空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

片岡義男のクールネス全開短篇集

吉祥寺の書店&飲み仲間の1人がお店を始めることになりました。飲食店なんですが、店内に本棚を置いて、お客さんが自由に本を読めるようにするのだとか。で、我々オーナーの友人数人で本をセレクト、その本棚に置かせてもらうことになったのです。


文庫限定。条件はコミック文庫のぞく、というぐらいであとは自由。1人最大70冊なんだけど、70冊ってけっこうな冊数ですよね。これを依頼されたのが3か月ぐらい前だったかなあ。けっこう本気で選書しちゃいましたよ。


だって、自分ち以外の場所、それも飲食店に自分の本が置いてあるなんて、すてきではないですか。それも友人たちの本と一緒になって、1つの棚におさまってるなんて。いやあ、人のための選書は楽しいなあ。


ぼくは早々に選書を終えて、もう友人のところに送りつけてあります。一応、仲間うちではぜったいかぶらないようにしようぜ、と言い合ったのです。かぶったら、双方負けだぞ、と。何が勝ち負けなんだかよくわかりませんが、まあ、とにかくくやしい感じはしますよね。


お互いの趣味はそこそこわかってるけど、けっこうかぶってるところもあるし、あんまりカミングアウトしてない趣味もありますからね。ぼくの場合、乱歩・探偵・幻想・SF・怪獣……あたりは空犬のフィールドだと思われてるでしょうから、こういうのをぶつけてくる相手はまあいないでしょう。安心して出せます。あと中上とか、保坂とか、機会あるごとに愛を語りまくっている作家も大丈夫でしょう。ああ、みんながどんなの出してくるか楽しみだなあ。


この本も、その選書の過程でピックアップ、読んでみたもの。


  • 片岡義男『花模様が怖い 謎と銃弾の短篇 片岡義男コレクション1』(ハヤカワ文庫)



本書のあとがきにもそういう主旨のことが書かれていますが、片岡義男って、出会う時期、ふれた年代によってけっこうイメージが印象が違うと思うのです。ぼくの場合、世代的には、一連の角川青春映画の原作者というイメージでした。なんか、きざでおされな世界が描かれた、思わせぶりできざなタイトルの作品群。そういうのを乱発した、きざなだけの作家だと思ってた時期があるんですよね。



↑これが典型の1つ。



実をいうと、その前に、角川文庫のビートルズ詩集とか、晶文社のジョン・レノン本の訳者として出会っていて、音楽本、それも自分が好きなあたりの音楽を手がけている人というイメージがあっただけに、よけいにその落差がダメだったんですよねえ。




ところが。この短篇集に収められた一連のハードボイルドはいいですよ。とにかくクール。最初の一篇「心をこめてカボチャ畑にすわる」なんて、映画のワンシーンのような「絵」が読みながら次々に、そして鮮明に浮かんできます。あと、「狙撃者がいる」の女殺し屋も強く印象に残ります。


ぼくのような先入観や勝手な苦手意識で読まず嫌いですませている人もけっこういるかもしれないことを考えると、今回のこの「片岡義男コレクション」は入り口としてはとてもいいかも。


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ディスクユニオン吉祥寺セールで、ついついアナログレコを買ってしまったり

昨日は小学校の運動会だったんですが、PTA参加の競技、綱引きに出たら、もう翌日はあちこちが痛くって、なんだか情けない思いで1日を過ごした空犬です。


週末は飲みに出たりはふだんしないんですが、昨日は故あって、吉祥寺の酔舎で飲み。気心の知れたメンツで、深夜まで音楽談義。酔舎には、最近は独りでいくことが多かったんですが、やっぱり仲間と一緒のほうが楽しいなあ。


ところで、酔舎で一杯の前に、ちょっと時間をつぶそうと入ったディスクユニオン吉祥寺店で、ちょうどセールをやってました。なもので、ただの時間つぶしのつもりが、店を出てくるときにはなぜか何枚もアナログレコードを抱えている羽目に……。


というわけで、今晩は、昨日買ったこんなレコたちを聴きながら、こんな本を読んでます。





いろいろ書きたいこともあるんですが、前述のような事情で、あちこちが痛いので、今日はリストアップだけにしておきます。


05/29のツイートまとめ

sorainu1968

今朝の武蔵野はくもり空。運動会が終わるまで、雨が降りませんようにっ!
05-29 07:57

武蔵野ではいまのところ雨が降らずになんとか。こどもたちには寒い天気になっちゃったけど雨よりいいよね。運動会終わるまでもちますように。
05-29 10:03

雨に降られることもなく、無事運動会終了! ありがとう! って、別に誰に言うわけでもないんだけど、そう言いたい気分。
05-29 15:41

急遽、酔舎仲間に誘われて吉祥寺で飲むことに。酔舎へ繰り出す。さあ、飲むぞー。
05-29 18:57

今日は吉祥寺でレコード買って、酔舎で飲んで、すごく楽しかったぞ。
05-29 23:56

05/28のツイートまとめ

sorainu1968

「読みたい電子出版物を「いつでも、どこでも」楽しめる機会を、より多くの方々に提供することを目指」し、「活字文化の隆盛のため、電子書籍時代に幅広く貢献することを目指」す、と。「読みたい本、いつでもどこでも 朝日新聞社」より(5/27朝日新聞) http://ow.ly/1QVKi
05-28 09:36

『レンブラントの帽子』、ブログで興味を持ってくれた知り合い用にと、三省堂神保町本店で2冊目をお買い上げ中、なんと@natsuhasha さんご本人にばったり。神保町に営業に来たら、ちょうど本を手にしている人がいて、近づいたら、昨日会った当方だったと。おもしろい出会いです。
05-28 12:31

昼休み、三省堂書店神保町本店をのぞいたら、雑誌売り場に、リボルテックの特撮フィギュアたちがじゃーんと平積みになってる! 書店でも扱いあるんだ。平成ガメラを手にとり、しばし悩む…。 http://ow.ly/1QYy1 #honyasan
05-28 12:39

