空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

iPadで音楽、そしてKORGからまたしてもキラーソフトが

書店がらみのマジメな話題が続いたので(プロレスに脱線してるじゃねえか、というツッコミには返す言葉もありません……)、ちょっと息抜きにこんなのも。もうしばらく前の話になりますが、BOOKSルーエで、こんなの買っちゃいました。


  • 大人の科学マガジン特別編集『iPad+iPhoneで楽しむ楽器+音楽製作アプリ150』(学研)



楽器、とくにギターについては、一応30年ぐらいやっていたりするもので、腕前はともかく、思い入れだけは相当にあります。長年使っている楽器は、もうなんというか腕の延長みたいなもの。ですから、当然、リアルな楽器でないといかんわけです。


アコースティック、エレクトリック、リアル、バーチャル、マジメ、おもちゃ……広義の楽器に好きなものはたくさんあるんですが、もしも、なんらかの理由で、1つの楽器しか選べない、なんてことになったら、当然ギター、それもリアルなギター(このような限定の仕方自体、なんだか変な気がするけれど)選ぶに決まってるわけです(ちなみに、我が愛機はFenderのテレキャスター)。


と、ここまで書いておいて、そんなリアル楽器志向、ギター愛と矛盾するように思われるかもしれませんが、一方で、おもちゃ楽器にも目がないんですよね。これは、YMOのリアルタイム世代であることと関係があるのかないのか、自分でもわかりませんが、とにかく、好きなんですよ。これまでも、KORGのカオシレーターや、DS-10にはまっちゃった話は何度か記事に書いたりしている通り。




先日、吉っ読で開催したイベント「ブックンロール」では、吉っ読バンド、その名もブックスピストルズとして、拙すぎる演奏を披露したんですが、実はこのバンドも、学研の「大人の科学」の付録とか、おもちゃ楽器だけで演奏をできないか、という飲み会の与太話が元になっているんですよ。それぐらい、おもちゃ楽器への関心は強い、というわけなんですね。


で、iPadなんですが、これ、電子書籍リーダーとしての評価はともかく(ところで、iPad、電子書籍リーダーとしての使い勝手、電子版と冊子版を読み比べた感想などを記事にまとめるつもりでいたんですが、もうさんざんいろんなところでいろんな方が書いてますから、もういいや、別に空犬が書かなくてもいいよね、という気になっちゃったりしてます……)、個人的には、音楽関係にやられてしまいました。


だって、これ、音楽ガジェットとしてみたら、好き者はたまらんですよ。いやはや、すごい。こんな楽しいおもちゃだとは思わなかった。DSi+DS-10を手に入れたときも、こんなにおもしろいおもちゃ楽器があっていいのかと驚きましたが、ある意味、そのレベルを超えてますよね。


ツイッターでいろいろ言及されてましたから、すでにご存じの方も多いと思いますが、これ、ご覧になったことありますか?


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渋谷は3日後、吉祥寺はひと月半後……ジュンクの新店、まもなくです

吉祥寺在住・利用者の本好き書店好きにとって、現在最大の関心事といっていい、ジュンク堂書店の出店問題。同店のツイッターアカウントと公式サイトで、正式にアナウンスされましたね。以下、短いので、サイトから引かせていただきます。


《ジュンク堂書店 吉祥寺店 10月中旬オープン!

コピス吉祥寺 6階・7階に、新店舗をオープンします。

2010年3月、惜しまれつつ閉店した伊勢丹吉祥寺店の跡地が、 10月に「コピス吉祥寺」としてリニューアルオープン。ジュンク堂書店はこの中核テナントとなります。

売り場面積 約1100坪の書店は、エリアでも最大級となります。ジュンク堂ならではの品揃えで、みなさまをお待ち申し上げます。 》


エリアでも最大級……まさにそうなんですよね。なにしろ、1100坪。ジュンク堂書店の出店は、地方都市でも700、800坪は当たり前、大都市・首都圏なら1000坪超が当然という感じ。かつては新店報道のたびに驚かされたものですが、その驚きも薄れてきてしまい、慣れというのはこわいものだなあとあらためて思わされますが、これ、とんでもない数字ですよ。


既存店のリブロ啓文堂書店ブックファーストの各吉祥寺店、そしてBOOKSルーエこれら4店の床面積を全部合わせたのとほぼ同じですから。この数字、ブックンロールのトークのなかで、参考値として報告したんですが、さすがに会場がどよめいていました。いかに同店が大きいか、いかにそれまでの商圏と小売店の関係を根底から覆すような出店であるかが、この数字だけでもご想像いただけるかと思います。つまり、これ、ヨドバシカメラが吉祥寺にやってきたときと、同程度のインパクトだと言っていいと思うのですよ。


前後して、コピス吉祥寺の開店日およびショップリストも公開されましたね。開店日は10月15日(金)。ショップのリスト、テキスト版はこちら、外観図やフロアコンセプトなど詳細な情報を含むPDF版のプレスリリースはこちら


周りのお店への影響という点で、関係者の気になるところであった開店時間、ジュンク堂書店のサイトでは未定となっていますが、コピスのサイトでは、10:00~21:00となっています。夜が比較的早めになっているのは、近隣の店舗への配慮でしょうか。これで、少なくとも、吉祥寺でいちばん遅くまでやっている新刊書店の座は、BOOKSルーエが守れることになりました。よかったね。


吉祥寺とは、井の頭線の端っこ同士の関係、いろいろな点で縁のある渋谷への出店は、ひと足早い、9月2日(木)。こちらは、正式には「MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店」。こちらも気になりますね。


それにしても、ジュンク堂書店の出店計画、個別に見ても、その規模やテンポに驚かされますが、年間で見てみると、あらためて驚かされますね。2010年に入ってからの主なところをピックアップすると、4月には新・鹿児島店(1300坪)、5月には岡山店(750坪)、9月には先の渋谷店(1100坪)、10月には吉祥寺店(1100坪)と広島店(1200坪)、そして、10月末には郡山(720坪)。増床などをのぞいてこれですからね。ここまでで、6000坪を超えてますよ。1業種の1チェーン(部分的にコラボがあるとは言え)が数か月の間に展開したものとしては、これ、冷静に考えて、ものすごい数字ですよね。


ジュンク堂書店は、この空犬通信に、出店問題云々の前からよく登場していることからおわかりいただけるかと思いますが、個人的には好きなお店です。一読者としてもそうですし、仕事的にもとても大事なお店です。知り合いも、それこそ、一緒にお酒を飲みにいける仲良しもいます。何もここで名指しで何か批判をしたいとか、そういう店ではもともとまったくないのです。


そういう、個人的なつながりや、新宿店、池袋本店、大阪本店といった特定の店舗への思い入れとはまったく別のところで、やはり、ちょっと不安や疑問や違和感が、頭をかすめるのをどうすることもできないのです。だって、超大型書店の需要がもともと存在した渋谷はともかく、その他の街に、800~1000坪もの書店が、商圏的に見て必要だとは、個人的には思えないもの(鹿児島をのぞき、他の街は、一応街の規模や様子、主要な書店を自分の目で見ていますが、そのうえでの感想です)。とくに、10月末の郡山はびっくりですね。佐藤書店、八重洲ブックンセンター、リブロなどがあったはずの街ですが、700坪超の書店とは……。


……すみません、話がとっちらかってしまいました。いろいろむずかしい問題もあって、わたしの筆力ではまとめきれず、書こう書こうと思いつつ、というか、そのうち書くと予告までしながら書けていないんですが、この問題、つまり、「すでに既存店のある、大規模とは言えない商圏への出店」問題については、稿をあらためます。


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