空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

今年もブックオカに行ってきます!

今週末は、地域ブックイベント「ブックオカ2013」が開催中の福岡へ。ブックオカ毎年恒例のイベント「書店員ナイト in 福岡」に参加してきます。


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↑ブックオカ2013、公式ガイドの冊子と特製ブックカバー。イラストはミロコマチコさん。


今回は、単なる客ではなく、トークイベントの出演者として、呼んでいただきました。以前の記事でご報告済みですので、ここでは繰り返しませんが、夏葉社島田さんと2人で『本屋図鑑』の取材裏話をする予定です。詳細はぜひそちらの記事をご覧ください。


11/2の「書店員ナイト in 福岡」、詳細はこちらを。予約フォームもこちらにあります。ちなみに、このイベント、『本屋図鑑』の話自体は人前でもう何度かしていますし、島田さんと2人ということで、トーク自体には何も問題も心配もないんですが、地縁がなく、知り合いも少ない場所での開催で、しかも、自分の企画・主催でない、というのが不安で不安で……。がらがらだったらどうしよう、ぜんぜんお客さんが集まらなかったらどうしよう、と毎日溜息をついています……。福岡近隣の書店好きの方、書店関係者の方は、ぜひ遊びに来ていただけるとうれしいです。


さて、今回の福岡行きですが、もちろん書店回りの時間もとってあります。現地の知り合い書店員さんがお酒に付き合ってくださるというので、前日夜に、まずは熊本入り。翌日、『本屋図鑑』にも登場いただいた長崎書店と蔦屋書店熊本三年坂の2店はもちろんのこと、昨年の熊本訪問の後にオープンになったりリニューアルになったりして見られなかったビブリオテークと金龍堂も見てきたいと思います。


その日のうちに、博多へ移動。書店員ナイトは夜なので、午後、時間がとれたら、博多駅周辺の書店を見て回ります。翌日は、一箱古本市が開催されるので、半日古本散策、午後は天神周辺の書店を回って、夜、少しだけ、6次元ナカムラクニオさん、ウララ宇田さん、ダンデライオン中村さんが出演されるトークに顔を出して、深夜に帰京の予定です。ふう。こうしてまとめてみると、やっぱり忙しいなあ(苦笑)。


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書評・連載・ラジオ・イベント……『本屋図鑑』関連のいろいろをまとめました その3【更新】

書評・連載・ラジオ・イベントなど、『本屋図鑑』関連のまとめ、続きです。数が多くなってきましたので、まとめの2から9月以降のものを分け、新規を追加しました。(*10/29時点での情報です。「予定」とあるものは、名称など詳細が正確でないものがあるかもしれませんが、ご了承ください。この記事は、随時追記・更新していきます。)



毎日、読売に続き、全国紙の書評欄で取り上げてもらえました。うれしいです。《言ってしまえば、本は量産品だ。その書店でしか買えない本などないのに、書店員の手で並べられた棚には無二の個性が立ちあらわれる不思議。床面積の物理的制約が、かえって特徴を際だたせる》。



産経にも。《47都道府県すべてを旅して見つけた「感じのいい本屋さん」を、店の中、店の立地で章分けし、愛情たっぷりに紹介。さまざまな書棚や平台に並ぶ本たちを微細に描いた絵はいずれも圧巻。書店の歴史、仕組み、用語集なども過不足なく網羅され、表題に偽りない》。



新潟店の人文書担当、西村さんがこんなふうに書いてくださいました。《本書を一読してみると「愛着」以上のものを「本屋」という言葉に看取することが出来る。この本で紹介されているのは紛れもなく「本屋」である。その町とともにあり、そこに住む人たちとともに生きる。同業者として見習わなければならない。先に引いた同じ箇所で島田氏はこうも言っている。「本屋は友人であり、家族である」我々はこういった出版社の本を売るべきだろう》。


9/4付「丸善&ジュンク堂ネットストアメルマガ」第91号でもふれていただきました。



紙面未確認のため、確認できましたら、詳細を追記します。



書評欄「ブックガイド」の最初のところで、イラスト(沖縄の山田書店のページ)入りで取り上げられました。《「書店図鑑」ではなく「本屋図鑑」としたタイトルが象徴的だ》と書いていただきました。


  • 9/2 書評「全国の本屋をイラスト入りで解説」(公明新聞「話題の本」)

読書欄のコラム「話題の本」で、紹介いただきました。書き手は、出版評論家の塩澤実信さん。《本をとりまく世界の歴史と仕組みが、簡潔にわかる》《「本屋さん」と、すべてに敬称をつけている点に、図鑑編纂にかかわった各位の書肆への並々ならぬ愛情が感じられる》と書いていただきました



ジュンク堂書店のPR誌『書標(ほんのしるべ)』、8月号の「編集後記」に《来月号にて改めて紹介したい》と予告されていましたが、9月号の「著書を語る」に島田さんが稿を寄せています。島田さんは、こんなふうに書いています。


《町の本屋さんがなくなるということは、子どもが自分たちの足で通える本屋さんがなくなるということだと思います。一冊の本がひとつの世界を映し出す小宇宙だとすれば、一軒の本屋さんもまた、ひとつの世界を映し出す小宇宙です。世界にはどのようなものがあって、どんな人がいて、どんな考え方があるのか。小さな本屋さんであればあるほど、それらが、はっきりと見えてきます》。


