空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

アサッテ、授乳、火星……昨日ルーエで買った本たち。

昨日、BOOKSルーエで買った本の続きですよ。


  • 諏訪哲史『アサッテの人』(講談社文庫)
  • 村村田沙耶香『授乳』(文庫)
  • ブラッドベリ『火星年代記』(ハヤカワ文庫)



「これ、俺、買ったっけ?」「いや、買ってないですよ、それ」……うわ、即答だ。ほんと、持つべきものは書店員の友人ですよねえ。というわけで、安心して買えました、『アサッテの人』。ちなみに、こうして重ね買いの危機を救われるのは、何度目かです。


『週刊読書人』の7月30日号、「夏の文庫大特集」を読んでいたら、こんな文章が。小さな書店での話。《その頃は少女小説が大好きで、桃色の背表紙が並ぶコーナーへ直行しては、じっくりと貴重な五百円玉を投資する一冊を探した。その頃から小説を書いていたので、そそれがいつのまにか本になっていないかも、欠かさず確認しいた。「む」の行を探しては、「まだ出ていないなあ」と思った。》……いいですよねえ、この光景。で、この続きがまたいいんですよ。


《当時の私は、人間の頭やワープロが、どこか天空のようなところと繋がっていて、それがいつのまにか本になるという仕組みだと漠然と思っていたのだった。》


村田沙耶香さんによる「文庫の棚という異世界」の一節です。これで、すっかり彼女のファンになってしまったので(これまでその作品を読んだことがなかったのです)、早速買ってみたのが『授乳』。先のエッセイは、切り抜いて、この文庫にはさんでおくとしよう。


『火星年代記』は買うまでにずいぶん迷いました。同じように思われたオールドSFファンはたくさんいると思いますが、ぼくにとって、旧版は、ジュブナイルではない、大人向けのSF、それも翻訳もののSFを文庫で読み始めた、最初期のころに読んで大いに感銘を受けた1冊だったからです。


新装とか新訳とか、そのような装い替えの戦略には慣れてきてしまって、さすがにそれだけでいきなりとびついたりはしない。著者の序文と2短篇が追加されているというのは、無視するにはちょっと大きな変化だけど、さりとて、即とびつきたくなるほどかというと微妙。最初に読んだときの版での読後感や印象を大事にしておくか、新たな版で久しぶりに読み直すか、どちらが自分にとってより幸せな読書なのか、慎重に天秤にかけたくもなりますよねえ。


古くからのブラッドベリ読み、SF読みのみなさんは、この新版、結局買われたのかなあ、それとも見送ったのかなあ……とても興味あります。


中上健次、佐藤さとる、大魔神……今日ルーエで買った本たち。

今日は過ごしやすい1日でしたね。「吉っ読」のブログにも同じこと書いてて恐縮ですが、「ブックンロール」まであと10日ほど。もう余裕で当日を迎えるだけ、となっていればいいのですが、そこは夏休みの宿題的事態というかなんというか、直前まで、お店との打合せ、バンドの練習、トークに使う資料や「吉っ読」スタッフ用資料の準備、関係者のみなさんへの連絡、お金の手配などなどといったあれこれに、てんてこまい、ここへ来て、もうわたくしの毎日はブックンロール一色、で、寝る間もビール飲む間も特撮映画を観ている間もありま(こうして連ねていくうちに、信憑性も反比例的に減少)……まあ、まったくないわけではないですが、ちょっとは削ったりしながら、とにかく、いろいろがんばっているわけです。はい。


たったひと晩の、こんな小規模のイベント1つで、これですからね。ブックオカ、不忍ブックストリート、ブックマーク名古屋、本toちばといった、地域書店イベントの先達のみなさんの苦労たるやいかほどであったかと、今さらながらに尊敬の念を新たにします。「吉っ読」もがんばらなくては……。


今日は、このイベント準備の件で、夕方へこまされる出来事が。打たれ弱くできているもので、ダメージからの回復に時間がかかるほうなんですが、引きずってるわけにもいきません。とりあえず吉祥寺で一杯でも、と思ったんですが、こんなときに独り酒も何かと思い直し、結局いつもとおり、BOOKSルーエへ。


