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空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

札幌弘栄堂書店、北海道キリスト教書店、南陽堂書店……札幌書店レポート

先日、札幌に行ってきました。札幌といえば、書店の充実した街。危機が伝えられ、大いに話題を呼んだくすみ書房や、リーブルなにわの跡地に入った文教堂など、本来ならあちこちのお店を回って、いつだったかのようなこちらとか、こちら書店レポートをまとめたいところなんですが、今回は、純粋な家の用事で、自由時間、単独行動時間はほぼゼロ……。


そんななか、用事の合間に短時間見ることのできたお店について、ごくごく簡単にふれておきます。(写真は8/3、4の様子で、お店の様子は変わっている場合があります。)


130803弘栄堂書店入り口130803弘栄堂書店 入り口2130803弘栄堂書店 入り口3

↑札幌弘栄堂書店パセオ西店。前回訪問したときとは、棚の配置など店内のイメージが少し変わっていましたが、あいかわらず、お店じゅうに活気があって、棚がにぎやか。楽しいお店でした。


130803弘栄堂書店 入り口4130803弘栄堂書店ベスト

↑店の入り口では、「弘栄堂ベスト コミック・文庫編」が目立つように展開されていました。


130803弘栄堂書店書皮130803弘栄堂書店ビニール

↑吉祥寺の弘栄堂書店を長らく利用していた者としては、この店名だけで、このデザインだけで、なんとも言えないなつかしい気分にさせられるんですよねえ。


130803弘栄堂だより

↑同店で発行しているフリーペーパー「弘栄堂だより」。A4両面モノクロ、オール手書きで、売上ランキングに新刊案内におすすめ本紹介にと、情報ぎっしり。


130803弘栄堂書店 爪句130803弘栄堂書店 モーリー

↑同店で購入した何冊かのなかから2点紹介。左は、前回の訪問時にも紹介したことのある北海道豆本のシリーズ「爪句」の19巻「札幌の野鳥」。野鳥好きとしては、旅先で、その土地の野鳥を扱った本を買えるのは最高の楽しみです(ただ、本の中身のほうは、ピントの甘いものや構図もちょっとなあみたいなものなど、素人写真のレベルを超えていない写真が多くて、野鳥本としては必ずしも満足のいくものでは残念ながらありませんでした)


右の雑誌、『モーリー』は「北海道ネーチャーマガジン」という枕詞通りの内容。発売は北海道新聞社。たくさん並んでいたバックナンバーから、海獣好きにはたまらない特集「海洋哺乳類と共に」をピックアップ。


130803北海道キリスト教書店 入り口130803北海道キリスト教書店 ウインドー130803北海道キリスト教書店 ういんどー2

↑宿の近くでたまたまた見つけたお店。北海道キリスト教書店。看板(写真下)を見ると、「キリスト教書」「こどもの本」のお店となっていて、「北海道キリスト教書店」と「聖文舎」が並列されていますが、正式な店名は「北海道キリスト教書店」のようです。


130803北海道キリスト教書店 店名

サイトの説明を引くと、《札幌駅北口から歩いて10分。目の前が北海道大学。5階建ての北海道クリスチャンセンターの一階(玄関に向かって右)に店舗を構える。キリスト教書籍や絵本を中心に用品も扱う。9月下旬には、早くもクリスマス用品が並び始める》というお店。


130803北海道キリスト教書店 

↑お店のウインドーには、こんなポスターも。「キリスト教本屋大賞2013」なんてのがあるんですね。ぜんぜん知りませんでした。Facebookページもできていますね。


130803南陽堂書店

↑宿の近くで古書店を発見。南陽堂書店。新古書店っぽいところのまったくない、昔ながらの古本屋さん、という佇まいで、すばらしい品揃え。こういう古本屋さんに旅先で出会えるとは、なんとラッキーなことでしょうか。


お店は、縦長で、見た目よりも奥行きがあります。入り口を入ってすぐ右側には全集の類がずらりと並んでいます。まず、それだけでも驚きますが、文芸も新古書店にはないようなものがずらりと並んでいるし、「本の本」だけで、大きな棚が1本使われているし、理工書や法律書などの専門書もたくさんそろっています。圧巻は、お店の奥、レジの近くに並ぶ北海道関連書で、この分野にくわしいわけではないので、内容についてはわかりませんが、量がすごい。いやはや、びっくりしてしまいました。


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