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空犬通信

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『さようなら、ギャングたち』から29年?!……高橋源一郎新作にわくわくです

《衝撃のデビュー作『さようなら、ギャングたち』から29年》、なんですね……。


  • 高橋源一郎『「悪」と戦う』(河出書房新社)



買い物の用事があって、家族で出かけた吉祥寺。家族と一緒だったので、書店は寄らないはずだったのが、たまたま前を通ったブックファースト吉祥寺店の新刊台に、サイン本、とあるのを発見、即ゲットしたもの。


高橋源一郎……一時はほんとに熱心に読んでたなあ。きっかけは、大学生のときに手にした『さようなら、ギャングたち』と『ジョン・レノン対火星人』。いやはや、そのときの衝撃と言ったら、もう。文庫を毎日持ち歩いて、繰り返し読んだものですよ。


以来、『ゴーストバスターズ』までは、すべての単行本・文庫をそろえて、雑誌の特集も買って、エッセイ集も日記も読んで、それこそ『朝、起きて、君には言うことが何もないなら』なんてマイナーな著作も入手してと、とにかく、文字通り「すべて」を追っかけてました。


ただ、最近はあまり熱心な読者ではなくなってしまっていて、ここ数年は、読んでないものが多いぐらいだったりするんですが、今回のは、出る前からちょっと気になっていたんですよね。twitterでのご本人によるメイキングも話題を呼んでいたようですが、あえて、読まないようにしていました。予備知識なしで本を読みたかったからです。


《衝撃のデビュー作『さようなら、ギャングたち』から29年》……『さようなら、ギャングたち』は、高橋源一郎ファンとは言えないような読書状況にあるぼくにとって、今でも大事な1冊です。その書名に帯でふれられているだけで、こんなにどきどきするんだなあ。しかも、帯裏には、29年前にやり残したことがあって云々と、今回の新作とデビュー作との特別な関係まで、作家本人のコメントで示唆されていたりするのですから、これはもう読まないわけにはいきません。今晩から早速読み始めますが、こんなにわくわくの読書は久しぶりかもなあ。


80年代に、高橋源一郎作品に衝撃を受けた読者全員におすすめの(ってまだ読んでもないけど、読まなくてもそう言える)1冊です。




↑ポップ文学三部作。今は、この通り、すべて講談社文芸文庫入りですが、




↑わが家の本棚にあるのは、これらの版(単行本初版は、みな処分してしまった……)。とくに、『さようなら』の日比野克彦さんによるカバー装画は、自分のなかで本の内容とわかちがたく結びついていたので、文芸文庫入りは、作品(が残っていくかどうか、ということ)にとってはいいことだと思うけれど、個人的にはちょっと残念に思ったりしたものです。




↑これも好きだった。現在入手可能な新装版(左)よりも、河出文庫「BUNGEI Collection(文藝コレクション)」として出た最初の版の装丁が好き。飯野和好さんがカバー画を手がけた単行本も好きだったなあ。




↑いつだったかも書きましたっけね。これも大好き。『ギャング』と『ジョン・レノン』の作家が、いったい何を読んでいるのかが知りたくて、文字通り、むさぼるようにして読みました。この本で、作家が頻繁に買い物をする書店として出てくるのがリブロ池袋店。池袋にはまだジュンク堂書店も旭屋書店もなく、芳林堂書店があったころ。リブロに頻繁に通うようになったのには、確実にこの作家の影響もあったりするのです。


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コメント

初めまして

「小説や、心身に関する本を紹介するブログ」を管理しております夏梅と申します。
空犬様のブログ、面白く拝見させていただきました。
もしよろしければ、相互リンクをお願いしたいのですが……
拙いブログですが、ぜひ一度お越し下さい!

  • 2010/05/17(月) 01:37:32 |
  • URL |
  • 夏梅 #-
  • [ 編集 ]

こちらこそよろしくです!

夏梅さん>
はじめまして。訪問&コメント、そしてリンク、サンキュウでした。
リンク、もちろん大歓迎ですよ。こちらも早速リンクさせて
いただきました。今後ともよろしくお願いします。

  • 2010/05/17(月) 19:47:12 |
  • URL |
  • 空犬 #-
  • [ 編集 ]

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