『書標(ほんのしるべ)』は、ジュンク堂書店各店の店頭で無料配布されています。お近くにお店がない方は、サイトからPDFがダウンロードできますので、こちらからどうぞ。


  • 9/5 「47都道府県、ローカルな本屋巡りの旅。」(『ソトコト』10月号「BOOK」)

書評欄に書影入りで掲載いただきました。《本屋の裏側が見える》と書いていただきました。



ゴロウさん(@bookseller56)が作ってくださったまとめ第4弾です。9月以降のもの。《神戸・海文堂書店さん閉店に関するツイートも『本屋図鑑』と切り離せないものと考え、まとめに少し加えています》とあります。


今回も、こちらが見落としていたようなものも含め、実にたくさんの関連ツイートが丁寧に拾われていて、感激しました。ありがとうございます。


  • 9/13 「『本屋図鑑』たった一度のTシャツ展」(パルコブックセンター吉祥寺店)

しばらく前の記事でご紹介した通り、改装・改称を控え、店舗を一時閉店、現在は場所を移して仮店舗営業中のリブロ吉祥寺店。リニューアルにあたり、新装オープン当日から月末ごろまで、『本屋図鑑』のTシャツ展が開催されることになりました。『本屋図鑑』で取り上げたお店のうち、20店のイラストをTシャツにして、展示・販売するものだそうです。


写真が一部公開されていますので、ご覧ください。こちらこちらこちら


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↑最終日(9/30)にこの2枚を買いました。長谷川書店と荒尾成文堂。


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神田古本まつり、始まりました

第54回東京名物神田古本まつり、始まりましたね。週末は天気が心配だったんですが、どうやら雨も大丈夫だったようですね。


週末は用事で行けなかったので、今日の昼休みと会社帰りに、早速、青空古本市の様子を見てきましたよ。


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↑左は、昼ごろの神保町交差点近辺の様子。中と右は、ワゴンが並ぶ靖国通り、夕方の様子。


日中の、文字通り、「青空」古本市を楽しめる時間帯にあちこちを見て回るのはもちろんいいんですが、日が落ちて、通りに吊された提灯に灯がともるころ、ちょっと薄暗くて本の背文字や見づらくなりますが、なんとなく夜店の屋台のような雰囲気になって、これはこれでいい感じのワゴンを見て歩くのも、なかなかいいものです。最近は日が落ちるのが早いから、6時になる前から、もうこんな感じですからね。


古本まつりに集う人たちの間を縫うようにして、うろうろ歩きながら、毎年思います。出版不況だ、本が売れない、書店が大変だ……いろいろ言われるけれど、でも、本好きは今もこんなにたくさんいて、機会さえあれば、こうしてわざわざ本を探しに集まったりするんだなあ、と。古本の屋台にたくさんの人が集まっているのを見ているだけで、なんとなくうれしくなります。今日は収穫らしい収穫はなかったんですが、それでも、昼夕2回の古本散策は、大変に楽しいものになりました。


神田古本まつりは、11/4(月)まで。11/2〜4の3連休には、第23回神保町ブックフェスティバルも開催されます。関東近郊の方は、ぜひ読書の秋の街散歩に、神保町に遊びに来てください。ぼくは、連休は福岡にいるので、残念ながら、神保町ブックフェスティバルには参加できませんが、平日は毎日、神田古本まつりをうろうろ見て回る予定です。


古書手帳

昨日の記事でも紹介した『古書手帳』(東京古書組合中央線支部)を入手しました。神田古本まつりの本部(案内所)にて。500円。もしかして週末で売り切れちゃったかもなあ、と思っていってみたら、今日の昼の時点では、黄も緑も両方ありましたよ。


文庫判並製、112ページ。「和本の作法」「古本屋の流儀」「洋古書目録を読む悦楽」など、古本好きの関心を引きそうな項目が目次に並んでいます。いいなあ、このボリューム、この内容。このサイズで、『本屋手帳』とか、作ってみたいなあ、本屋さんの楽しみ方とか、新刊の流儀とか、『本屋図鑑』の付録につけた用語集の拡大版なんかをまとめて。そんなことを夢想(妄想?)しながら、ぱらぱら眺めています。


6次元、本の未来、古書手帳、ベストセラー……本の本・本屋本いろいろ 後編

本の本、本屋さんの本の紹介、昨日の続きです。(だらだらと長い記事になってしまいましたので、2つに分けました。紹介の順番はランダムで、出版順ではありません。単行本も雑誌もまぜこぜです。)



『人が集まる「つなぎ場」のつくり方』は、荻窪にあるブックカフェ、6次元のナカムラクニオさんの本。6次元は、本に関わるイベントを熱心に行うことでも知られるお店。お店に集う人たち、本にコメントを寄せている人たち、過去のイベントの一覧の豪華さに、あらためてびっくりさせられます。ブックカフェでトークイベントを企画したりしている身、しかも、同じ中央線沿線の、お隣駅、西荻窪でそんなことをしている身には、興味津々の内容です。