書店回り。丸善御茶ノ水。次は秋葉原へ。
05-28 14:22

秋葉原より先に上野へ。ブックエキスプレスディラ上野にHさんを訪ねる。
05-28 15:19

@marishio ほんと、そうですね。神保町から御茶ノ水駅へ出るのに、今日、古書会館のまえ通ったんですよ。
05-28 15:23

秋葉原にやってきた。有隣堂へ。しかしヨドバシはいつ来てもすごい人だなあ。書店回りの後は打ち合わせ。
05-28 15:25

明日、晴れるかな。小学校の運動会なのだ。
05-28 15:29

書店回りの途中で本を買うと荷物が重くなって痛い目を見ることはわかっているが、そういうときにかぎって気になる本が目につく。そしてそういう本は、後で買うんじゃなくて、出会いを作ってくれたそのお店でこそ買いたいよね。#honyasan
05-28 15:37

「書店も売り方を工夫することで、逆にチャンスになるかもしれない」、のかなあ。「iPad効果で紙の本も売れる?注目は電子書籍」(5/28読売新聞) http://ow.ly/1R55o #denshi
05-28 20:54

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BEXディラ上野で、書店員登場のおすすめ本をゲット!

特撮リボルテックと怪獣娘の漫画の話だけだとさすがになんなので……。今日は、特撮リボルテックに心を奪われていただけじゃなくて、ちゃんとお仕事の書店回りもしてたんですよ。


三省堂書店神保町本店の後、お茶の水へ出て、まずは丸善お茶の水店へ。それから上野のBOOK EXPRESS ディラ上野店、その後、秋葉原の有隣堂ヨドバシAKIBA店へ。


BOOK EXPRESS ディラ上野店では、タイミングよく長谷川さんとSくんに会えたのでしばしおしゃべりを。有隣堂ヨドバシAKIBA店といい、このBOOK EXPRESS ディラ上野店といい、店内に活気や工夫の満ちている店は、仕事の用事も、買い物も、ただ見て歩くのも楽しくていいですよね。


今日、BOOK EXPRESS ディラ上野店で買った本はこちら。


  • 日本児童文芸家協会編『感動する仕事! 泣ける仕事!4 ドキドキやワクワクを伝えたい 』(学研教育出版)



これ、Amazonには、書影も内容紹介もないので、版元のサイトの情報を引いておきます。まずシリーズ全体はこんな感じ。《パティシエ、看護師、靴磨き職人、落語家など、各巻4名の仕事人を取り上げます。自分の力で困難を乗り越えた体験、仲間のおかげで成功することができた体験、人から感謝された体験など、仕事のやりがいや魅力を象徴するエピソードを紹介します。》


いろいろな職業を、その道のプロ1人にスポットをあてて、紹介するという、子ども向けの仕事ガイド本。総ルビなので、興味があれば小学校低学年ぐらいから読めそうな内容になっています。


で、この4巻の内容はこちら。《ジャーナリスト・堤未果/書店員・長谷川仁美/プロ野球球団通訳・安藤裕/報道カメラマン・吉川綾美。自分の力で困難を乗り越えた体験、仲間のおかげで成功した体験など・・・仕事のやりがいや魅力を象徴するエピソード4話を紹介します。》


「書店員・長谷川仁美」? ふん? な、な、なんと! これ、長谷川さんのことじゃあないですかっ! ……すみません、大げさに驚いて見せましたが、ご本人から事前に話は聞いて知ってたんですが、ご本人照れくさいのか、本が出てたことまでは聞いてなかったんですよね。でも、よかった。おかげでこうしてご本人のいる店でびっくりの出会いとともに買えたもんね。


ぜひ実物にあたってほしいので、あまりくわしいことは書きませんが、長谷川さんの書店員としての仕事すべてがわかるといっていいて、内容になってます。とくに、写真入りでばっちり紹介されている、彼女のパワフルで独特な描き文字が大活躍のPOPの話などは、一般の本好き書店好きはもちろん、現役の書店員の方が見ても興味深いものになっているかと。


BOOK EXPRESS ディラ上野店で長谷川さんといえば、これもありますよ。空犬通信でも何度も紹介している、すてきすぎる独自フリペ『季刊めくる』。もちろんこちらも文中で、写真入りで紹介されています。書店のPOPについては、本も出ていますし、雑誌の書店特集などでもよく取り上げられますが、手作りのフリペがこうして単行本のなかで紹介されるというのはとてもめずらしいこと(もしかしたら初めて?)ではないでしょうか。すごいなあ。やったね、長谷川さん!


というわけで。造りは児童書ですが、内容は、本の世界、書店の世界に興味のある方なら、大人でも楽しめる中身になっていますよ。ちなみに、同じ巻に紹介されているのは「報道カメラマン」「ジャーナリスト「球団通訳」と、まあ多少強引を承知で言えば、広義の本の世界、活字の世界に縁のある人たちばかり。


うち、「ジャーナリスト」の代表として登場しているのは堤未果さん。そう、日本エッセイストクラブ賞、そして新書大賞2009を受けた『ルポ 貧困大国アメリカ』(岩波新書)の書き手です。なかなかおもしろい組み合わせですよね。




というわけで。おそらくは、ふつう児童書の棚に置かれていて、本の本、マスコミ本などをチェックしている人も気づいていないかもしれない本書、書店に興味のある方にはおすすめの1冊ですよ。


『レンブラントの帽子』再び、そして特撮おたく(怪獣系)父+怪獣娘のコミックっていったい……

昼休み、いつものように神保町の書店をぶらぶらしていたときのこと。昨日紹介した『レンブラントの帽子』の記事を読んで、興味を持ってくれた人が、読みたいけど買えないと連絡をくれたので、代わりに買って送ってあげようと、三省堂書店神保町本店1階で、2冊目を買おうとしているところに、夏葉社の島田さんに声をかけられて、お互いにびっくり。神保町に営業に来たら、ちょうど本を手にしている人がいて、近づいたら、昨日会ったばかりの空犬だった、というわけ。いやはや。


