空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

「調布の古本市」をのぞいてきました

仕事の打ち合わせが京王線方面だったので、これはチャンスとばかり、帰りに、調布パルコで開催中の「調布の古本市」に寄ってきました。


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↑「調布の古本市」の案内葉書。イラストは浅生ハルミンさん。


開催は3/8までで、場所は調布パルコの5階催事場、主催はリブロ調布店とのことです。主催のリブロの案内によれば、このような古本市です。《昨年好評だった「本の楽市 at 調布」を拡大! 調布パルコ5Fの催事場にて、ついに「第1回 調布の古本市」が開催されます。西荻の「にわとり文庫」さんを筆頭に、個性豊かな古書店が集結します》。


残念ながら昨年の「本の楽市 at 調布」は見ていないため、好評だった昨年の市がどんな雰囲気だったのかわかりませんし、会場からして、それほど大きなものではないだろうし、どうかなあ、という感じでのぞいてきたのですが、いやはや、先入観はいけませんね。これが予想以上に充実した古本市で、短時間の滞在でしたが、大変楽しい時間を過ごすことができましたよ。


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「水の脅威」はやっぱり「書物の敵」でした……

先日、吉祥寺の飲み屋さんで友人で飲んでいたときのことです。


帰り際、大して酔っ払ってもいなかったはずなのに、ハイボールのグラスをひっくり返してしまいました。しかも、会計のために、鞄を近くに引き寄せていたところだったため、運悪く、仕事用の鞄の上にぶちまけてしまうという大惨事に(泣)


で、さらに運の悪いことに、鞄の外側のポッケには、買ったばかりの新刊単行本が(泣)


帰宅して確認してみると、2冊の本(単行本と文庫本)が見事にびしょ濡れになっておりました。ぶちまけたのがビール、それも好んでよく飲む黒ビールでなかったのが救いと言えば救いですが……いやいや、無色のハイボールでも充分に大変なことになっておりました……。


水濡れ時の対応については多少知識もあったんですが、それを応用するにはいささか酩酊が過ぎ……。結局、救済措置をまったくとれずに(とらずに)、寝てしまったのでした。かろうじて、カバーをはずして、本を広げるようにして床に出すことだけはしましたが、その状態で一晩乾かしておいたら、ご覧のように、辞書引き学習の付箋でふくれあがった小学生の辞書のような有様になりました(泣)


ごわごわの本
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リブロららぽーと富士見店の「わむぱむ」と児童文学フェアを見てきましたよ

先日、久しぶりに、埼玉県富士見市のららぽーと内にある本屋さん、リブロららぽーと富士見店を訪ねてきました。


同店のオープンは昨年4月、その月末に訪問していますから、1年近く間があいたことになります。昨年の訪問時に紹介記事を書いていますので、そちらもぜひご覧ください。こちら(お店全体のこと)こちら(わむぱむのこと)こちら(リブロ以外の本関連ショップとアクセスのこと)


今回の訪問は、同店の児童書担当、山井さんに、レイアウト変更したから棚を見に来て、児童書のフェアもやってるからそちらも見て、と声をかけてもらったのがきっかけです。我が家からだと2時間以上かかるので、ふらりと寄れるお店ではないんですが、お誘いメールから、棚の充実ぶりと楽しそうな雰囲気がたくさん伝わってきたので、駆けつけずにはいられませんでした。


同店の昨年の訪問記でくわしく紹介していますので、今回は、前回訪問時から変更になった点とフェアを中心にご紹介します。(店内写真はすべてお店の方に断って撮影したものです。写真は2月上旬の様子で、お店の様子は変わっている場合があります。)


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奈良の街の本屋さん、豊住書店はやっぱりすごかった

今回の奈良訪問は、仕事の用事で、とほん訪問以外にはほとんど自由になる時間はなかったんですが、偶然、翌日の用事が、ベニヤ書店と豊住書店を擁する近鉄奈良駅前の商店街のすぐ近くだったため、食事の時間を利用して、この2店を訪ねてみましたよ。


ちなみに、前回、このエリアを訪問したときのことは、こちらの記事にまとめてあります。


久しぶりにベニヤ書店を、と思って勇んで駆けつけたら、なんと!お休みでした……(泣)。残念。


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↑シャッターが閉まっているところを撮ってもしかたないんですが、そのまま退散もくやしいので……。


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奈良・大和郡山の「とほん」を訪ねてきました

先日、仕事の用事で奈良に行く機会がありました。たまたま大和郡山の近くだったので、開店のときからずっと気になっていながら、訪問の機会を作れずにいた、とほんを訪ねてきました。(店内写真はすべてお店の方に断って撮影したものです。写真は2月初めの様子で、お店の様子は変わっている場合があります。)