ちなみに、この本には、同店に関わるたくさんの人が、6次元とは何か、というひとことを寄せています。わたくし空犬も図々しくコメントを寄せさせていただきました。なんと書いたかは、ぜひ実物でご確認ください。この本については、近く、別記事で取り上げたいと思います。


『ツール・オブ・チェンジ』は電子版のみの本で、《『マニフェスト 本の未来』に続く、ボイジャーとオライリー社との契約、第2弾とな》るもの。《出版のルールはどう変わったのか、アマゾン帝国に希望はあるか、出版社と読者をつなぐテクノロジーは………?世界中のトップ・イノベーターや出版ビジネスのエキスパートが集まるTOCカンファレンス (Tools of Change for Publishing) のコミュニティで日夜行われてきた議論を、12のテーマに沿って読み進める、出版人だけではなく、デジタルによる産業変革に直面する全ての企業人必読の一冊です》。11/1発売とのこと。


『古書手帳』は、《古書に関するさまざまな、和本・一般的な古書・洋古書についての用語集を中心に、西暦・和暦比較対照表、東京で行われている即売展案内などの情報を盛り込んだ内容》という1冊。


入手方法ですが、メールでの予約注文は終了しているようで、販売については、サイトに《10月26-27日の高円寺フェスでは高円寺北口の西部古書会館で、10月26日から11月4日までの神田古本まつりでは案内所のテントで販売予定です。直接ご購入できます》とあります。


駱駝舎の川村光郎さんが、「日本の古本屋メールマガジン」の「自著を語る」に登場、本書についての文章を寄せています。「『古書手帳』の出版」(日本の古本屋メールマガジン144号「自著を語る」)。


年度版で刊行されるようになった『神保町公式ガイド』。今回のCVol.4、第1特集が「辞書の旅」、第2特集が「ようこそ! 絵本ワールドへ」と、古書店のリスト・紹介以外にも読むところの多い1冊になっています。


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本の顔、ルリユール、POP、古書、タイポグラフィ……本の本・本屋本いろいろ 前編

本の本、本屋さんの本、たまったら記事にしようと、ためていたら、すごい数になってしまいました……。ちょっと長くなりますが、また、少し刊行から時間がたってしまったものも混じっていますが、まとめて紹介します。(だらだらと長い記事になってしまいましたので、2つに分けました。紹介の順番はランダムで、出版順ではありません。単行本も雑誌もまぜこぜです。)



『本の顔 本をつくるときに装丁家が考えること』は、《「人と人とのコミュニケーションが装丁をつくる」それを30年間、第一線で実践してきた坂川栄治と坂川事務所による、装丁の教科書。作品紹介にはじまり、採用案と不採用案の比較、打合せ当時についての担当編集者のコメントや対談など普段あまり語られることのない舞台裏に迫り、「装丁」を多角的にとらえた一冊です。今までに手掛けた数千冊の中から約180冊を厳選し、1冊の装丁ができるまでを図解した》という内容。


装丁・ブックデザインに関心のある人なら必ず手に取りたくなる1冊ですね。オールカラーで、書影が多いのもうれしいところです。


ちなみに、本書、巻末の対談には、11月のbeco talkに出演、海外文学の話をしてくれることになっている早川書房の山口晶さんも登場。坂川さんの「「装丁」術」について、実際に手がけた本の例を引きながら語っています。


『ルリユール』は、不思議な造本師が登場する物語。「ルリユール(reliure)」とは、フランス語で、製本・装丁(術)のこと。ストレートにブックデザインを語った本もいいですが、それをテーマにしたお話というのもいいですね。この本については、別記事で取り上げます。


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中井英夫、黄金仮面、古書ミステリー……乱歩関連ニュースです

すごーく久しぶりの乱歩関連ニュースです。まずは、先日報道された、こちらから。



《ミステリー史に残る名作「虚無への供物」の作者、中井英夫(1922〜93年)が同作の完成を江戸川乱歩に報告する手紙が初公開される》って! よくぞこんなものが残っていたものだ、と驚かずにはいられません。中井英夫、乱歩、両者を愛する読者にとっては、まさに驚喜驚愕としか言いようのないニュースですね。


記事の一部を引きます。《50年前の手紙で乱歩の遺品の中にあったが、一般にはほとんど存在を知られておらず、敬愛する大作家に自信作を読んでもらいたい中井の恋文のような思いがにじむ》。今すぐ読みたい、手にしたいと思わせる紹介の仕方ですよね。


《手紙は塔晶夫名義で、63年2月の日付。同作を完成させた中井は編集者に後編の原稿を渡したことを報告し、「先生お一人に見ていただければと考えておりました作品(中略)ぜひ御眼通しを」と思いを吐露。「現実と寸分隙のない形での非現実世界の犯罪を(中略)お眼にかけられるかと」と、自負もつづっている》。


《中井英夫の助手で文筆家の本多正一さんは「敬愛する作家に対する恋文と同時に挑戦状のような内容だ。前半を『冗談小説』と読まれてしまい、ぜひ乱歩に完成した作品を読んでほしいという思いが感じられる」と話している》。