レンブラント

で、その三省堂書店神保町本店の雑誌売り場を見ていたら、なんと、特撮リボルテックのフィギュアたちがじゃーんと平積みになってるではないですか! しかも、6/1発売のはずの平成ガメラやギャオスまで! これらって、書店でも扱いあるんですね。書店で、平成ガメラのフィギュアを片手に、しばし悩む四十男……。どうかと思いますよね、この絵は、我ながら。同僚や知り合いもいっぱいいるこの街でねえ……。



↑ガメラ、ギャオスはわかるとして、バラゴンまで! 東宝特撮映画DVDコレクションの17号として出た『フランケンシュタイン対地底怪獣』の「地底怪獣」ですね。みうらじゅんさんのお気に入り怪獣でもあります。


このままお持ち帰りして会社の机の上に飾る手もあるなと、危うく本気で買いそうになってしまいました。いろいろな出会いがある、昼の神保町の書店です。


さて。怪獣と言えば。先日啓文堂書店吉祥寺店をうろうろしているときに、こんな本を見つけてしまいました。


  • F4U 『怪獣のテイル』1(ヤングジャンプコミックス・ウルトラ)


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05/27のツイートまとめ

sorainu1968

「紀伊國屋書店、高井社長が一般向け電子書籍販売への意欲示す。」(「文化通信」速報版)http://www.bunkanews.jp/ #honyasan #denshi
05-27 09:43

「以前の学生は古今東西の古典や名著を読んでいないことを『恥ずかしい』と思ったが、今の学生はまったくそうは思っていない」の「以前」はいつぐらいまでだろう。「【毎日jp】本離れ:「止めたい」大学奮闘 全国調査で「読まない」学生4割」 http://bit.ly/9R0Tg6
05-27 10:04

たしかに。 RT @natsume32123 ぶっちゃけ団塊までぐらいだと思う。 RT @sorainu1968: 「以前の学生は古今東西の古典や名著を読んでいないことを『恥ずかしい』と思ったが、
05-27 10:15

当方もほぼ同世代で、夏文庫読破挑戦は感覚的にすごくわかります。逆に、以降の世代にはそういうのがないのか、ちょっと気になりますね。RT @panda1972 40代半ばの編集者ですが、夏休みに新潮文庫の100冊読破を目指していた中学生(自分)あたりが最後ではないかと。…
05-27 14:13

それは男子的にはきわめて正しい動機だと思いますw。こちらも似たようなノリで、いろいろ背伸びしたものです。 RT @panda1972 自分の動機も図書委員に可愛い女子がいたから…
05-27 16:04

今日はこれから書店に寄って、夜は吉祥寺で人に会う予定。仕事を離れて本の話ができる人と会うのはほんとに楽しい。
05-27 17:00

『BRUTUS』を買う。
05-27 17:01

啓文堂書店、三鷹店と吉祥寺店をはしご。
05-27 18:41

@gkfuji 啓文堂吉祥寺、少し狭くなりましたが、明るくて見通しのいいフロアのせいか、狭くなった感じはないですよ。ただ立地の影響はないわけではないようで、数字には厳しいところもあるようです。オープン時に書いた記事があるのでよろしければ。 http://ow.ly/1QAny
05-27 21:28

このところあんまり行く機会がないんですが、BGMにも気を遣ってる感じのお店ですよね。 RT @marishio 音羽館さんにお届けもの。本を選んでる間にかかっていた曲がすごく良かったなー。
05-27 21:29

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吉祥寺の出版社、夏葉社さんを訪問!……『レンブラントの帽子』おすすめです

夏に予定しているイベントの件、変更になってしまった分の代案が確定せず、落ち着かない日々を送っている空犬です。


今日は吉祥寺で1人出版をがんばっておられる夏葉社さんを、同じ吉祥寺ベース(といってもぜんぜん意味が違いますが)の出版人として表敬訪問。本の話のあれこれで、しばし楽しいひと時を過ごしました。っていうか、夜遅くまで独りでお仕事をされている夏葉社島田さんのお仕事のじゃまをしてきただけなんだけどね(苦笑)。島田さん、ありがとうございました。次はぜひ「吉っ読」に遊びに来てください。


さて、今日はもちろん、夏葉社さん入魂の処女出版、この本を紹介しないわけにはいきませんよね。


  • バーナード・マラマッド『レンブラントの帽子』(夏葉社)

レンブラント

Amazonには扱いがないので、書影のみあげておきます。オンライン書店では、bk1取り扱いがあるようです


そのbk1から内容紹介を引くと、こんな感じ。《寡作ながら文章の名手として珠玉の作品を残したアメリカの作家バーナード・マラマッド(1914-1986)。本書は1975年に集英社より刊行され、長らく品切れとなっていた、マラマッドの名品を収めた短編集の復刊です。装丁は和田誠、巻末に荒川洋治のエッセイを収録。この書は新しい出版社、夏葉社の刊行1点目でもあります。》


この紹介文にあるとおり、海外文学のオールドファンにはちょっとなつかしい、集英社の「現代の世界文学」シリーズの1冊として出ていたものの復刊です。ただ、完全なかたちでの復刊ではなく、既刊の別作品集に収録されたものなどをのぞき、表題作ほか完成度の高い全3編にしぼったものになっています。




↑これが旧版。なつかしいなあ。この版で持ってましたよ。Amazonには書影がないけど、フランス装風のカバーでしたよね。アメリカだとフィリップ・ロスとか、イギリスだとしばらく前になくなったシリトーとか、英語圏以外だとグラスもそうかな、あと国別の短篇集とか、さすが世界文学全集の版元という感じのラインナップでしたよね。


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05/26のツイートまとめ

sorainu1968

いえいえ、こちらもたまたま気づいただけのことで、余計なことをすみません…。 RT @nanaokun すみません、忘れていました f^_^;) RT @sorainu1968 全店そうなのかはわかりませんが、歴史書専門をうたっている時代屋さんは、店員さんが和服でしたね。
05-26 00:02

