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空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

有隣堂AKIBAの特撮、往来堂のD坂、三省堂神保町の手塚治虫……最近見てきた新刊書店のおもしろフェアたち。

日中、新刊の用事で少し書店回りをしたところ、あまりの暑さに心身とも溶け出してしまい、予定の半分も回れぬままに、ほうほうのていで会社に戻る羽目になった空犬です。


本日オープンのTSUTAYA 大崎駅前店を見に行きたかったんですが、オープン当日は関係者がたくさん来てお店も大変でしょうから、ちょっと間を置いてからのほうがいいかなと、あえてがまん。 「CCC、大崎駅にBOOK&CAFE備えた新店オープンへ。」(7/14 文化通信) 。どんなお店になってるか、ちょっと楽しみ。


昨日今日と見てきた書店の様子をいくつかレポートします。まずは、有隣堂ヨドバシAKIBA店。もちろん仕事の用事で行ってきたんですが、ついでに(ほんとに、ついで、なんです)、ツイッターで見かけて気になっていた特撮フェア「ヒーローなう。」をチェックしてきました。いやはや、これはすごいわ。そのボリュームにびっくりしてしまいましたよ。


こちらは一応、長く特撮ファンやっている筋金入りの特撮本読みです。特撮本のフェアといっても、たいてい知ってる本ばかりで、そうそう、うれしい思いをさせられたり、びっくりさせられたりはないんですが、これにはさすがに驚かされましたね。サイトの説明にも《250点以上のタイトルを集めた、かなりのボリューム》とありますが、まさに誇張ゼロで、大きめのフェア台がまるごと、たくさんの特撮本で埋まっています。フェアタイトルが「東映ヒーロー編」とある通り、仮面ライダー関連が中心で7割ぐらいでしょうか、それに戦隊ものが加わっています。さらに、東映以外の、ウルトラ、ゴジラほかの東宝特撮関連、ガメラなどの大映関連も一緒に並んでいます。


なんといっても圧巻はライダー関係。フェア台の隣に丸い柱があるのですが、そこにはフィギュアと写真集がずらり。フェア台近くのショーケースには、『仮面ライダー 1971 《カラー完全版》BOX』などライダー関連の豪華本が並んでいます。フェア台の本も、大人向けのものと児童向けのものが仲良くならんでいて、ライダー少年をもつお父さんが親子で楽しめそう。


お店に知り合いがいないので、店頭の様子を写真に撮ってこられなかったのが、ほんとに残念。フェアは、7/25まで。昭和特撮者のお父さんはもちろん、平成の特撮ファンも、このフェアは必見ですよ。全速力で秋葉原へ。


ちなみに、フェアからは、この本を買ってきましたよ。


  • 村枝賢一『魂の仮面ライダー爆談!! COMPLETE+』(辰巳出版)

そろそろ、D坂文庫が始まるはずだったなあ、ということで、往来堂書店にも寄ってきました。西日暮里からの歩きは本気でつらくて、途中、などもくじけそうになったのですが、途中で引き返すのもつらいんですよねえ。この時期、往来堂書店へ行く方は、西日暮里からの徒歩はおすすめできません。千駄木からどうぞ。


往来堂書店 店頭 110715

で、苦労して訪れてみたら、なんとD坂文庫はまだだった……。ちょうど帯の印刷に店長の笈入さんが行っているところだとかで、今夜には出せそうとのこと。うーむ、残念。フェアは、いま夏100が並んでいる入り口入ってすぐのフェアコーナーでいつものように展開予定。8月末ぐらいまでかな。好評なら延長も、とのこと、でした。


同店は、しばらく前にアルバイトスタッフを募集していましたが、今日、Hさんにうかがったところ、新しい方が3人入られたのだとか。それに合わせて、担当などの変更もあったそうで、そのせいでしょうか、入り口脇の棚に手を入れたそうで、ちょっと感じが変わっていましたよ。


