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空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

東京の公園、怪獣少年遺作、カルト映画、ユートピア……今日買った本たち。

今日BOOKSルーエで買った本、別の店で買った本をまとめてざっと紹介します。


  • スマートライフクラブ『東京23区の有名公園散歩』(新人物文庫)
  • 竹内博『特撮をめぐる人々 日本映画昭和の時代』(ワイズ出版)
  • 末次由紀『ちはやふる』14巻(講談社)
  • 『仰天カルト・ムービー100 映画の必修科目01』(洋泉社)
  • 藤子・F・不二雄、藤子不二雄A『ユートピア 最後の世界大戦』(小学館クリエイティブ)

『東京23区の有名公園散歩』は書名通りの文庫で、見開きで1か所、公園が紹介されています。散歩のお伴にも良さそうだし、ぱらぱら読みつつ、文庫遠足の候補地を探すのも楽しそう。表紙に、《鳥と花の図鑑付き!》《わかりやすいマップ付き》と、2つも「付き」物がうたってあるのがなんだかおかしい(笑)。


『特撮をめぐる人々』は、しばらく前、7月の記事で訃報を紹介した、特撮研究家、竹内博さんの遺作。2章立てで、前半は本多猪四郎、伊福部昭といった特撮関係者へのインタビュー6本、後半は映画史論が三本。巻末のあとがきの日付は5/11。亡くなられたのが、6/27。本の刊行まであと少しだったのに……。そのあとがきの最後には、こうあります。《かつての怪獣少年より、あなたに。》……現役も元も、怪獣少年は必読。


『仰天カルト・ムービー100』、目次を見たら、好きな映画がたくさん入っている。趣味がばれますね。この本と取りあげられている映画たちに興味がある人には、《伝説のカルト・ムービー誕生の真実を描いたドキュメンタリー》という内容の映画『ミッドナイト・ムービー』もおすすめです。




まさか、この本を新刊書店で、新刊として買える日がくるとはなあ……。『ユートピア 最後の世界大戦』。ぼくは漫画の稀少本の世界にくわしいわけではぜんぜんないですが、それでも、この元本がものすごい古書価であったことは、知識として知ってるぐらいの有名な1冊。帯に《超超幻の単行本》とありますが、この《超超》がまったく大げさでない本ですからね、これ。


もちろん、発行は、驚愕の復刻漫画を次々に刊行している小学館クリエイティブ。けっこういい値段がしますが、でも、この本を読みたいと思うような人にとっては、決して高くないような気がします。ずっしりと、うれしい持ち重りのする1冊です。


今日のルーエの様子もついでに紹介しておきましょう。


ルーエ ブロンソンズフェア

↑「空犬さん、社運をかけたこのフェア、見てくださいよっ!」と花本氏。いや、かけてない気がするぞ、社運は(笑)。ちくま文庫の『ブロンソンならこう言うね』が、ありえないぐらいずらりと並んでいます。POPの文言とかもなんだかおかしい(笑)。


ぜひ売上に協力したいところだけど、これ、親本のごま書房の新書を持ってるんだよなあ。というわけで、社運がかかっているかもしれないこのフェア、空犬からもぜひよろしくお願いします。ちなみに、この本は、すごーくくだらないですが、すごーくおもしろいです。とくに、男子には。



ルーエ 人生相談フェア

↑上の『ブロンソンならこう言うね』、親本には、「マニア・カルト一生相談」という副題がついてました。で、その意味で、リンクしていると言えなくもない、こんなフェアが近くで展開中。「悩めるときの駆け込み文庫」。


人生相談的な内容の文庫がずらりと並んでます。POPを見たら、なんか、全部に「第1位」って書いてあるぞ(笑)。それぞれの人生相談本が何の部門の第1位なのかは、ぜひ店頭で確認してみてください。


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