昼休み、『電子書籍の基本からカラクリまでわかる本』と『電子書籍元年』をまとめてお買い上げ。仕事だと思って読む。#denshi
05-26 14:04

立川のオリオン書房で、今度の日曜日、『バンド臨終図巻』(河出書房新社)刊行記念トークイベント「納棺GIG at 立川2010」 が。席はまだあるそうなので、ロック好き・バンド好きはチェックを。 http://ow.ly/1Q4vP #honyasan
05-26 21:46

『バンド臨終図巻』(河出書房新社)とオリオン書房のトークイベント合わせて、ブログも更新。 http://ow.ly/1Q4yq #honyasan
05-26 21:47

iPad発売を目前に控え、がぜん目につく電子書籍がらみの書籍たち

今日の昼休みは、こんな本たちをまとめてお買い上げ。


  • 田代真人『電子書籍元年 iPad&キンドルで本と出版業界は激変するか?』』(インプレスジャパン)
  • 『電子書籍の基本からカラクリまでわかる本』(洋泉社)



iPad発売を目前に控えた今週。書店の店頭には、電子書籍関連本やiPad関連本および関連特集雑誌がずいぶんたくさん目につくようになりましたね。


出版に携わっている以上、無関係ではいられないもので、好き嫌いとか、興味の有無とか、そんな個人的な思いとは別に、この手のメディアや、この手のメディアを扱った本には、なるべくきちんと接して、ついていけるようにしています。デジタルは嫌いなわけではないし、いや、むしろ得意なほうだし、もともと出版関連本も好きで読んでますから、いいんだけど、なんていうか、この手のばっかり続けて読むとけっこうつらいんですよねえ……。でも、がんばって読みますよ。一種の仕事ですからね。がんばれ、俺……。


でもなあ。同じテーマのこれ↓についても、そのうちちゃんと感想を、なんて書きながら、結局そのままにしてるぐらいだからなあ(苦笑)。




ちゃんと読んではいるんですよ。でも、これだけ話題になって、いろんな人があれこれ書いてる本について、いまさら素人(ってわけでもないけど)が言い足すこともない気がして。だったら、昨日書いたディックとか、純粋な楽しみ本に没入してるほうが楽しいに決まってるしね。

オリオン書房で『バンド臨終図巻』刊行記念イベント

さて、今日は、書店イベントの紹介です。今度の日曜日、5/30に、オリオン書房ノルテ店で、こんなイベントがあるそうです。『バンド臨終図巻』(河出書房新社)刊行記念トークイベント「納棺GIG at 立川2010」


    『バンド臨終図巻』(河出書房新社)

    刊行記念トークイベント「納棺GIG at 立川2010」

    パネラー:速水健朗さん・栗原裕一郎さん

    スペシャルゲスト:長嶋有さん

    日時:2010年5月30日(日)午後4時~(開場午後3時半)

    会場:オリオン書房ノルテ店ラウンジ

    入場料:500円(当日会場にて清算)

    問い合わせ先:TEL 042-522-1231

    shirakawa@orionshobo.com

「納棺GIG」、いいですねえ、このネーミング(笑)。同店のサイトによれば、こんな内容のようです。《河出書房新社より『バンド臨終図巻』出版を記念して/著者である速水健朗さんと栗原裕一郎さんをお招きし/トークイベントを開催いたします。/スペシャルゲストとして長嶋有さんもご来場が決定!!/本では書けなかったアレコレについて、レアに語っていただきます!!》。




本はこちら↑。《それは本当に「音楽性の違い」だったのか……? 全てのバンドの解散には必然があった。クレイジー・キャッツからビートルズ、フリッパーズ・ギター、羞恥心まで古今東西洋邦200バンドの解散の真相に迫る。》という内容の1冊です。


そのバンドの音楽はよく知っていても、よっぽどのファンで、ちゃんとおっかけてないかぎり、解散事情までは知らなかったりするもの。ぼくはこの本、買ったまま積ん読で、ろくに目も通してなかったんですが、今ぱらぱら見みてみると、酔舎でのロック談義のネタとかになりそうで、楽しめそうな感じ。


カバーエリアがけっこう広くて、上の説明にもあるように、200ほどのバンドが紹介されていますから、その分、1つ1つの記述は短かめ。また、いかなロック好きバンド好きでも、これ全部に関心を持っている人は少ないでしょうから、必然的に、知らないバンド、興味ないバンドもけっこう出てくることになるでしょう。でも、そこは、書名に「図巻」とあるぐらいですから、読むところがちょっと多めのリファレンスだと思って、通読ではなく、拾い読みで楽しめばいいのではないかと思います。


とまあ、そういう本がネタのトークイベントですから、ロケンロールなトリビアがいろいろ出てきそうですよね。おもしろそうだなあ。今度の土日は小学校行事&家族の用事で、残念ながら空犬は参加できないんですが、幸い、まだ席に余裕があるとのこと。予約は、同店の店頭で直接か、電話・メールで申し込みを。日曜日空いてるよという音楽好き・バンド好きはぜひ立川に大集合してください。


05/25のツイートまとめ

sorainu1968

ラッシャー……好きだ、とストレートに言える位置にいたことは一度もないけど、でも、これはこたえたよ。あっちで、アニキと一杯やれてるといいよね。合掌。
05-25 00:46

今日は遠足仲間と軽く一杯のつもりが、それなりに飲んでしまったりして、それなりにへろりとなって帰宅。若者とお酒を飲むときは量とペースに気をつけないと、身がもたん。とくに、話題が楽しいときは要注意。
05-25 00:48

今日、いろいろ思うところがあって、決意をあらたに。吉っ読でこの夏に予定している本(と音楽)のイベント、何がなんでも実現し、何がなんでも成功させたい。本気でそう思った。
05-25 00:51

うわあ、こんなのあったんですね。自称レコ派なのに、ぜんぜん知らなかった…。 RT @ism136 よし!今夜もはじまりました、レコ部。何時まで聴けるかな? (#recobu live at http://ustre.am/eY0r )
05-25 00:59

だれしも苦笑するその雑誌を毎号発売日に買ってたりするのだった。 RT @takeshihanamoto 映画秘宝の背表紙にだれしも苦笑するはずだ
05-25 01:00