いやはや、これはたまらんなあ。乱歩者でなくても、中井読者、『虚無への供物』愛読者ならば、絶対に気になりますよね。


公開となれば、すぐにも駆けつけたいところですが、《11月9日から北海道小樽市の小樽文学館で行われる「没後20年 中井英夫展」で展示される》とのこと。嗚呼、北海道ですか……。中井英夫展、関東にも巡回で来ないかなあ。


乱歩関連で、「発見」ネタでは、少し前ですが、これもありました。




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旭屋書店、久しぶりの新店、アトレヴィ大塚店を見てきましたよ

書店の開店閉店関連のニュースと、書店本の紹介はしていますが、このところ書店を訪問してのレポートというのがなかなか書けずにいました。というのも、新規店を訪問したり、ふだん行かないエリアの書店回りをしたりの時間が、ぜんぜんとれずにいたからです。


というわけで、久しぶりの書店レポートになります。オープンからちょうどひと月、お店の棚も落ち着いたころだろうということで、9/12にJR大塚駅直結の駅ビル、アトレヴィ大塚内にオープンした、旭屋書店アトレヴィ大塚店を見てきました。(写真は10/11の様子で、お店の様子は変わっている場合があります。)


お店は、アトレヴィ大塚の4階。エスカレーターをあがって正面にありました。開口部が広くとられた明るいお店です。


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↑写真ではわかりにくいのですが、入り口近く、レジの前あたりに、ゲート状の棚が設けられているのが目を引きます。入り口左側には文具が並んでいます。写真右は、側面から見たところ。


店内は、入り口から奥に通路3本が伸びる、シンプルな形状と配置。スチールと木を組み合わせた美しい什器が使われており、雑誌棚は、ポケットの部分と側面がアクリルになっていて、女性誌などの面陳が栄えます。


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↑旭屋書店の他のお店ではあまり見かけたことのない、ショップカードも作られていて、レジに置いてありました。


サイズ的にも品ぞろえ的にも、駅ビルの中のお店としてはとてもバランスのいい、使いやすいお店のように思えました。気になったのは1つだけ。店内でどこになんの本が並んでいるのかを示す、ジャンルガイドの形状が、↓こんな感じです(絶望的に下手くそなイラストですみません……)
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色やかたちはいいと思うのですが、肝心のジャンル案内の字が小さくて、少し離れたところからでは目立たないのが、やや残念に思われました。また、棚から飛び出すかたちにつけられているので、棚の正面に立つと見えません(棚では、棚番号の表示のほうが目立つぐらいです)


店内のデザインをしゃれた感じにするのは、立地や客層から必要な場合はどんどんそうすればいいと思いますし、そうするべきだとも思います。ただ、そこはやはり程度やバランスの問題。ときどき、デザインを優先するあまり、ジャンルガイドや店内案内・掲示などの字が、凝りすぎていて読みづらい書体になっていたり、フォントの色と地の色の組み合わせに難があったりする例が目につくことがあります。今回の旭屋の例は、好みの問題もあるでしょうし、ダメだとまでは思いませんが、店内のガイドとしての役割を考えれば、もう少し見やすいものになっていてもいいかなという気がしました。


新店オープン時には、お店へのアプローチの過程で、お店の存在がきちんと目につくように告知されているかどうか、という点を必ずチェックするようにしています。お店のことを地元利用者に認知してもらう、というのは、非常に重要なことだと思うからです。


JR大塚駅を降りて、ホームから周りを見渡すと、アトレヴィの建物の側面に、大きく「本」の字が見えました。南口側に出ると、「本」の1字の目立つお店の案内が、建物の外壁に大きく掲示されていました。実際、ぼくも、駅のどっち側にあって、どう行くのか、事前にまったく調べずにいったのですが、難なくたどりつけました。これならば認知的に問題なさそうですね。


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↑ご覧の通り。けっこう目立ちます。


銀座や水道橋の店がなくなってしばらくになり、赤坂の店もなくなってしまった旭屋書店。東京にいると、なかなかお店を利用する機会がなく、梅田やなんばの店に親しんで育った元旭屋利用者にはさびしいかぎりでしたが、久しぶりの東京での新店が、駅直結の商業施設内にあるワンフロア型の書店としては、コンパクトでいいお店になっていたので、安心させられました。近隣の方、大塚駅利用者の方はぜひのぞいてみてください。


大塚駅周辺には、新刊書店がいくつかありますので、それらにもふれておきます。まずは、同じ南口側にある大松堂書店から。南口を出て徒歩2、3分。南大塚通り沿いにある路面店で、立地的にも規模的にも見た目的にも、まさに町の本屋さんという感じのお店です。


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入り口の屋号の脇には、1階と2階の売場がある旨の案内がありますが、現在は1階のみ(になってしばらくたつ感じ)。写真にある通り、店頭にはたくさんの雑誌や児童書が並び、10坪ほどの店内にも雑誌はけっこうそろっています。文庫やコミックもけっこうそろっているようですが、やはり単行本はかなり厳しく、数が少ないため、すべてが面陳か平になっています。駅から直近の路面店ですから、立地的には悪くないはずなのですが……。