で、花本氏をつかまえて、イベントのあれこれや、本のあれこれをおしゃべりしているうちに、気分もおちついて、気がついたら、いつものようにまとめ買い。


  • 高山文彦『エレクトラ 中上健次の生涯』(文春文庫)
  • 佐藤さとる『佐藤さとる童話集』(ハルキ文庫)
  • 小野俊太郎『大魔神の精神史』(角川oneテーマ21)




『エレクトラ』は、ぼくにとって、とても大事な作家について書かれた、とても大事な本。単行本ですでに通読2回、拾い読み数え切れずという本なんですが、文庫になったら当然買わなくてはなりません。20頁以上におよぶ文庫版あとがきがついているとあれば、なおのこと。この本については、さらっと書くことができないので、いつか機会をあらためて、きちんと向き合って文章にしてみたいです。


佐藤さとる……小学生のころに「コロボックル」シリーズに親しんだ身にとっては、とてもなつかしい名前。こういうのが、安価な文庫になるのって、ほんとにうれしいよね。


「空犬さん、こんなん出ましたー!」という話は、ルーエではしょっちゅう聞かされていて、たいがい買ってしまうことになります。今回は、すごいですよ。この『大魔神』、わざわざメールで知らせてくれましたからね、花本氏は(笑)。大魔神が出てますよ、って。しかしなあ、特撮や怪獣ものが出るたびに、「買うにちがいない」と狙い撃ちされてる40男って、どうよ……まあ、実際買うんだけど(苦笑)。


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「はやぶさ」の感動を再び……『小惑星探査機 はやぶさの大冒険』

今日は、吉祥寺で、娘と一緒に『借りぐらしのアリエッティ』を観てきたんですが、すでにいろんなところでさんざん語られているはずのこの作品その感想はさておき、発売前からずっと楽しみにしていて今日読了したばかりの、この本を紹介しておきます。


  • 山根一眞 『小惑星探査機 はやぶさの大冒険』(マガジンハウス)



いやあ、もう実にわくわくする読書でした。


7年もかけて数億キロを旅し、小惑星のサンプルを持ち帰り、カプセルを地球に帰還させると、自身は再突入時に燃え尽きてしまう……そんなドラマチックなミッションと帰還劇が多くの人の共感と関心を呼び、6月の帰還時には各種メディアで大いに盛り上がったのも記憶に新しい「はやぶさ」。


ふだんからの宇宙ファン、天文ファンはともかく、多くは、一緒になってお祭り騒ぎ的に「はやぶさ」を応援していたという感じなんでしょう。別にそれが悪いというわけではなくて、むしろ、きっかけがなんであれば、こうした天文関連、宇宙開発関連の話題に一般の方の目が向くというのはすてきなことだと思うからです。


でも、ぼくを含めた、そういうにわか「はやぶさ」ファンで、そもそも「はやぶさ」って何なのか、そのミッションにどんな意義があったのか、何が画期的だったのかを、人に説明できる程度に把握している人は、そんなに多くはないはず。かくいうぼくも、天文本は大好きだけど、「はやぶさ」についてはあいまいな知識しかない、よくわかっていなかった一人でした。


本書は、そういう人にもぴったりな1冊。技術関連の話もたくさん出てきますが、理系的な知識がゼロの人でも十分に楽しめる、読みやすい文章で書かれています。分量やカバーする範囲も適度で、一気に読めてしまいます。そのような本なので、いちいち内容を説明することはしません。「はやぶさ」帰還劇にちょっとでも興味を覚えた方、帰還当日の報道を追っかけたり、突入時の動画を見たりしたことがある方は、ぜひ手にとってみてください。きっと、6月のときのわくわくを再体験できますから。空犬通信、強くおすすめの1冊です。




↑これといって欠点のない山根本ですが、多少残念な点があるとしたら、図版があまり多くはないこと(カラー図版は巻頭巻末に数頁あるにはある)。その点、こういうビジュアル本も併読するとなおいいのかも。