あれ、『すば新』未読は意外ですね。講文にかぎらず、ひと昔前の文庫の組の「きつさ」の印象は、加齢に比例して増しますよね。 RT @nobusuke ハックスリー『すばらしい新世界』をBOOKSルー・エで買う。『グーグル秘録』に登場。名作と聞いていたが読んでいなかった。
05-25 01:02

今日の寝る前読書。『「悪」と戦う』。一晩で読めそうな文章・組・分量なんだけど、一気読みしたくない感じがして、無意識にスローリーディング状態。
05-25 01:04

うー、楽しそうだけど、深夜ラジオを聴く習慣なしの生活が長いオヤヂにはけっこうきつめの時間帯ですねえ(苦笑)。 RT @ism136 毎週月曜深夜0時?4時、5時くらいまでやってます。最後まで聴くことは出来ませんが、楽しいですよ。
05-25 01:05

友人が店を始めることになった。そのお店に書棚を置くので、店に置く本を持ち寄ってほしいと、「選書」を依頼される。昨日、その選書を済ませたんだけど、いやあ、人のために本を選ぶって、ほんと楽しいなあ。これって、本を作る仕事、売る仕事の根幹に通じる楽しさかと。今さらながらに実感。
05-25 01:09

『「悪」と戦う』に時間がかかっているのは、『さようなら、ギャングたち』が読みたくなってしまって、そっちも並行読みしちゃってるせいもあったりする。
05-25 01:17

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ディック、久しぶりのSF長編「本邦初訳」、『未来医師』が出ましたよ

夏に予定しているイベントの件で、急な変更があり、どうしたものか気が気でなくて、本も落ち着いて読めずにいる空犬です。今日はその打ち合わせもあって、会社帰りに吉祥寺へ、BOOKSルーエに花本氏を訪ね、おしゃべり&お買い物。


偶然というか、そこに、本件に関係のあるP社のIさんもふらりとあらわれて、店内でいきなり三者会談。いやあ、活動エリアが同じだと便利ですねえ(笑)。


さて、今日はBOOKSルーエで買った本を紹介する前に、まずはこれをあげなくては。久しぶりすぎる長編邦訳新作、お待ち申し上げておりましたよ。


  • フィリップ・K・ディック『未来医師』(創元SF文庫 )



ディック、理屈抜きで好きなんです。だから、名作駄作の別なく、出たら全部即買い。で、買ったら即読み。ダメなのもたくさんあるのはわかってるけど、そのダメぶりも含めて好きなんですよ。だから、これ、うれしいなあ、ディックの新刊。ほくほく。


ところで、これっていつ以来ですかね。いま、調べてみたら、創元の前回刊行作「テ-18」、『最後から二番目の真実』は2007年3月。でも、これはサンリオSF文庫がありましたからね。創元は、その前も「新訳決定版」が続いたしなあ。




ハヤカワ文庫も、ディック傑作集、『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』などの新装版、『スキャナー・ダークリー』の新訳が出てますし、論創社の「ダーク・ファンタジー・シリーズ」1冊として『髑髏』『人間狩り』などが出ていますが、いずれも純粋な新作ではない。ってことは、本邦初訳の新刊って、いつ以来なんだろう。



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05/24のツイートまとめ

sorainu1968

これ、おもしろそうだ。「【手帖】新宿の書店で鴻池朋子さんの「深度図書館」」(5/23産経新聞) http://ow.ly/1OWe0 #honyasan
05-24 15:37

慌ただしい一日がようやく終わり。これから吉祥寺へ向かい軽く飲み。
05-24 18:34

吉っ読で夏に予定しているイベントに大きなアクシデント。内容の一部を見直さなくてはならないことに。
05-24 18:36

今日の通勤読書、『東京ふつうの喫茶店』。
05-24 18:38

吉祥寺で飲んだ帰り。ういー。
05-24 23:25

05/23のツイートまとめ

sorainu1968

えっ? 「ABATOR」って…。「映画「ABATOR」から考える政治のあり方」(産経新聞【高橋昌之のとっておき】) http://ow.ly/1OHGk
05-23 18:22

05/22のツイートまとめ

sorainu1968

『増補 スペースシャトルの落日』(ちくま文庫)をネタにブログ更新。 http://ow.ly/1OdZe
05-22 01:22

『増補 スペースシャトルの落日』、そして宇宙旅行のことなど

いやあ、今日は暑い一日でしたね。


めずらしく飲み会の予定も仕事の用事もない、フリーのフライデーナイト。吉祥寺に寄って、アトレをぶらぶらしたり、よみた屋と藤井書店で古本を物色したり、ヨドバシ吉祥寺でおもちゃを見たり、麺通団でうどんを食べたり、酔舎で大好きな曲をBGMにお酒を飲んだりと夜の吉祥寺を満喫、ゴキゲンで帰宅の空犬です。


帰り道、武蔵野の夜空をふと見上げると、ちょうど半分ほどの月がきれいに見えています。そうだ、夜空といえば、いまこんな本を読んでいるのでした。


  • 松浦晋也『増補 スペースシャトルの落日』(ちくま文庫)



宇宙・天文関係、とくにロケットや人工衛星など、宇宙開発テーマに興味のある向きには、ちょっとどきっとするようなタイトルですよね。中身は、タイトル以上に刺激的で、なにしろ《スペースシャトルは、実は世界の宇宙開発に大きな混乱と悪影響を及ぼした失敗作だった》ということを、丁寧に検証した本だったりしますから、宇宙本好きはどきどきしながら読むことになります。


いわゆる、暴露本的な、攻撃的な論調ではなく、裏話的なネタや技術論に偏ることもなくまとめられているので、文系脳の持ち主にも読みやすい内容になっています。まだ最後まで読んでいませんが、最初のほうを読んだだけでも、アメリカの宇宙開発にまつわる問題点がいろいろ見えてきて、けっこう勉強になる感じです。