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紀伊國屋書店シカゴ、天牛堺書店なんば、蔦屋書店……新刊書店の開店・閉店いろいろです

書店の開店・閉店関連情報のまとめです。今回は、うれしいことに、報告すべき閉店案件がなし、新規オープン、それも大型・超大型を含むオープンがたくさんあります。(店名の後ろのかっこ内の数字は坪数。)


●オープン


  • 8/27 よしのや本間仙台愛子店(宮城県仙台市;150)
  • 8/29 文教堂鎌倉とうきゅう店(神奈川県鎌倉市;90)
  • 10/10 紀伊國屋書店シカゴ店(米国イリノイ州;125)
  • 10/10 DESCENTE SHOP TOKYO(東京・渋谷区;100)
  • 10/31 タワーアニメLALAガーデンつくば店(茨城県つくば市)
  • 10/31 天牛堺書店ekimoなんば店(大阪府大阪市)
  • 11/ 1 住吉書房宮崎台駅前店(川崎市宮前区;120)
  • 11/ 2 蔦屋書店本庄早稲田店(埼玉県本庄市;500)
  • 11/ 2 ブックスモア鷹巣店(秋田県北秋田市;264)
  • 11/14 未来屋書店三川店(山形県東田川郡;101)
  • 11/22 明文堂書店TSUTAYA小松沖町店(石川県小松市;1087)
  • 12/ 5 盛岡蔦屋書店(岩手県盛岡市;900)
  • 12/上 函館蔦屋書店(北海道函館市;850)
  • 2014年秋 蔦屋書店湘南T-SITE(神奈川県藤沢市)

最初に、紹介漏れの8月オープンを2軒。「よしのや本間」は、関東在住の身には耳慣れない名前ですが、青森市に本社のあるチェーンで、仙台は初出店とのことです。文教堂は、鎌倉とうきゅうの6階のお店。


蔦屋書店の大型店4店(一部、過去の記事ですでに紹介していますが、日程があきらかになったり、正式な店名表記がわかったりしたものがありますので、あらためて取り上げています)が目を引くほか、スポーツブランドやCDショップなど異業種による出店が含まれているのも気になるところです。


まずは、シカゴの紀伊國屋書店、関連記事は、(10/10 新文化)。


《10月10日、米国イリノイ州アーリントンハイツにあるミツワマーケットプレイスに125坪で出店した。同社では海外8カ国に25店舗を営業。26店舗目となる。米国では8店舗目。シカゴ店では、英文の日本関連書、英訳コミック、雑貨、文具などを品揃えしている。ミツワマーケットは全米に9店舗を展開する米国最大級の日系マーケット》とのことです。紀伊國屋書店は、6月にシンガポールのジュロンにも出店。海外支店を短期間に続けて2店も出せるのは、さすが紀伊國屋というほかありません。


続いて、デサントのショップ。原宿駅前という好立地で、店舗面積はB1・1階・2階の3フロア合わせたものとのこと。関連記事はこちら。「原宿駅前にスポーツブランド「デサント」旗艦店-ブックショップ・イベント空間併設」(10/8 シブヤ経済新聞)、「スポーツブランドのデサント、「書店+イベントスペース」を10月10日オープンの原宿フラッグシップ内に設置 書店+イベントスペースの監修に、ブックコーディネーター・内沼 晋太郎氏起用」(10/8 サンケイビズ)。前者から記事の一部を引きます。


《同フロアにはブック・コーディネーター内沼晋太郎さん(numabooks)がプロデュースを手掛ける、「スポーツ&クラフトマンシップ」をテーマにしたブックショップ兼イベントスペースを開設。スポーツを題材にした小説や、これからスポーツを始める人向けの書籍、同ブランドが「モノづくりを大切にしている」ことにちなみ、職人本など、同ブランドを知る「入り口」となる書籍500タイトルをそろえる。フロア内には椅子も用意し、その場で読むこともできる》。《毎週開催するイベントは、スポーツや体に関する本が出版された際など、著者・編集者らを招き行う予定》。


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奇妙な味、異色作家、ふたたび……扶桑社ミステリー『予期せぬ結末』がすばらしい

扶桑社ミステリーで、刊行が始まっている短篇シリーズ『予期せぬ結末』。第1巻のコリアと、第2巻のボーモントを続けて読了しました。



この手の「奇妙な味」はやっぱりいいなあ。早川の「異色作家短篇集」(空犬が愛してやまない、人生でもっとも好きな叢書の1つです)が好きな人にとっては、まさに必読の2冊といっていいでしょう。


コリアもそうだけど、よりによって、ボーモントが、まさか新刊文庫で読めるとはなあ(涙)。傑作ぞろいの「異色作家短篇集」のなかでも、鮮烈な印象を残す1冊『夜の旅 その他の旅』を愛読してきた身としては、こんなにうれしい文庫化はありません。


コリアについては、こちらの書評を。「『予期せぬ結末1 ミッドナイト・ブルー』 ジョン・コリア著、井上雅彦編」(6/12 読売新聞)。ボーモントについては、牧眞司さんのこちら一文をお読みください。【今週はこれを読め! SF編】"奇妙な味"の一等星ボーモント復活!(10/8 NEWS本の雑誌)。