今日も書店回り……そして、夏の古本市、まだありました

今日は日中、用事があったので、猛暑のなか書店回り。ふだんは、まったく苦にならない、というか、喜んで出かけていく書店回りですが、さすがに今日の暑さは、いかな書店好きとはいえ、やっぱりこたえましたね。お茶の水、東京、上野をはしごしたんですが、いやはや、見事にくたんくたんになりました。


しばらく前にツイートした、「リブロ「miomio八重洲地下街店」を18日開店。」(8/2文化通信速報版)の件、場所を調べようと、八重洲ブックセンターに寄るついでに、八重洲地下街を見てきました。一部で工事が続いている同地下街、案内所で訪ねてみたところ、現在改装中のエリアに入るということしかわからないとのこと。改装エリア内の詳細はまだ発表されていなし、もらえるような案内資料もまだないのだとか。


ところで、同地下街にはラーメン屋の並ぶ一角があるけれど(いま調べたら東京ラーメンストリートと名前がついていた。しょっちゅう通ってるし、食べたこともあるのに、気づかなかった)、どの店も行列。地下街は冷房が効いているし、日差しもないとはいえ、こんなすさまじい猛暑の昼に、よく熱い汁物が入るなあ、すごいなあ、と感心してしまいました。


ぼくはラーメン好きですが、今日はとても……と、熱いのを避けてカレー屋さんに入ったら、これが思ったより辛くて、結局汗だくに。何やってんだか……。


閑話休題。ことほどさように、真夏の書店めぐりは大変なんですが、夏休みの本屋さんって、ふだんは見かけないような親子連れがたくさん来ていたりして、そういうのは、なんというかいいですよね。大きいのと小っちゃいのが並んで一緒に本を選んでいる絵(とくに、後ろ姿がいい)、顔をくっつけあって1冊の本をのぞきこんでる絵(サイズの違う親子の頭が並んでいるのもいいが、子どもふたりがぎゅっとくっついている様子もまたいい)、床にぺたりと座り込んで一心に本に集中している絵とか、ほんと、いいものですよ。


こういう子どもたちの姿を見かけるたびに、ああ、写真に撮りたいなあ、と思うのです。もちろん、実際には、書店内でぱちぱちやるわけにはいきませんし、だいたいモデルの人にも迷惑ですから、むずかしいのですが……。こういう絵を集められたら、本好き書店好きの頬を思わずゆるませる、とても幸せな写真集が作れそうなんだけどなあ。



以前紹介した、ぼくの大好きな写真集、これの、子ども・親子中心のもの、ってことですね。



今日は、小さな女の子が、「これがね、それでね…」と、母親に本の内容を一生懸命説明している場に遭遇。親が読んであげたり、内容を説明してあげたりというのはよく見かけますが、逆もいいものだなあ。あまりにかわいいので、あやしまれない程度に近づいて、一緒に聞き入ってしまいましたよ。暑さにやられて、くてくてだったのが、ちょっといい気分になれました。


先日、夏の古書市として、まもなく「リブロ池袋本店古本まつり」が開催と紹介しましたが、都内のデパート関係ではこれもありましたね。「第19回東急東横店渋谷大古本市」。8/12~18、渋谷・東急東横店の8階です。


渋谷古本市2010

↑おなじみのポスター。



いま調べてみたら、小田急百貨店新宿店で、「三省堂書店 夏の大市」というのが開催されるようですね。8/11~19、同店の11階のようです。小田急百貨店での古本市がなくなってしまってもう数年になりますから、同店での古本がらみの催事はずいぶん久しぶりのことになるのではないでしょうか。「三省堂書店」と冠がついているぐらいですから、いわゆる、複数の古書店が集まって市を出すタイプの古本市とは違うんでしょうし、規模もそれほど大きいとは思えないんですが、ちょっと行ってみたくなりますね。


あと、デパートがらみではないですが、これも行きたいんだよなあ。イケブックロ~わめぞの古本・雑貨市 in 池袋。でも、8/6~8の3日間だけのようで、たまたまこの3日はちょっと池袋には出られそうもない。ううむ、残念。


