空犬通信

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あらためて、昨晩の吉っ読例会の報告を

昨晩は酔っ払ってて、ちゃんと紹介できなかったので、あらためて、昨日の吉っ読飲み会の様子を。


昨日の会は、吉祥寺書店員の会「吉っ読(きっちょむ)」の例会兼ブックンロール打上ということで、いつもの吉っ読メンバーに加え、ブックンロールに参加くださった方々、トークを担当してくださったプレジデント社の石井さん、三才ブックスの中村さん、三省堂書店成城店の内田さん(BEXディラ上野店の長谷川さんは残念ながら欠席)、お客さんとして見に来てくださった作家の枡野浩一さん、碧野圭さん、その他吉っ読・吉祥寺に縁のある書店・出版関係者のみなさんが駆けつけてくださいました。あらためて、御礼申し上げます。



100929吉っ読例会

↑数ある写真のなかから、いちばん楽しそうに写っている1枚を。何を見て笑っているのかというと、手前では、吉っ読会長、BOOKSルーエの花本武がひとこと、あいさつ中。


ブックンロール参加者以外にも、吉っ読の会のために来てくださった方がいます。往来堂書店からは、ブックンロールで配布したフリーペーパー「往来っ子新聞」ご担当のHさん、店長の笈入さん。そして、うれしいサプライズ参加が、ジュンク堂書店吉祥寺店関係のみなさん。


「往来っ子新聞」、この空犬通信でも紹介したことがありますが、オール手書きのフリーペーパー。見た目も内容もユニークですが、驚かされるのは、これが週刊だということ。いやはや、すごい情熱ですよ。いくらあふれるほど新刊のある本の世界とはいえ、それを、販促の目的でお客様に読んでもらえるような中身・スタイルにまとめるには当然それなりの工夫が要りますから、なかなか毎週は書けませんからね。月刊のくせに、ときどき「ほぼ」月刊化したりする「ルーエの伝言」編集部は見習わないといけませんね(苦笑)。


Hさんにはぜひ吉っ読に一度遊びに来ていただきたいと思っていたのです。というのも、フリペ作りの姿勢に、ちょっと「ルーエの伝言」と共通するものを感じたからなのです。これはぜひ花本氏に会わせたいなと。で、うまくいけば、BOOK EXPRESS ディラ上野店の「めくる」とのコラボ「メクルエデン」が実現したときのように、相互投稿や合体号など、コラボが生まれたらいいのになあ、とそういう思いがあったのです。往来堂書店BOOKSルーエのタッグから何かが生まれたりしたら、おもしろいとおもいませんか? 花本氏とHさん、例会ではいろいろ話がもりあがっていたようですし、住まいも近くのようなので、これはほんとに何かおもしろい企画が生まれるかもしれません。楽しみ。


そして、ジュンク堂書店。4人の方が参加してくださいました。お一人は新宿店で、3人が吉祥寺店。うちお一人はなんと、店長のYさん。開店前の忙しい時期に、ほんとにありがとうございました。


吉祥寺店のオープンまであと2週間ほど。ルーエ他、既存店にしてみればライバル、それも強力なライバルの出現です。でも、同時に、まもなく同じ吉祥寺で同じ業種でやっていくことになる同業者でもあるわけです。敵対したって仕方がありません。それよりも、何か一緒にやれることを見つけられれば、そのほうがいいに決まってますからね。でも、それはこちら=吉っ読側の勝手な思い、ジュンクさんにしてみれば、「吉祥寺書店員の会」(実際には書店員は少ないんですが;苦笑)に来いだなんて、勝手のわからぬうちはまさに敵地に乗りこむかのような気持ちであったろうと思うのです。ほんと、よく来てくれたと思います(その意味で、このような縁を作ってくれた、プレジデント社の石井さんにはいくら感謝してもしたりないほど)。


吉祥寺の新刊書店既存店で昨日の会に参加していたのはルーエだけ、たくさんあるお店のうちの2店の関係者数名が会ったに過ぎません。吉祥寺の新刊書店の関係の方が一堂に会す、なんて状況からはほど遠いのですが、それでも、こうして、花本氏他ルーエのスタッフと、ジュンク吉祥寺の方々が、開店前に交流できたことを、そして、その場に立ち会えたことを、心からうれしく思います。ジュンクのみなさんとは今後もこのような会をぜひ、ということで話ができました。ぜひいい関係を続けていきたいものです。


