空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

吉祥寺の出版社、夏葉社さんの新刊『昔日の客』のチラシができました

先日ご紹介しました、吉祥寺の“一人”出版社、夏葉社さん、この秋の新刊ですが、チラシができあがりましたよ。


  • 関口良雄『昔日の客』(夏葉社)

昔日の客

↑写真なので、ちょっとゆがんでます。そのうち、可能ならPDFをアップします。



『レンブラントの帽子』に続く、夏葉社さんの新刊、第2弾です。前回も渋いセレクトですが、今回も、というか、今回はさらに、というか、いいところに目をつけますねえ。


『昔日の客』は、かつて大田区は大森馬込にあった古本屋「山王書房」の店主、関口良雄さんの手になる古本随筆。山王書房といえば、上林暁、尾崎一雄ほか、多くの文学者に愛されたことで知られる店。その店主の関口さんは、単に作家と交流があったというだけでなく、本格的な書誌研究に手を染めたことでも知られ、『上林暁文学書目』『尾崎一雄文学書目』などを残しています。日本文学、それもひと昔前のそれが好きな方なら、必ず耳に目にしたことのある店名であり著者名でしょう。


わたくし空犬も、こうした作家周辺の読書を通じて、山王書房の名を、そして店主の関口さんの名を、さらに、彼が残したこの『昔日の客』の存在を知りました。とくに、空犬お気に入り作家の1人、野呂邦暢さんのエッセイに、この本が出てくることもあって、ずっと読みたかったんですよねえ。


そんな本が、よりによって吉祥寺の、しかも、最近知り合ったばかりの出版社から復刊されることになるとは! なんたる偶然、なんたる縁……。縁といえば、この本、チラシの紹介文などにあがっている作家のなかに、いわゆる中央線文士に分類される名前が含まれているぐらいですから、中央線にも縁がないわけではなく、いつだったか、吉祥寺のお隣駅、西荻窪発の本イベント、西荻ブックマークでも取り上げられていたんですよね。いま調べたみたら、ありました。こちら


というわけで。『昔日の客』、古本・山王書房・三茶書房・日本近代文学館、浅見淵・上林暁・川端康成・尾崎一雄・尾崎士郎・野呂邦暢・三島由紀夫・沢木耕太郎……こうしたキーワードにぴんとくる人には強くおすすめの1冊です。発売は、9月下旬予定、予価2300円です。書店関係の方はどうぞ、夏葉社さんに直接ご注文ください。一般の読者の方は、しばしお待ちを。発売日などの詳細は、同じく夏葉社さんのサイトでチェックしてください。おそらくBOOKSルーエをはじめ、吉祥寺の書店では取り扱いがあると思いますが、そのあたり、くわしい情報は、またこの空犬通信でもご紹介する予定です。




↑これらもぜひ一緒に。


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