中央線沿線では、これもありました。立川フロム古書市。8/10~29と開催期間が長め。フロム中武の4階にて。オリオン書房を訪ねるついでに、寄ってくるかなあ。


というわけで。夏のデパート古本市も、すっかり少なくなってしまってさびしいものです、なんて記事をいつだったか書きましたが、デパートにこだわらずに探してみると、夏の古本市、意外にありました。古本者は、暑さに負けず、ぜひせっせと通いたいものですね。がんばりましょう。というのも変ですが。


吉祥寺の出版社、夏葉社さんの第2弾、この秋に刊行予定です

「吉っ読」に一度お呼びして以来、すっかり吉祥寺仲間という感じでおつきあいさせてもらってます、吉祥寺の出版社、夏葉社さん。立ち上げ第1弾としてはあまりにも大人な渋すぎるセレクト、『レンブランントの帽子』は、書評にtwitterにと方々で取り上げられ、大いに話題を呼びました、っていうか今も呼んでますよね。




さて、その夏葉社さん、第2弾の本が、まもなく刊行されるようですよ。


    関口良雄『昔日の客』(夏葉社)


↑元版。



ご本人がツイートされていますので、引かせていただきます。《まだ仔細かたまっておりませんが、の『昔日の客』という作品を、今秋復刊する予定です。古本屋さんを愛する人なら、必ず気に入ってもらえる随筆集です。関口さんは、今はなき、大森馬込の古本屋「山王書房」の店主。作品に出てくる人たちは、野呂邦暢、上林暁、尾崎一雄、三島由紀夫、上林暁等》


ひと昔前の日本文学が好きな方の興味を大いに引きそうな本ですよね。かくいうわたくし空犬も、この本、夏葉さんから次の本だと聞かされる前から気になっていた本でした。というのも、この空犬通信で何度も取り上げている、空犬お気に入り作家の1人、野呂邦暢さんのエッセイ集に、この本のことが出てくるんですよ。今年の春、みすず書房から「大人の本棚」シリーズの1冊として刊行された、野呂邦暢さんのエッセイ集『夕暮の緑の光 野呂邦暢随筆選』です。




この本は、大事に読みたいので、ゆっくりゆっくり、寝る前に少しずつ読んでいるのですが、ちょうどこのあたりを読んでいたころに、夏葉さんから次の予定としてこの本のことを教えてもらったので、あまりの奇遇にびっくりした次第。


今日の時点でも、まだ刊行の予定や、総頁数なども決まっていないようですが、まもなくくわしいことを教えていただけるようなので、また追って、空犬通信で紹介したいと思います。


傷だらけの店長、書店ポップ、今泉棚……重要な本・書店本が続きます

しばらく前から、まもなく出るものまで含めると、このところ広義の「本の本」で、気になるものがいくつも出ています。たとえば、こんなのたち。





Amazonにあがっていないものでも、『書店ポップ術 グッドセラー死闘編』(試論社;刊行済)、『「今泉棚」とリブロの時代』(論創社;8月刊行予定)などもあります。


本と書店を応援するサイトを自称する以上は、こういう本をこそ取り上げないとね。というわけで、本によってはしばらく先になるものもあるかもしれませんが、近々にこれらについて、感想をまとめたいと思います。


ちなみに、今読んでいるのは、『傷だらけの店長』。連載で読んでいるけれど、やっぱり通して読まないと。これ、最近ひんぱんに取り上げている吉祥寺の書店事情や、渋谷や池袋の出店問題を思わせるところがあったりもして、内容のいちいちが身にしみます。かなりつらい内容を含む本だけれど、でも、書店本としては必読といっていい1冊だと思います。くわしくは後日。


ところで。「本の本」といえば、いま「話題」の、あれは取り上げないの?と思われる方もいるかもしれません。(以下、ある本について、やや批判めいたことを書いていますので、そういうのが苦手な方は読み飛ばしてください。)


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中野シズカ『星匠』を美しいカバー画に惹かれて購入です

先日、中野ブロードウェイに久しぶりに遊びにいった折り、タコシェで、こんな本を買ってしまいました。


  • 中野シズカ『星匠(ほしじょう)』(青林工藝舎)