吉っ読とはすっかり仲良しの吉祥寺一人出版社、夏葉社さんが、できたばかりの新刊『昔日の客』を持ってきてくれました。


昔日の客 表1

↑ほれぼれするような本とは、こういう本のことを言うのかと。ビール瓶・唐揚げ・焼き鳥・シューマイらと酔っぱらいでいっぱいのテーブル間をさんざん回覧されましたが(泣)、奇跡的に、しみひとつない状態で我が手元に帰還いたしました。


ご本人に本の紹介をしてもらったんですが、この美しい造本に、居合わせたみなからため息と歓声と拍手が。この本については、稿をあらためて紹介します。


そうそう、紹介といえば、これもあったんだ。


吉っ読Tシャツ

↑ブックンロールで完売したTシャツ、調子に乗って、「増刷」し、今回持っていったんですが、見事に売れ残り(苦笑)。こんなかっこいいTシャツなのになあ。それがたったの1600円なのになあ。西荻窪のbeco cafeで販売しています。サイズはSMLの3種。常備はしてませんが、BOOKSルーエ2Fで花本氏に言ってくだされば、同店での受け取りも可能です。また送料がかかりますが、発送も可能ですよ。


と、実に楽しいイベントだったんですが、考えさせられることもいろいろありました。吉祥寺の書店、これからどうなるんだろう、とか。吉っ読、これからどうすればいいんだろう、とか。



イベント(ブックンロール)も終わっちゃったし、「吉祥寺書店員の会」などといいながら「吉っ読」もだんだんさびしくなってきたし(メンバーの「吉祥寺書店員」率の低下)、コラボフリペまで実現、地域外の書店ではもっと親しい存在だったBOOK EXPRESS ディラ上野店は閉店になっちゃうし……。先日も書きましたが、正直なところ、ちょっとモチベーションとしてはかなりつらいところがあって、もういいかな、やれることはやったかな、という気もしてたんです。だいたい、こんなことしてるぼく自身が書店員じゃないわけだし。イベントやら飲み会やら、こうして人を集めるのも大変だし。イベントも飲み会も、その場いっときは楽しいけれど、でも、だからといって、それで閉店話が続く書店の世界をどうこうできるわけじゃないし、大型店出店にやきもきしているルーエのみんなに何かできるわけでもないし。


でも、吉っ読に、久しぶりにルーエ以外の「吉祥寺の書店」の人が来てくれたこともあって、昨晩の記事にも書いた、ライヴだのバンドだのの話がもりあがっちゃったこともあって、(単純だと言われるのを承知で書きますが)もう少し「吉っ読」、やってみてもいいかなあと、(そもそも「吉っ読」を続けるかどうか自体、別に空犬の一存で決めるようなことではまったくないんですが)、そんなことを、ほかのメンバーの思いはともかく、空犬個人としては、昨晩からつらつらと考えています。


というわけで。まあ、辛気くさい話はこのへんで。ちょっと楽しい話も。昨日も書いたけど、大事なことなので、もっぺん書いておこう。往来堂書店の笈入店長、こちらは初対面だとういのに調子に乗って、音楽ライヴのイベント一緒にやりましょう、なんて話を持ち出しちゃったんですよ。お酒の勢いもあって。そしたら、笈入さんも乗り気のご様子。であれば、もうこれは実現するしかありませんね。


というわけで。来年2011年、前半のどこかで、書店・出版関係者“だけ”の音楽ライヴイベントを実現したいと思います。西の代表としては、もちろん我らが吉っ読バンド「ブックスピストルズ」がもちろん参加。東京東部エリアの人選は、往来堂書店の笈入さんに音頭をとっていただくつもりでいます。バンドはもちろん、ソロもあり、歌でも演奏でもOK。それこそ、ポエトリーリーディングで、吉っ読の花本氏に挑戦する人が出てきたりしたらおもしろいですよねえ。


書店・出版業界が大変なこんなときに何を言ってんだか、と思われる方もいるでしょう。でも、そういうときだからこそ、別に何の役に立つわけでもない、純粋に楽しみだけのイベントを、やってみるのもいいと思うんですよね。


ただ、これ、仮に往来堂さんの協力が得られたとしても、吉っ読だけでは当然無理なこと。書店・出版関係で、音楽イベントを一緒にやってみてもいい、という方がいらっしゃったら、ぜひご一報いただきたいです。


……なんだか、ものすごくとっちらかったレポートになってしまいました。まあ、それぐらい昨日は楽しい会だった、ということでご勘弁を。

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