発行元の案内、「扶桑社ミステリー通信」によれば、《その後の予定としましては、ロバート・ブロックのミステリー短篇をちゃんとまとめておかないとな、という強い使命感があります。それから、伊藤典夫先生訳のものをすべて集成したリチャード・マシスン短篇集の版権を前任者がおさえておりますので、ご期待ください》とあります。これは、シリーズ続刊にも期待が高まりますね。楽しみです。


それでも、本屋はやっぱりおもしろいし、本には人を動かす力がある、と言いたいのです

出版業界紙「新文化」のTさんから連絡がありました。取材したいのだそうです。『本屋図鑑』の? 「吉っ読」の? 何事かと思ったら、当方の、つまり「空犬」としての活動についてだというのです。


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吉祥寺&三鷹の書店4店合同フリペ「ブックトラック」5号、できました!

吉祥寺書店員の会「吉っ読」に参加している吉祥寺&三鷹の書店4店による合同フリペ、「ブックトラック」。この夏はブックンロールに『本屋図鑑』にと、編集人のわたくしが忙しくしていたもので、発行が遅れていましたが、このたび、第5号が完成しました。


ブックトラック5号


まもなく、BOOKSルーエ、パルコブックセンター吉祥寺店、啓文堂書店三鷹店の3店で配布開始となります(啓文堂書店吉祥寺店は一時閉店中のため、今回は配布がありません)。吉祥寺・三鷹の書店にお寄りの際はぜひ探してみてください。各書店での配布が始まった後になりますが、西荻窪のブックカフェbeco cafeでも配布予定です。


「ブックトラック」5号、吉祥寺・三鷹の書店をご利用の方、近隣にお住まいの方は、ぜひ配布店の店頭で入手いただければと思います。遠方にお住まいで、店頭に取りにいけないが、欲しい、読みたいという方は、コメント欄にてご相談ください。なお、いつも空犬宛てに書店フリペを送ってくださるみなさんや、フリペ展などイベントでお世話になっているみなさんにはお送りしますので、しばらくお待ちください。


「ブックトラック」、今回は、吉祥寺の書店の変化、『本屋図鑑』、海文堂書店の3本立てです。いずれも、それ1つだけで特集号を作ってもいいようなテーマですが、今回は1つの号にぎゅっと詰め込みました。


吉祥寺関連では、パルコブックセンターの改装について、現店長の栗田さんが寄稿。ルーエ・啓文堂・PBCの3店の変化について空犬も1本、書きました。毎号恒例の対談・インタビューには、『本屋図鑑』の得地直美さんにご登場いただきました。海文堂書店については、自ら手がけた詳細な店内図掲載のフリーペーパー「海文堂の伝言」を作ったBOOKSルーエ花本氏と、海文堂書店の写真集『海文堂書店の8月7日と8月17日』(完売・重版未定)を刊行した夏葉社の島田さんが、それぞれ海文堂書店についての文章を寄せてくれました。


まもなく吉祥寺・三鷹の書店で配布開始となるフリペ「ブックトラック」5号、店頭で見かけましたら、ぜひ手にとってみてください。


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「本屋さんのすべてがわかる本」というシリーズが刊行されます

自分が『本屋図鑑』という「ザ(the)」のつくような本屋本に関わったので単に類書やライバルが以前よりも目につくようになったということなのか、はたまた、実際に刊行点数自体が多いのか、両方なのか。とにかく、この空犬通信でもたびたび本の本、本屋本を記事で取り上げていますように、このところ、妙に本屋さん関連本が目につきます。この秋から年明けにかけて、また新たな本屋さん本、それもシリーズの本屋さん本が刊行されるようです。



「新文化」10/10号で、このシリーズのことが取り上げられています。それによれば、児童向けのシリーズ全4巻で、第1巻が11月刊行。以降、今年12月から来年2月にかけて、毎月刊行となるようです。新文化の記事によれば、ラインナップは以下の通り。


  • 第1巻 秋田喜代美監修『調べよう! 世界の本屋さん』(2013年11月刊行予定)
  • 第2巻『調べよう! 日本の本屋さん』(2013年11月刊行予定)
  • 第3巻『見てみよう! 本屋さんの仕事』(2014年1月刊行予定)
  • 第4巻『もっと知りたい! 本屋さんの秘密』(2014年2月刊行予定)

版元のサイトによれば、各巻、AB判32ページとありますから、体裁は絵本の造りのようですね。予価は本体2,000円。対象の違いはありますが、2巻以降はテーマ的に『本屋図鑑』の扱っている内容と大きく重なっています。その意味でも、とても、とても気になるシリーズです。


ただ、全4巻で計128頁と、ボリューム的には決してそれほど多いわけではありませんので、はたして、日本だけなく海外のお店までをも含む本屋さんの世界がどれぐらいきちんとカバーされているのか、子どもが読んでほんとうに「すべてがわかる」ようなものになっているのか、興味津々です。