しかしなあ、これが宇宙開発の実状だと思うと、ちょっとさびしい気もしますよね。なにしろ、幼いころから、SFアニメとSF映画の洗礼を浴び続けてきている身です。大気圏をいとも簡単に離脱したり再突入したり、また宇宙空間を自由に航行したり、それこそハイパースペースを自在に出入りしたり、そんなのばっか目にしてきてますからね。なので、それらフィクションの世界よりも、夜空にこんなに大きく見えている月にすら自由に行き来できない、このリアル世界の現状のほうが、むしろ不自然に感じられてしまうほど。


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05/21のツイートまとめ

sorainu1968

最高気温29度って…ビール日和ってことだ。
05-21 09:21

版元も作家も、このクラスが動くと、さすがに注目のされ方が違うみたい。「講談社、iPadで京極夏彦氏の新刊発売」(朝日新聞) http://ow.ly/1NUYu #denshi
05-21 09:24

「エコ」を理由に雑誌を買わない、という人もいるんだ。「ORIMO、「雑誌」についての調査結果を発表」(日経プレスリリース) http://ow.ly/1NVdb
05-21 09:40

今日オープンだ。「岡山県にジュンク堂書店が誕生しました!!」(ジュンク堂書店) http://ow.ly/1NVzl #honyasan
05-21 10:03

ジュンクのフェア、見に行きたいけど、大阪本店かあ…「田口久美子が太鼓判を押すジュンク堂ブックフェア、第2回本の未来・未来の本フェア!」(web ほんのしるべ) http://ow.ly/1NVBu #honyasan
05-21 10:05

今週末から三省堂書店神保町本店で「三省堂レコードまつり」。見に行かなくちゃ。 http://ow.ly/1NVEt
05-21 10:07

昼休みの神保町、三省堂、東京堂、小宮山のガレージセール、田村の均一をちょっとうろうろしただけでぐったり…。
05-21 14:00

お昼に買った本。『東京ふつうの喫茶店』(平凡社)。「おしゃれ」より「ふつう」が、「カフェ」より「喫茶店」が好きな人にぴったり。東京堂だとサイン本。目次見ると、好きな店がたくさん載ってるけど、吉祥寺・三鷹界隈からはエントリーなし。
05-21 14:04

ありますよー。たたずまいもそのまま、いい具合に時間が止まってる感じです。 RT @natsume32123 荻窪「邪宗門」はまだあるのかしら…最近行ってない。喫茶店というとあの店を思い出す。
05-21 15:01

今日はちょっとぐらい飲んでもいいよね。暑いし。金夜だし。
05-21 17:49

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05/20のツイートまとめ

sorainu1968

ああ、読んでるんだ。こちらはいま半分ぐらい。おもしろいよね。 RT @bookendless スペースシャトルの落日。読みましたけど面白かったですよ。
05-20 01:31

そういえば図書館ではない、いわゆる貸本屋さんって、利用したことないな。「iPad向けに「電子貸本」サービス 6500冊をレンタル」(ITmedia News)#denshi http://ow.ly/1No5j
05-20 09:19

「教育も出版ビジネスの基盤もなんだか、知らない誰かに勝手に決められているようで不愉快」に同感。「電子、電子、また電子」(新文化ONLINE【社長室】)#denshi http://ow.ly/1No9R
05-20 09:22

今日の通勤読書。『ヒー・イズ・レジェンド』(小学館文庫)。
05-20 09:38

行こう行こうと思いつつ、いけないうちに今度の日曜までだ。武蔵野市立吉祥寺美術館で5/23まで。「棟方志功の作品 吉祥寺で展示会」(朝日新聞) http://ow.ly/1NoCu
05-20 09:54

05/19のツイートまとめ

sorainu1968

おお、そうですか! やっぱり生で見たいですよね、丸尾ワールドは。 RT @ushiokun_1984 自分も行きますよ。丸尾先生の世界へw
05-19 01:09

ブログ更新。丸尾=乱歩原画展と、ロニー・ジェイムズ・ディオ追悼ネタで。http://ow.ly/1MEQZ
05-19 01:58

そうなんですか。ぼくもたくさんではないですが、丸尾先生本、いくつか持ってます。『犬神博士』とか。 RT @ushiokun_1984 はい。今改めて丸尾先生の本を集めていて。今日は新・ナショナルキッドを購入。
05-19 02:01

おっ、ご覧になりましたね。ぼくも買いはしたんですが、まだ観ていないので、今週にでもと思ってます。 RT @ism136 「フランケンシュタイン 対 地底怪獣」観賞終了なう。
05-19 02:02

す、すごい。であれば、なおのこと、原画を生で見なくては、ですね。 RT @kfjmt 昔、某漫画誌の編集者から聞いた話なんですが、丸尾末広はいっさいホワイトを使わず、黒地の白い線は全てベタを塗り残すことで描いてるそうです。「悪魔のような原稿」とのこと。
05-19 13:34

星空が白抜きって…漫画の技術的なことはわかりませんが、なんかすごすぎますね。 RT @dokimaru もう墨絵の世界ですね…等伯みたい…RT @adumiXXX: 魔夜峰夫さんも同じらしいですね。星空も白抜きだとか。
05-19 13:36

「滅亡」とはこれまたどきっとする言葉ですが、でも「電子書籍の時代が来て紙の本が激減したら、長期的には商売が成り立たないという危機感が背景にある」はもっとも。「〈本の舞台裏〉古書店、滅亡か復権か」(朝日新聞) http://ow.ly/1MU3Z #honyasan
05-19 13:37

今日の通勤読書。『増補 スペースシャトルの落日』(ちくま文庫)。
05-19 13:42

@saketekaikyo85 以前こんなblog記事 http://ow.ly/1MV8I を書いたことがあり、「突然」どころか、フォローとおすすめ、感謝です。 『宇宙兄弟』、チェックしてみます。
05-19 15:17

今日の夜は、吉っ読バンドのスタジオ練習。こういう時にかぎって雨だからなあ。
05-19 17:23

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ロニー・ジェイムズ・ディオが亡くなりました

◆今日のBGM Special◆


また一人、偉大なミュージシャンがこの世を去りました。「ロニー・ジェイムズ・ディオ、死去」(5/17バークス)。がんだったんだ……。ロニー・ジェイムズ・ディオ オフィシャルサイトでは、おくさんのメッセージなどを読むことができます。


