高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪、西荻窪……中央線のこれらの駅には、好きな本屋さんや飲食店があるので、会社帰りに途中下車して寄ることがあります。ただ、駅周辺の店はいいのですが、少し離れてしまうと、それこそ、徒歩で、10分、15分ほど離れてしまうと、駅との往復だけで30分ほどもとられることになり、会社帰りにふらりと気軽に立ち寄るのが難しくなります。
行きたいのにふだんはなかなか行けない、という店がいくつもありますから、この連休のどこかで、一日、休日本屋散歩の日をつくろうと、そんなふうに考えていました。
今日、ちょうど家族の用事があって独りの時間がとれましたし、天気にも恵まれて絶好の散歩日和。こんなチャンスを逃すわけにはいかないということで、休日本屋散歩を楽しんできましたよ。
今日、訪ね歩いてきたのは、以下のお店(「お店」でないものも混じっていますが)。
【“休日の本屋散歩は楽しいなあ”の続きを読む】
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ロンドン本屋巡りレポートの続きです。今回は、大型書店以外の中小規模店、個性派店をご紹介します。(店内写真はすべてお店の方に断って撮影したものです。写真は3月頃の様子で、お店の様子は変わっている場合があります。)


アレフは、エジプトのチェーン書店。ベーカー・ストリート沿いにあるこのお店は、2015年に初の海外支店としてできたばかりとのこと。観光名所として人気のシャーロック・ホームズ博物館と同じ並びにあり、駅から見ると博物館の数軒手前という絶好の立地です。実際、シャーロック・ホームズ博物館の帰り道と見られる観光客が多く立ち寄っているようでした。ぼくもシャーロック・ホームズ博物館を見た後に寄ってきましたよ。
【“ロンドン書店回り その2……個性派書店、その他編”の続きを読む】
昨日予告だけしましたロンドン本屋巡りレポート。まずは大型書店編から。
ぼくが今回の本屋巡りで、必ずおさえておきたいなとピックアップしたのは、ぼくが勝手にロンドン3大書店と呼んでいるこれらのお店。(店名の後のかっこは、地下鉄での最寄り駅。)
では、大型書店編、訪問順に。(店内写真はすべてお店の方に断って撮影したものです。写真は3月頃の様子で、お店の様子は変わっている場合があります。)



↑老舗感全開の外観。看板にさらりとうたわれた創業年が、「1797」となっているのがすごい。日本の元号でいうと寛政9年……かえってよくわからない(苦笑)。
【“ロンドン書店回り その1……大型書店編”の続きを読む】
先月、家族でイギリスに行ってきました。
家族旅行なので、本屋ばかり見て回るわけにはいきません。でも、一日だけ、単独行動の時間がとれたので、これはチャンスとばかりに、久しぶりにロンドンで本屋さん巡りをしてきました。
【“ロンドンで本屋さん巡りをしてきました”の続きを読む】
先日、近所でツバメの姿を見かけました。
ぼくは鳥が好きなんですが、野鳥のなかでも、とくにツバメが大好きです。そんなツバメびいきの身には、一年でいちばんうれしい季節の到来です。これからしばらくの間は、通勤の行き帰りに街で彼らの姿を見るのが、また巣での子育ての様子(まだ少し先ですが)を見るのが、とても楽しみです。
ツバメに関する本は毎年のように新しいものが出ていますが、今年も先ごろ、こんな本が出ました。

巣作りの様子から始め、産卵、抱卵、ひなへのえさやり、成長、巣立ち、アシ原のねぐらへの大集合、そして南への旅立ちまで、写真と文章で非常にわかりやすく見せてくれています。「新刊」といっても、元になったのは2004年発行の『たくさんのふしぎ』ですが、ツバメの子育ての様子の流れを写真で見せる作りになっているため、十年以上前の情報でもまったく問題ありません。
【“ツバメたちがやってきました”の続きを読む】
先日の記事で紹介した、この展示を見てきましたよ。

昨日(4/16)で終了となってしまったこの展示。残念ながら実際の展示を見られなかったという方のために、会場の雰囲気がわかる写真を少しあげておきます(会場内は撮影可でした)。