版元のサイトで、第1巻の内容紹介を見てみます。


《本屋さんは教育の宝庫。学べることはたくさんあります。このシリーズでは歴史、国際理解、キャリア教育、メディアリテラシー、読書推進といったあらゆる切り口で本屋さんの魅力にせまります。本の誕生、本の売り買いのはじまり、現在の本屋のかたちがつくられるまでの経緯、世界各国の本屋さんなどについても豊富な写真でわかりやすく解説します》。


32ページの絵本体裁とはいえ、内容紹介を見るかぎりは、なかなか本格的なもの。目次を見ても、おそらく文章中心と思われる歴史の章と、ビジュアルで各国の書店を見せる章の2部構成で、コンパクトにまとまっています。これは楽しみですね。


ただ、このシリーズ、セットでそろえると、8000円超と高めの値づけになっていますから、個人客よりは、学校図書館&公共図書館向けをイメージしたものなんでしょうか。


第1巻の監修者、秋田喜代美さんは、存じ上げないお名前だったので、調べてみると、発達心理学・教育心理学がご専門の方で、読書に関する著者をお持ちのようですが、ざっと見たかぎりでは、書店関連の著書は過去にはないようです。


というわけで、『本屋図鑑』の作り手の1人としても、そして本屋本ウォッチャーとしても、大変に気になるシリーズですので、刊行されましたら、またあらためて取り上げたいと思います。


夏葉社『本屋図鑑』、再び増刷が決定しました!

とても、とてもうれしい報告です。しばらく在庫切れになっていました『本屋図鑑』の増刷が決まりました。


夏葉社(@natsuhasha)の10/4付けツイートに、《『本屋図鑑』の2刷分も現在ありません。今後増刷する予定ですが、少しのあいだ、在庫切れの状態です。弊社の書籍を取り扱ってくださっている書店にはまだまだ在庫があります。足を運んでいただけたら、うれしいです》とあったので、どれぐらいの期間品切れになるのか、ちょっと心配していただけに、こんなに早く決まるとは、関係者の1人として、とてもうれしいです。


発売が7/19、増刷決定が8/7で、2刷の出来が9/2。万人向けのテーマとは言えない地味な本としては、なかなかに順調かつ好調なペースといっていいでしょうか。本業で手がけた本には、(長く編集稼業をやっている身としてははずかしいことなんですが)こんなペースで増刷が実現した本はないので、その意味でも二重にうれしいです(涙)。


    『本屋図鑑』
    著者:絵 得地直美/文 本屋図鑑編集部
    発行:夏葉社
    判型・頁数:四六判・並製・240ページ・1色刷
    価格:1,785円(本体1700円)
    取次:JRC(すべての取次からの搬入が可能です)
    ISBN:978-4-904816-09-7 C0095

本屋図鑑 装丁

あらためて、『本屋図鑑』を手にとってくださったみなさま、お買い上げくださったみなさま、本当に、本当にありがとうございます。


3刷は、11/1に搬入予定です。(話題のコミック作品ではないですが、『重版出来!』って、ほんとに幸せなことばですよね(笑)。)増刷分の納品まで半月ほどありますから、しばらくは、エリアによっては入手しづらいところも出てくるかと思いますが、いましばらくお待ちください。今回の増刷で、少しでも多くの方に、本が届きやすくなることを、作り手の一人として願っております。


まもなく名古屋で始まるブックマークナゴヤでは、島田さんが出演するトークイベントと、『本屋図鑑』刊行記念のフェアも予定されています。また、同じく今月から福岡で始まるブックオカでは、本屋図鑑編集部の2人が出演するイベントも予定されています。『本屋図鑑』を手にされた方はもちろんですが、本屋さんは好きだけどまだこの本のことはご存じない、まだ手にしていないという方がもしいらっしゃいましたら、本ができるまでや、取材の裏話など、『本屋図鑑』のいろいろを披露しますので、聞きに来ていただけると、そして、本の実物を手にとっていただけるとうれしいです。


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札幌で充実の本屋さん本フェア「本屋にようこそ!」が開催中です

今回は『本屋図鑑』+本屋さん関連フェアを1件、ご紹介します。『本屋図鑑』関連フェアとしては、『本屋図鑑』関連のまとめ記事で紹介済、今週末から始まるブックマークナゴヤ関連のこちらがあります。



こちらも楽しみですが、ひと足先に、先月から始まっている、こんな本屋本フェアがありました。



本の本フェア 札幌1本の本フェア 札幌2本の本フェア 札幌3


その名も、「本屋にようこそ!」。本屋さんのなかで、「本屋にようこそ!」って、なんだかいいフェアタイトルですよね。開催店は、JR札幌駅からすぐのところにある、建物や店内レイアウトも印象的な紀伊國屋書店札幌本店(同店については、ごくごく簡単ではありますが、以前の記事でふれたことがあります)


お店のサイトによれば、このような内容のフェアです。《札幌本店では只今1階文芸書売場にて、「本屋にようこそ!」フェアを行っております。全国津々浦々、海の向こうの本屋の写真集から、本屋・古本屋が題材のエッセイ、本棚の作り方まで。本と本屋にまつわる本で本棚を埋め尽くしました。本が好き。本屋をぶらぶらするのも好き。本をめくる音や感触が好き。そんなあなたにぜひにやにやしていただきたいフェアです》。