とほんは、以前は新刊書店に勤務していた砂川昌広さんが2014年にオープンしたお店。サイトには、《2014年2月22日、大和郡山市柳町商店街にオープンした6坪ほどの本屋です。新刊本、リトルプレス、古本、雑貨など取り扱っています。特にジャンルにはこだわらず、おすすめできるものを置いています》とあります。


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↑お店は、柳町商店街という、古くからのお店が軒を連ねる、風情のある商店街にあります。


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図書館のこと

(図書館のことについて書きますが、ただの個人的な思い出話で、指定管理者問題や新刊貸出猶予問題などについて意見を述べるようなものではありません。)


小さな町の小さな公園に、月に1回、小さな車がやってきた。


その小さな車は、見た目はふつうのワゴンだが、ふつうと違っていたのは、車体の側面と車内に本棚を備えていたことだ。小さな車は、側面も中も、本でいっぱいだった。図書館が、あちらから自分たちのところにやってくる。それだけでも充分にわくわくさせられることなのに、図書館車は本でいっぱいで、中に入って自由に本を選べるのだ。近くに図書館のなかった田舎の子どもにとって、これ以上の本の出会いはあるだろうか。


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古書うつつ、古本案内処、まんだらけ、ブックオフ……中野で古本屋巡り

今日は、うちの本好きっ子に、一度、中野ブロードウェイを見せやろうと思い(で、本人も、行ってみたい!というので)、親子で中野に行ってきましたよ。


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↑ガイドブックの表紙も今は、当然というかなんというか、こういう感じなんですね。


ブロードウェイ、独りで行くときは、古書と特撮関係のチェックがメインなので、まんだらけ(海馬・マニア館など)、古書うつつ、明屋書店、タコシェらをチェックすることになりますが、今回は、中野ブロードウェイ初体験の子の見たいところを優先ということで、アニメやコミック関係を中心に案内してきました。


合間に少しだけ自分の見たいところもチェック、ということで、まずは2階にある古本屋さん、古書うつつへ。


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古書うつつは、幻想文学などが充実した、空犬好みの品揃えのお店。奥には詩集の品揃えが半端でない棚もあり、神保町にあってもおかしくなさそうな本格的な古本屋さんがこんなところに!と、知らない人がふらりと入ったら、驚くことになりそうなお店です。周りにはアニメやフィギュア関連ショップがずらりと並ぶなか(なにしろ、前は「らしんばん」のアニメ館、隣は「黒猫メイド魔法カフェ」ですから(笑)にあって異彩を放っています。神保町の三省堂古書館店に出品もしていますね。


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木山捷平の「新刊」が一度に3冊も出るなんて

1904年生まれで1968年没だから、生誕も没後も、何周年というきりのいい年には関係がない、はず。最近、メディア化されたとか、何かに取り上げられたという話もきかない。偶然、重なっただけなんでしょうか。木山捷平の「新刊」がこの1月に3冊も店頭に並びましたね。



書影 行列の書影 暢気な書影 酔いざめ日記

《読書人のための、新たな文芸書シリーズ》として、2015年1月に創刊された銀河叢書。渋めのセレクトと瀟洒な造本で、昭和の文学好きをうならせ、喜ばせてきたシリーズですが、創刊1周年ということで、同時刊行されたのが今回の木山捷平の未刊行作品2点。

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米アマゾンのリアル書店が数百店規模に?!【更新】

アメリカでの話ではありますが、数字だけ見ると、ぎょっとさせられるような報道が目につきました。書店に関心のある身には大変気になるニュースです。「アマゾン、書店拡大か 400店目標、米紙報道」(2/3 共同通信)。


記事の一部を引きます。《米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は2日、インターネット通販大手アマゾン・コムが書店を300〜400店開くことを目標にしていると報じた。米ショッピングモール運営会社の幹部が明らかにしたといい、米国内で展開するとみられる》。


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エフェクター、松本隆、美女ジャケ……最近手にしたおもしろ音楽本 その2

最近手にしたおもしろ音楽本、続きです。



書影 野村エフェクター書影 微熱少年書影 ジャズ批評 美女ジャケ

『野村義男の“足の踏み場もない”エフェクター・コレクション』は、書名と表紙がすべてを語っているといっていい本で、これ以上、説明のしようがありません。エフェクター(ものすごくざっくり説明すると、エレキギターとアンプの間につないで、音色に変化を与える機材)好きとしては買わざるを得ない1冊。


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