文庫本画廊1文庫本画廊2文庫本画廊3
文庫本ハガキ

文庫本を、中身が見えないよう、クラフト紙の洒落た封筒に入れ、そのまま郵便として送れるようにした文庫本葉書。それを手がけたbook pick orchestraによる、おもしろ文庫がレジの回りにならんでいました。その名も、「文庫本画廊」。文庫の表紙画には、それだけで作品として成立しそうなもの、ジャケ買いの対象になっているものなど、印象的な装画を使ったものが少なくありません。この文庫本画廊は、文庫の表紙の、タイトル周りが見えないよう、「額」をつけたもの。と、下手な説明ではわかりにくいかもしれませんが、2枚目と3枚目の写真をご覧ください。ね、なかなかいい感じでしょう。これ、ほんと、いいアイディアだなあ。


お受験セレクション1お受験セレクション2

↑D坂はまだ見られなかったのですが、店内では、こんなフェアも。「大人顔負け お受験selection!」。私立中学の国語の入試問題に取りあげられた本を集めたとのこと。へー、こんな本が入試に、なんて本が混じっていて、なかなか楽しい。


お受験セレクション帯1お受験セレクション帯2

↑往来堂のフェアといえば、そう、もちろんこれです、独自帯。D坂だけでも大変だったはずなのに、同じ時期にこんなのも作ってるんだからなあ(笑)。表を見ると、一見、全点共通のに見えますが、裏返してみると、どの学校で取りあげられかの情報が入っていて、共通に使えないようになっているのです。どう考えても、ここにこることの効果よりも、手間のほうがずっと大きくて大変なんだろうと思うのですが、でも、こういうのって、いいですよね。帯をひっくり返して眺めながら、うれしくなってしまいました。このフェアからは、読んだことのなかった2冊を購入。


往来堂書店 店頭2 110715

店内の文庫のランキングを見ていたら、なんと、1位に、藤澤清造が入っている! さすが、根津権現裏の書店だなあ(笑)。Hさんによれば、2位に大きく差を付けての1位だとか。吉祥寺で買っちゃったんだけど、往来堂で買えばよかったなあ。往来堂さん自身も、ツイッターで《新潮文庫『根津権現裏(藤澤清造)』の売れ行きが止まりません。根津権現(根津神社)の裏にある書店は往来堂だけ!》と書いていました。


最後はこれを。「手塚治虫書店開店のお知らせ」(三省堂書店公式ブログ)、「三省堂書店で「手塚治虫書店」、電子本を店内で閲覧。」(7/14 文化通信)


手塚治虫書店 看板手塚治虫書店 自動扉手塚治虫書店 エレベータ

↑左は看板。ガラスの児童ドアには、アトムやピノコが(中)。エスカレーターの扉まで、ほら、この通り(右)。



昨日の昼休み、8Fの特設会場をのぞいてきました。スペースもそんなにないはずだしと、実をいうと、あまり期待せずにいったのですが、いい意味で、予想を裏切られました。いいですよ、これ。原画やら版下やらがけっこうな数、展示されているのです。無料の展示で、このような資料を見られる機会はそうそうないですから、貴重ですよね。あと、見逃して悔しい思いをしていた「手塚治虫を装丁する」展の図録やらポスターやらも展示されています。これ、ほしい……(残念ながら、これらは売り物ではない)。


原画や版下には、好きな作品の好きな場面のがあったりして、展示会場だとういのに、うるうるきてしまいましたよ。たとえば、「地上最大のロボット」のウランとプルートウのシーン(このときのウランはキュートすぎる! その後の展開を左右する重要な場面ですよね)。たとえば、ジャングル大帝のラスト。ブラックジャック、リボンの騎士、どろろ……。ほんと、これはたまらんですよ。昨日は昼休みで、原画やら装丁関係をじっくり見てしまったので、買い物の時間が足りず、何も買い物できなかったのに、帰り際には、カード(火の鳥でした)までいただいてしまいました…。会期中にまた見に行って、何か買わなくちゃね。


手塚治虫書店、本やグッズもたくさん並んでいますので、買い物もちゃんと楽しめますが、なにより、原画や版下、それにこの「手塚治虫を装丁する」展関連資料を見るだけでもおおいに価値ありですよ。手塚ファンはもちろん、それほどのファンでない肩も、この機会に、神様の作品に「直に」ふれてみてはいかが。三省堂書店神保町本店8Fへレッツゴー!


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  • 2011/08/11(木) 21:53:43 |
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