↑しおりは、このように、額にきれいに並べられていました。左は、建物と船を集めたもの。白地にイラストをあしらったものが多いようですが、色上質紙を使ったタイプのものもあります。同じ絵柄で、色だけを変えて何パタンも用意されたものがあるのもわかります。
【“なつかしいしおりがいっぱい!……書泉のしおり展を見てきました”の続きを読む】
『本屋会議』が久しぶりに、それもちょっと意外なかたちで、取り上げられました

(↑紙面の雰囲気だけお伝えしたいということで、本文が読めないよう、サイズを落としてあります。)
「空想書店」は読売新聞書評欄の名物といっていいコーナーで、サイトの説明によれば、《自分がもし本屋を開いたら――。本好きな著名人が登場し、書店主になりきります》というもの。本好き著名人が月替わりで登場し、ユニークなセレクトの「空想書店」を披露してくれるというコーナーです。
4月の店主は、小橋めぐみさん。以前の記事で紹介したことがありますが、小橋さんは大変な本好きで知られる女優さんで、読書エッセイ『恋読 本に恋した2年9ヶ月』(角川書店)という著書もお持ちです。
そんな「空想書店」店主小橋めぐみさんが、今回、『本屋会議』を取り上げてくださいました。それも、とてもすてきなかたちで。うれしくて、何度も読み返してしまいましたよ。どんなふうに取り上げられたかは、ぜひ記事本文をご覧ください。
本校執筆時点ではまだWebにあがっていませんが、新聞を買い逃してしまった、バックナンバーを見られる環境が近くにない、という方は、Webに掲載されるのをお待ちください。掲載されましたら、記事にもリンクを入れます。
追記(4/20):WEB版に記事が掲載されました。
【“「空想書店」に『恋読』の小橋めぐみさんが登場……『本屋会議』が意外なかたちで?!【更新】”の続きを読む】
昼休み。食後の散歩に、神保町から九段下までてくてく歩いて、千鳥ヶ淵の桜を見てきました。



平日の昼間なのに、たくさんの人でにぎわっていましたよ。
千鳥ヶ淵の桜については、こちらをどうぞ。「千代田のさくらまつり。
(当日はちょっと遠出をしていた期間にあたっていたため)後になって気づき、紹介のタイミングを逸してしまったんですが、今年のエイプリル・フール、本屋さんがらみでは、こんな試みがあったようですね。「#ブックカバー交換」。
企画したのは(先ほどは誤って名古屋のCarlovaとしてしまいましたが、正しくは)東京・神楽坂のかもめブックスとのこと。このハッシュタグとすてきな試みに気づいたのは、Carlova360 NAGOYA(カルロバ名古屋)のツイートを見かけてのことだったので、カルロバのツイッター(@Carlova360)を引きます。
《4月1日!今日は少し遊ばせてもらってもいいかしら、ということで、素敵なブックカバーをかけさせてもらっています。どこのなんですかって聞かれたら、これはですね!!と前のめりで説明していますよ。憧れの本屋さんのブックカバー集結!数量限定ですので、ぜひお早めに! #ブックカバー交換》
これ以外にくわしい説明はありませんが、参加店の本屋さんで本を買うと、他のお店のブックカバーをかけてもらえるということだったようです。これはおもしろいアイディアだなあ。以前に、他店・他チェーンのフリペを店頭で配布する書店横断のフリペコラボの例を紹介したことがありましたが、ブックカバーでのコラボの例はこれまで聞いたことがありません。
同じくカルロバのツイッターによれば参加店舗は、以下の10店舗だったそうです。台北の店まで入っているのが、ちょっとびっくりですね。すごいなあ。
- 藤村書店(埼玉)
- 王様書房(東京)
- さわや書店フェザン店(岩手)
- 往来堂書店(東京)
- ウィー東城店(広島)
- 進駸堂中久喜店(栃木)
- carlova360nagoya(名古屋)
- あゆみBOOKS小石川店(東京)
- かもめブックス(東京)
- 田園城市(台北)

↑ツイッターにもあがっている各店のブックカバーの写真(画像は、カルロバの方に断って引用させてもらっています。)
【“本屋さんでよそ店のブックカバー?!……「ブックカバー交換」がおもしろい”の続きを読む】
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