空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

突然ですが、太陽の塔の話です

この記事は気になるなあ。太陽の塔好きとしては。「太陽の塔:震度6で損壊の恐れ 内部再公開へ耐震補強工事」(7/13 毎日新聞)。少し前には、この記事もありました。「太陽の塔」はなぜ残った 大阪万博の謎」(7/7 日本経済新聞)。


記事を見てみます。《大阪府吹田市で70年に開催された大阪万国博覧会のシンボル「太陽の塔」が、震度6クラスの地震で損壊する恐れのあることが分かった。管理する日本万国博覧会記念機構によると、長さ25メートルの腕の部分が変形し、上部にひび割れが生じるという。万博機構は耐震補強工事を実施し、中止している内部公開を再開したい考え。近く工事設計に着手する》(毎日)。《太陽の塔は永遠に残るのか。現在のところ、答えはノー。2008年度に耐震診断したところ、大地震で倒壊する可能性が高いことがわかったからだ》(日経)。


《早ければ来年度にも工事を始める》(毎日)とあるけれど、どうなるのかなあ。気になります。


太陽の塔、大好きなんですよ、実は。と、急に思い出したんだけど、そういえば、この前(4月)の大阪出張では、実は、「太陽の塔」を見てきたのでした。時間がなくて書店が回れない、ってさんざん書いておいで何してんだ、と言われそうですが(苦笑)。レポ記事まで書いてたんだけど、書店とぜんぜん関係ないので、ボツにしたんですが、ちょっと復活させます(以下、その時の記事を部分修正したものです)。



今回(註:4月の大阪出張のことです)、わざわざ時間を作って太陽の塔を見に行ってきた(今回の大阪行きは、出張=仕事の用事ですが、それとは別に、休みを1日使って行ってきたのです)のにはちょっと理由がありまして。


生誕100年でちょっとしたブームになっている感のある岡本太郎。東京国立近代美術館で5/9まで開催中の岡本太郎展はぼくも見に行く予定なんですが(註:結局見逃した……)、その前に、代表作であり、個人的にも大好きな「太陽の塔」をあらためて見ておきたかった、というのが1つ。


もう1つは、今回の震災で、1つの町が壊滅状態になってしまうような事態を報道でさんざん目にしているうちに、かつて住んでいた街を無性に見ておきたくなった、というもの。文章にすると、なんかこじつけっぽい感じですが、ほんとにそんな気分だったのですよ。で、ぼくが高校卒業のころまで住んでいた街=吹田を通って、太陽の塔のある万博記念公園まで行ってきたというわけなんです。


太陽の塔 入園券

以下、そのときにとってきた写真をいくつか。


太陽の塔 遠くから

↑なにしろ、でっかいので、かなり離れたところからでも、こんなふうに、遠近感が妙な感じで目に入ってくる。


太陽の塔 正面太陽の塔 花壇太陽の塔 右足元

↑左は正面から、比較的よく撮れた1枚。中は、やや右から周りの花壇を入れてみた。右は、さらに近づいて、右足元のほうから。


太陽の塔 逆光太陽の塔 背面1太陽の塔 黒い顔

↑逆光でダメダメだが、意外にかっこいい(左)。背面で見上げると、正面とは違った迫力が(中)。背面の黒い顔(右)。


太陽の塔 花見太陽の塔 サクラ

↑写真が下手過ぎて、何がなんだかわからないが、周囲は満開の桜、芝生部分は花見客でいっぱい。塔と桜をちょっと無理矢理一緒に入れてみたら、妙なアングルになったの図。


太陽の塔 背面 遠方太陽の塔 横から1太陽の塔 横から2

↑どのアングルから見てもかっこいい(左)。左横から見る。真ん中の顔の凹凸や質感がよくわかる(中・右)。


太陽の塔 黄金の顔展

↑「太陽の塔 黄金の顔展」が開催中だったが、時間の関係で見られず。



太陽の塔 おもちゃ1太陽の塔 おもちゃ2

↑こんなのを買ってきた。新書と並べるとこんな大きさ。


万博記念公園と太陽の塔にはいろいろと個人的な思い出もあるので、いくらでもいられる場所なんですが、そういうわけにもいかず、後ろ髪引かれる思いで離脱。帰りは、阪急、それもなつかしの千里線に乗りたかったので、モノレールで阪急山田駅に出ました。ぼくが高校生のころは、ほんとに何もない駅でしたが、駅周辺の変貌にびっくり。駅ビルには、ブックファーストまであるではないですか。そのデュー阪急山田店は、コンパクトで見やすいお店で、秘密基地っぽく区切られた児童書売り場がなかなかいい感じ。


大阪本3点

↑この旅で購入した、広義の大阪本たち。阪急電車で『阪急電車』を読む、というのをしてみたかったのです。


今回は、時期的に岡本太郎が盛り上がっているときだったので、どの書店でも、岡本太郎フェアが展開中でした。岡本太郎本については、新聞記事や特集もいろいろありましたが、たとえばこんな記事が。「思想の普遍性に大きな意味 山下裕二さんが選ぶ本」(4/24 朝日新聞)。岡本太郎本もいいけれど、たっぷり太陽の塔を楽しんだ後ですから、やはり太陽の塔に特化した本を読みたくなるではないですか。で、新刊で出たときに気になっていた、石井匠『謎解き太陽の塔』(幻冬舎新書)を探してみたんですが、この本はあまり岡本太郎フェアでは並んでいるところを目にしなかったなあ。先のブックファーストでも見当たらず、結局新大阪駅で購入。謎解きにはおもしろい部分はあったし、いろいろ勉強にもなったけど、でも、謎なんて解き明かされずに、そのまま、なんだかでっかくて、わけがわかんないままのほうがいいやと、途中からそんなふうに思えてしまったことを、正直に書いておきます。


……すみません、いったい何が言いたいのかさっぱりわからない記事になってしまいましたが、要は、太陽の塔はぜひ生で見るべきだ、ということなんです。地元の方はもちろん、地元以外の方に、そのチャンスが今後もあるよう、耐震工事がきちんとされて、その異形の姿で、千里の丘に存在感を末長く発揮し続けてほしいものです。


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