空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

人に本を贈ること……ミシマ社さんですてきなキャンペーンをやってますよ

先日、ブックンロールの会場で、ミシマ社のWさんに、久しぶりにお会いしました。


ミシマ社といえば、ユニークな活動と出版物で、業界のなかでも気になる存在。以前から個人的にとても興味があって、いつだったか、吉祥寺でのミシマ社の方々と版元・書店が集まる会に、リトルモアさんに声をかけてもらったときは、喜んで駆けつけたんですが、運悪く、その日はダブルブッキングで、短時間顔を出して、名刺交換しただけ、ほとんどおしゃべりらしいおしゃべりもできずに退散、となってしまったことがありました。


そんなわずかな接点しかなかったのに、こちらのことを覚えていてくださったWさんが声をかけてくださり、しばし立ち話、こんな新聞をいただきましたよ。


ミシマ社新聞1ミシマ社新聞2

同社が不定期で出している通信で、その名も「ミシマ社新聞」。手書き題字がいい味を出しています。イベントでは、書店発のフリーペーパーを各種紹介したんですが、これは版元発のフリーペーパーですね。版元にも、書店さんや読者の方向けに情報発信を工夫しているところはいくつかあって、イベントでも、ベレ出版さんの「ベレベレ通信」を紹介したりしました。この「ミシマ社新聞」も、全編手書きではないですが、全体に漂う手作り感とちょっとゆるい感じが、なかないい具合。


見れば、4周年とあります。気になる本をたくさん出しているところなので、もっと長くやってるような気も……一方、ユニークな出版社ができたらしいと話を聞いたのはごく最近のような気もして、その意味ではもっと短い気も。とにかく、なんか感慨深いですね。って、よその人間が言うのもなんですが。


この「ミシマ社新聞」とブログで紹介されている、4周年記念のプレゼントキャンペーンが、人に本を贈ると本がもらえるという、すごくすてきなもの。くわしくは、ぜひサイトや新聞をご覧になってみてください。


本を贈るのって、むずかしい行為だと思うんですよ。ぼく自身は、本をたくさん買ってる・持ってるイメージがあるせいか、ほとんどプレゼントされることなんてないんですが(ちょっとさびしい……)、自分では人に本をあげるのは、けっこう、というか、かなり好きな方だったりします。だから、人に本を贈ったら、今度は、自分が好き本を贈られる、というこのキャンペーンは、結果的には1冊の本を(ちょっと遠回りして)買うのと同じではないか、というふうに見えるかもしれませんが、間に人が入っているという点で、ぜんぜん違うものだと思うのです。



いつだったか、人に本を贈ることについて、そろりとつぶやいたら、自分は人に贈るのも贈られるのも嫌だ、本をプレゼントなんて気がしれん、みたいなきびしめの反応もあったりして、ちょっとへこんだことがありました……。でも、そうじゃなくて、本を贈り合うのが好きな本好きもきっとたくさんいると思うんですよ。自分で自分用の本を買うのととは違う楽しみが、本を贈ることにはあることに、今までそのようなことをしてこなかった人が気づくきっかけに、このキャンペーンがなっていたりしたら、それはとてもすてきなことだと思うのですが、みなさん、いかがでしょうか。


だって。自分なら、誰にどの本を贈るかなあと、いただいた新聞の裏面にリストアップされた本を見ながら、つらつら考えているんですが、こうして選んでいるだけでも、楽しいもんなあ。



↑贈ったり贈られたりしたい本たち。


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