写真(お店の方が島田さんに送ってくださったという写真を使わせていただきました)を拝見すると、『本屋図鑑』のイラストが棚の周りに配されていたり、本自体も棚の面陳と平台の2か所で展開していただいたりと、『本屋図鑑』が大きく扱われています。


周りには、この夏、お店の店頭で一緒に並ぶことの多かった『離島の本屋』『那覇の市場で古本屋』はもちろんのこと、新旧の本屋さん本、本の本がずらりと並んでいて、圧巻です。これは、本屋さん本好き、本の本好きにはたまらない感じですね。すぐにも駆けつけたいところですが、さすがに札幌にこのためにとんでいくわけにはいきませんので、代わりに、ぜひ近隣の本屋さん本好き、本の本好きのみなさんに見に行っていただければと思います。


ブックオカ2013「書店員ナイト」に、「本屋図鑑編集部」が出演します

『本屋図鑑』関連イベントのまとめ記事のなかでもふれましたが、大事なイベントなので、あらためてご紹介します。福岡の地域ブックイベント、ブックオカ。期間中の3連休初日、11/2に開催される、毎年恒例の「書店員ナイト」に「本屋図鑑編集部」がゲストとして出演することになりました。


    書店員ナイト in 福岡
    日時:11月2日(土)20:00〜
    場所:リブラボ(中央区大名1の6の8 2階)
    会費:3000円(懇親会費込み)

サイトには《毎年恒例の現場書店員・出版社・本好き有志の交流会。今年のゲストは話題の『本屋図鑑』を出版した吉祥寺の小さな出版社・夏葉社の代表島田潤一郎さんと執筆者の空犬太郎さんです》とあります。『本屋図鑑』に関するトークをすることになるようです。


イベントは要予約で、サイトに予約フォームがありますので、そちらからお申し込みください。島田さんはあちこちでひっぱりだこですが、空犬込みの本屋図鑑編集部2人セットで呼んでいただけるのは滅多にないこと(大阪以来のことです)ですし、『本屋図鑑』刊行関連のトークとしてはおそらく最後のものになるかと思います。ぜひこの機会に、『本屋図鑑』の取材裏話を聞きに来ていただければと思います。


イベントの詳細がなかなか発表されず、やきもきさせられた今年のブックオカ2013ですが、発表されたイベントを見ると、今年も本好きの興味を引きそうなものがずらりと並んでいますね。本の本がらみでは、『本屋図鑑』とも縁がないわけではないみなさんが出演する、こちらのイベントも気になります。


    「ブックカフェ & NEW WAVE古書店の つくりかた」
    日時:11月3日(日)18:00〜
    場所:ヌワラエリヤ(中央区赤坂1の1の5 2階)
    会費:3000円(懇親会費込み)

サイトの案内を引きます。《東京・荻窪のブックカフェ「6次元」の中村邦夫&道前ひろこさん、そして沖縄・那覇の小さな古本屋「ウララ」の宇田智子さん、さらに京都「古書ダンデライオン」の中村明裕さんが一堂に会し、ブックカフェ・古書店を開いたいきさつや現状を熱く語る空前絶後のトークライブ!》


同じ中央線沿線で、お店にもおじゃましたことのある6次元のお二人、この夏何度も店頭で新刊が一緒に並ぶことになった宇田さん、このブックオカの一箱古本市でお会いしたダンデライオン中村さんと、個人的にも縁のある方が集まるこのイベント。メンバーもすばらしいですが、テーマがブックカフェとニュウェーブ古書店というのもいいですね。こちらも要予約イベントです。


その他のイベントは、こちらをご覧ください。


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秋は、本のイベントがいろいろです【更新】

(を感じさせるには、関東ではまだまだ暑い日が続いていますが、それはともかく)、と言えば、我々本好きにとっては、「読書の秋」、ですよね。本関連のイベントも目白押しです。網羅的に調べたわけではありませんが、各地でこの秋に催される本関連のイベントを一覧にしてみました。


それぞれに説明やコメントを加えていると記事が長くなって大変なので、参加店・参加社、イベントの内容、場所など、詳細はそれぞれのサイトをご覧ください(イベントによっては、9/8時点で、サイトにまだ今年のイベントのデータがあがっていないものもあります)


ちなみに、第67回読書週間は10/27〜11/9。今年の標語は「本と旅する 本を旅する」です。



東北から九州まで、ふた月ほどの間に、全国各地でこんなにたくさんの地域ブックイベント・ブックフェアが開催されるとは! どれもおもしろそうなものばかりですねえ。時間と費用が許せば、全部回ってみたいところですが、なかなかそうもいきません。この秋は、どれに行こうか、予定表とにらめっこしながら思案中です。


ちなみに、このうち、名古屋のブックマークナゴヤでは、別記事でも紹介している通り、『本屋図鑑』関連のトークイベントフェアもあります。よろしければ、ぜひご参加ください。(トークイベントは要予約です。)


追記(10/8):福岡のブックオカ2013でも、『本屋図鑑』関連のトークイベント「書店員ナイト in 福岡」の開催が決まりました。詳細は別記事にてあらためてご紹介します。よろしければ、ぜひご参加ください。(イベントは要予約です。)