これ、BOOKSルーエで教えてもらったんだっけかなあ、ちょっときっかけは忘れてしまったんですが、なんとなく記憶に残っていたもの。ご覧の通り、濃青をベースにした美しい色合いの表紙画とタイトルがとても印象的で、ふだんコミックを読まないのに、思わず手にしてしまったもの。


著者の中野シズカさん、スクリーントーンを重ねて描く、大変に手間のかかる、特殊な技法を駆使されている方なのだとのこと。コミックの技術的なことはさっぱりわからないんですが、そんな素人にも、絵の独特さ、美しさが伝わってきます。


お話のほうも、著者が「視えない世界」と呼ぶ、ある人にしか視えない日常のあわいにひそむちょっと不思議な世界を描いたもので、なかなかに空犬好み。とくに、表題作「星匠」と「一夏」が気に入ってしまいました。


ちなみに、この本、サイン本で、さらに「生スクリーントーン付きメルシーカード」なるカードまでついてました。タコシェのオンラインショップに、この特典について、画像入りで紹介されていますので、ファンの方はぜひどうぞ。


あと、余談なんですが、この絵の感じ、何かを思い出させるなあ、と思ったら……トーベ・ヤンソンによるムーミン・コミックのキャラにちょっと似てる気が! いかがでしょう。……なんてことを書いたら、何をとんちんかんな、と思われちゃうかなあ。




↑寡作な方のようで、作品はほかにこれだけ。これらも気になります。

宇宙SF、大好きです……『ワイオミング生まれの宇宙飛行士』読書中

いま、これを読んでるんですが、いやあ、いいなあ、これ。すごく好みです。


  • 中村融編『ワイオミング生まれの宇宙飛行士 宇宙開発SF傑作選 SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー』(ハヤカワ文庫SF)



実はまだ最初の一篇「主任設計者」を読み終えただけなんですが、これがもう、宇宙SF好きにはたまらない、すばらしい一篇なんですよ。ふつうに読むと、ノンフィクションノベルか、というような語り口で、実際、史実と虚構がないまぜになっているので、このあたりの宇宙開発史、米ソの戦いの歴史に明るくない人が読むと、どこまでが本当で、どこからがフィクションなのか、わからないのではないかと思います。


でも、別にそうした史実の知識がないと楽しめないような作品ではまったくありません。とにかく、こまかい説明は抜きにして、ぜひ読んでほしいですね。とくに、↓こういう映画が本たちが好きな人なら、ぜったいにぐっとくると思います。





ああ、残りを読むのが楽しみだなあ。


京王の古書市に行ってきましたよ

今日は、京王新宿で開催中の古書市に行ってきました。2回目なんですが、前回、隅々まで見たつもりだったのに、見落としがあるようで、発見と掘り出しも。


中公の品切れ文庫、多和田葉子さんの初版本で持っていない1冊を見つけたほかは、特撮・SF・ホラー映画関連の書籍ばっかりなので、とくに戦利品をここでリストアップすることはしませんが、これだけはあげておいてもいいかな。


  • 宝田明『ニッポン・ゴジラ黄金伝説』(扶桑社)



初代ゴジラ主演俳優、宝田明さんの本で、《自らをゴジラの同級生と呼ぶ宝田明氏が、円谷英二監督、本多猪四郎監督をはじめ、様々なゴジラの創造者たちとの交流を通して、この時代を流れた娯楽スピリットのなんたるかを語りつくす》(内容紹介より)というもの。


本自体は別にめずらしいものではないですが、これ、サイン本だったんですよ。ちょっとうれしい。


この本を含め、今回の成果、ほとんどがハーフノートブックス。探偵やひと昔前の文学に強いところで、古書市で見かけると必ずチェックしたくなるお店の1つです。


京王の古書市は8/3まで。まだの方はぜひ。この後、東京のデパート古書市だとリブロ池袋本店の「夏の古本まつり」がありますね。8月11日(水)から、西武池袋本店別館2回の西武ギャラリーにて。ちょうど今日、目録が届きました。こちらも楽しみです。ちなみに、ハーフノートブックスさんはこちらにも出店していますよ。


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