているフリペを東京在住の我々本好き書店好きが手にする機会など、よほどのことがないかぎり考えられなかったわけですが、昨今の書店フリペのもりあがりは、チェーン・エリアの枠をやすやすと超えて書店間のコラボにまで発展拡大、同紙も今では三省堂書店海老名店、有楽町店、丸善ラゾーナ川崎店などで入手が可能です。ほんと、すばらしいことです。


さて、その「炎の文庫日誌」、6月に紹介したときが創刊号、現在配布されているのがまだ2号目だったはずですが、早くも「増刊号」が出たと聞き、これは紹介しないわけにはいかないと、同店の文庫担当でフリペの担当でもある、野坂さん(@nezd03)に無理を言ってデータを入手、勝手に紹介させてもらうことにしました。


炎の文庫日誌増刊号 表炎の文庫日誌増刊号 裏

↑紙面はこんな感じ。体裁は、A4モノクロ両面で横書き。文章は、手書き中心の「炎の文庫日誌」本紙と違ってワープロ書きです。


《全国の〈事情ある〉書店員が、いつもは胸にしまいこんでいる思いを/こっそり吐きしました。》とあり、表には4人による4点が、裏には、作り手の野坂さんを含む6人による6点が掲載されています。「増刊号」といっても過去の記事を集めたものとか、そういう意味での「増刊」ではなくて(そりゃそうだ、本紙のほうがまだ2号ですから;笑)、わざわざこのために各地の書店員の声を集めて、それだけで1つフリペを作ってしまったわけですね。それはすごい。


上にも書いた通り、書店フリペのもりあがりはすごくて、今では、あちこちの書店で、そのお店、その地域では手に入らないような書店フリペが複数置いてあるという、フリペ好きにはうれしい、驚きの事態が実現しているのですが、その『フリペコラボ!書店』には、配布に条件があり、自店でフリペを作成し、自店で他のフリペを配布するのが参加の条件なんだそうです。


こうした動きを、おもしろそうだな、自分もやりないなあ、と思っても、実際に参加するのはなかなか大変でしょう。フリペの作成自体が大変だし、お店なり上司なりのOKももちろんもらわなくてはなりません。物理的に配布スペースを確保するのが大変というお店もあるでしょう。フリペ作りって、わーい、自分もやるぞー、といった、そんな簡単なことではないんですよね。


ただ、野坂さんのすごいのは、自分のところで継続的に作成・配布していくだけでも大変なのに、コラボに参加できない書店のことまで気にしてしまうところ。《そうした構想に賛同しつつも、フリーパーパーを作成し、配布することができない書店員もおり、何とかその思いを掬い取れないか、と考えて》しまうところ。そして、実際に、あちこちに声をかけて、原稿を集め、こうしたフリペを作ってしまったところ。この行動力、フリペにかける思い……本気で尊敬してしまいます。すごいなあ。


というわけで、作り手本人だけでなく、多くの書店員さんたちの「思い」が詰まった、ちょっと特別な書店フリペになっています。店頭で見かけたら、ぜひ、ぜひ手にとってみてください。


直接関わっているわけではないので、配布店がどこなのか、正確なことは知らないのですが、ツイッター他で確認したところでは、三省堂書店海老名店ほかの『フリペコラボ!書店』参加店では配布されているのかな。関東では、文教堂すすき野とうきゅう店、東北では、成田本店みなと高台店、中部では七五書店で配布されているようです。最後の七五書店では、配布の様子を写真で公開されていますので、あげておきます。こちら。(追記:配布店、追加します。東北エリアでは、さわや書店フェザン店でも、関西では紀伊國屋書店梅田本店でも配布とのこと。以上、配布店は7/31時点で、こちらが気づいた範囲のもので、網羅的な情報ではありません。)



書店フリペは、やはり書店の店頭で出会うのがいちばんです。フリペだけではなく、そのフリペが置いてあるお店の棚を見てほしいし、フリペで紹介されている本に気になるものがあったら、ぜひそのお店で手にとってほしいですからね。それに、そのフリペが気に入ったら、新しい号を探しに、またお店を訪問してほしいし。


ただ、エリアによっては、なかなか手にいれられない、という方もいるでしょう。そういう方のために、作り手の野坂さんの許可を得て、PDFファイルをアップしておきます。近くに、フリペを入手できるお店がないという方は、こちらのファイルをご利用ください。ファイルは表裏2件にわかれていて、表がこちら、裏がこちら(*後日、ファイルは1つにまとめます)。


でも、お店で入手できるチャンスのある方は、ダウロードで済ませずに、ぜひ店頭で入手してくださいね。


というわけで、本好き書店好きフリペ好きのみなさま、『炎の文庫日誌』増刊号、(自分が作ったわけでも、自分が参加しているわけでもないのになんですが)、ぜひぜひ、よろしくお願いします。



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