80年代にギターキッズをやっていた者にとっては、ロニーといえば、やはりレインボーの初代ヴォーカリストですよね。というわけで、昨晩はレインボーの初期3枚をひっぱりだし、好きだった曲をピックアップして聴きました。


初期3枚のうち、というか全レインボーのアルバムのなかで、いちばん好きなのが、これ。この1枚だけは、全曲通しで聴きました。


  • レインボー『虹を翔ける覇者』



レインボーのセカンド。オリジナルタイトルは『Rising』ですが、やっぱりこの邦題でないとね。


このアルバムで、ロニー・ジェイムズ・ディオ、リッチー・ブラックモア、コージー・パウエルという、中期レインボー最強トリオの母体ができあがるわけですが、とにかく、このアルバムでの3人のはじけぶり、充実度はすごいですよ。全編ロックしまくってますから。


ロニー・ジェイムズ・ディオは、ヴォーカルとしてすごく好みのタイプかというと実はそうでもなかったりするんですが、でも、このときのレインボーのサウンドには、この声以外にありえない、というぐらいはまってますよね。オープニングの「タロット・ウーマン」から、最後の「ア・ライト・イン・ザ・ブラック」まで、歌的にも演奏的にも楽曲的にも捨て曲なし。ロニーの声は、中世趣味の色濃い曲はもちろん、「スターストラック」などハードなシャッフルナンバーにもぴったり。


バックのサウンドもすごいんですよ。リッチーもここぞと弾きまくってますし、なんといってもコージー・パウエルのドラムがものすごい。ミックスのせいもあるんでしょうが、バスドラがどかんどかんという感じで、このドラムの迫力はただごとじゃないですよね。


あと、見逃せないのが、キーボードのトニー・ケアリー(ライナー他の表記はトニー・カレイだけど、Careyはケアリーだよね)。「ア・ライト・イン・ザ・ブラック」で聴ける、アナログシンセのぶっとい音でハードにドライブするキーボードソロは、レインボーの歴代キーボードプレイのなかでもベストの1つでしょう。


と、ちょっと歌と離れたことも書いちゃってますが、とにかく、この頃のレインボーは、本気でハードロックしてて、大好きだったなあ。ロニーの歌もすごくいい。




↑もちろん、この2枚も聴かないとね。ハードなナンバーだけでなく、バラードもOK。「虹をつかもう (キャッチ・ザ・レインボー)」「レインボー・アイズ」と、この2枚に収録されているバラードは両方とも「レインボー」が曲名に。




ロニー/リッチー/コージー時代のライヴ。ヴォーカルがデヴィッド・カヴァーデイル時代のディープ・パープル・ナンバー「ミストゥリーテッド」の、ロニーのヴォーカルバージョンが聴ける。デヴィカバとロニーって、ヴォーカルのタイプはかなり異なる2人で、この曲はあきらかにデヴィカバ向きの曲なんだけど、ロニー版も悪くない。



中学生、高校生のときに熱心に聞いていた音楽にかかわったミュージシャンが亡くなるって、やっぱりショックが大きいものだということを、あらためて感じています。


ロニー、すばらしい音楽を、ありがとう。


丸尾=乱歩ワールド、リブロ池袋で原画展です

今日も暑い一日でしたね。今日、晴れたら、今シーズン初のビアガーデンに行こうぜとビール好きの友人と予定していたので、行ってきました。


日中、あれほどビール日和な感じにかんかん照りだったのが、夕方頃から曇りっぽくなってきたと思ったら、風も強くなってきました。屋上ビアガーデンに行ってみたら、なんだか、びゅーびゅーとすごい風が吹いています。コンロの火は消えちゃうわ、おしぼりやらナプキンやら箸やらいろんなものは風でとんでっちゃうわで、もう大変、楽しみのはずの飲食がほとんど修行、あまりのすごさに何だか笑えてしまった初ビアガーデンでした。


前置きが長くなりましたが、お待たせしました、乱歩関連ニュースです。乱歩者全員必見の原画展です。『丸尾末広先生原画展 ~乱歩パノラマ(エンターブレイン)発売記念~』リブロ池袋本店の4階コミック売場特設会場で、5/19(水)~6/21(月)のほぼひと月にわたって行われるとのこと。


副題にあるとおり、『乱歩パノラマ』(エンターブレイン)の刊行を記念しての原画展。同店の案内によれば、原画展示の他、《普段は店頭に並ばない丸尾末広グッズの展開や、著作販売、乱歩コーナーもございます。》とのこと。これは見にいかないわけにはいきませんよね。


というわけで、乱歩者のみなさんは、全速力で池袋に大集合してください。



↑これをおさえておくのは当然として、まだの方は、




↑この2点も、事前におさえてから観にいくのがいいでしょう。


05/18のツイートまとめ

sorainu1968

「DNP、文教堂を連結子会社に。」(『文化通信』速報版) #honyasan http://ow.ly/1Mntp
05-18 13:55

学生の頃は買ったこともあったっけなあ。「グラビア雑誌『スコラ』が休刊 28年の歴史に幕」(ORICON STYLE) http://ow.ly/1MoH7 『スコラ』といい、しばらく前の『サブラ』といい、今はグラビア雑誌って男子に必要とされていないのだろうか。
05-18 15:51

愛読者ではなかったけれど、植草甚一ファンとしては、JJに縁の深い同誌の、休刊の知らせはやっぱりさびしいもの。「スイングジャーナル休刊」(読売新聞) http://ow.ly/1MoML #hanmotosan
05-18 15:58

こ、これは見に行かなくては。乱歩者必見かと。「丸尾末広先生原画展」。リブロ池袋本店にて5/19(水)?6/21(月) http://ow.ly/1MoRj #honyasan
05-18 16:02

今日も外で打ち合わせ。今晩は友人と今シーズン初のビアガーデンの予定なんだけど、曇ってきた?
05-18 16:58

今シーズン初のビアガーデン。風がすごくて飲食が苦行みたい、あまりのすごさに何だか笑えてしまった。
05-18 19:39

05/17のツイートまとめ

sorainu1968

紀伊國屋新宿本店に、今日が最終日のワールド文学カップを見に行く。同じ2階の河出文庫フェアもすごい。
05-17 18:07

今日は複数の打ち合わせで終日外。暑いし、しゃべり過ぎで喉は痛いし、珈琲飲み過ぎでお腹いっぱいだしでへとへと。早くビール飲みたいなあ!
05-17 18:10

帰り道の夜空に、細い月と、ひと際明るく光る金星が。
05-17 19:40

ロニー・ジェイムズ・ディオ、亡くなったんだ…。 http://ow.ly/1M1Yz
05-17 23:32

引き続き高橋源一郎新作を読書中……そして西の夜空に月と金星

いっぺんに夏になったかと思うようなこういう暑い日にかぎって、複数の打ち合わせが入っていたりしたもので、終日外出、日差しと歩きと珈琲の飲み過ぎにやられてへとへとの空犬です……。


帰り道、夜空を見上げると、すらっと美しく細い月(三日月より少し細いぐらい、らしい)、そのそばに、ひと際明るく光る金星が。いいなあ、この絵。昨日だともっと接近して見えていたそうです。地域にもよるでしょうが、21時ごろまで見られるそうなので、帰り道の夜空を、また、窓の外の夜空、西のほうをちょっと眺めてみるのも一興かと。


さて、今日は、移動中にこんな本たちを読んでいました。


  • 高橋源一郎『「悪」と戦う』(河出書房新社)
  • 『週刊ダイヤモンド』2010年 5/15号(ダイヤモンド社)



05/16のツイートまとめ

sorainu1968

買い物に出た吉祥寺でブックファーストに寄ったら、おお、『「悪」と戦う』のサイン本が出てる! もちろん、即購入。
05-16 20:53

早速『「悪」と戦う』を読み始めよう。その前に、『「悪」と戦う』と大好きだった高橋源一郎80年代作品群をネタにブログ更新。 http://ow.ly/1LEGk
05-16 21:32

『さようなら、ギャングたち』から29年?!……高橋源一郎新作にわくわくです

《衝撃のデビュー作『さようなら、ギャングたち』から29年》、なんですね……。


  • 高橋源一郎『「悪」と戦う』(河出書房新社)



買い物の用事があって、家族で出かけた吉祥寺。家族と一緒だったので、書店は寄らないはずだったのが、たまたま前を通ったブックファースト吉祥寺店の新刊台に、サイン本、とあるのを発見、即ゲットしたもの。


高橋源一郎……一時はほんとに熱心に読んでたなあ。きっかけは、大学生のときに手にした『さようなら、ギャングたち』と『ジョン・レノン対火星人』。いやはや、そのときの衝撃と言ったら、もう。文庫を毎日持ち歩いて、繰り返し読んだものですよ。


以来、『ゴーストバスターズ』までは、すべての単行本・文庫をそろえて、雑誌の特集も買って、エッセイ集も日記も読んで、それこそ『朝、起きて、君には言うことが何もないなら』なんてマイナーな著作も入手してと、とにかく、文字通り「すべて」を追っかけてました。


ただ、最近はあまり熱心な読者ではなくなってしまっていて、ここ数年は、読んでないものが多いぐらいだったりするんですが、今回のは、出る前からちょっと気になっていたんですよね。twitterでのご本人によるメイキングも話題を呼んでいたようですが、あえて、読まないようにしていました。予備知識なしで本を読みたかったからです。


《衝撃のデビュー作『さようなら、ギャングたち』から29年》……『さようなら、ギャングたち』は、高橋源一郎ファンとは言えないような読書状況にあるぼくにとって、今でも大事な1冊です。その書名に帯でふれられているだけで、こんなにどきどきするんだなあ。しかも、帯裏には、29年前にやり残したことがあって云々と、今回の新作とデビュー作との特別な関係まで、作家本人のコメントで示唆されていたりするのですから、これはもう読まないわけにはいきません。今晩から早速読み始めますが、こんなにわくわくの読書は久しぶりかもなあ。


80年代に、高橋源一郎作品に衝撃を受けた読者全員におすすめの(ってまだ読んでもないけど、読まなくてもそう言える)1冊です。




↑ポップ文学三部作。今は、この通り、すべて講談社文芸文庫入りですが、




↑わが家の本棚にあるのは、これらの版(単行本初版は、みな処分してしまった……)。とくに、『さようなら』の日比野克彦さんによるカバー装画は、自分のなかで本の内容とわかちがたく結びついていたので、文芸文庫入りは、作品(が残っていくかどうか、ということ)にとってはいいことだと思うけれど、個人的にはちょっと残念に思ったりしたものです。


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05/15のツイートまとめ

sorainu1968

『ファンボーイズ』、おもしろかった! 映画館で観たかったなあ、これ。この週末はSWを観なおして、それから『ファンボーイズ』、もういっぺん観たいな。#fanboys
05-15 01:56

ボブ・ディランの絵本『はじまりの日』を読んでいたら、改造自転車にレコードを積んだ移動レコード屋が出てきた。1960年代にNYに実在したらしい。移動図書館や移動古本屋さんは知ってるが、移動レコード屋さんってなんかすてきだ。
05-15 21:26

『ファンボーイズ』、結局もう1回観てしまった。blogでも紹介。今晩はSWを見直すかな。 http://ow.ly/1Ls1e #fanboys
05-15 22:04

おお、そうでしたか! ありがとうございます。これいいですよね。作中にいろいろ音楽トリビアがちりばめられているところも楽しいです。 RT @ism136 じぶんも空犬さんの情報で購入しましたw
05-15 22:06

SW/SF者は必見です……DVD『ファンボーイズ』発売です

このDVDは待っていた人も多いはず。スターウォーズ者、SF映画者は必見でしょう。





熱狂的なSWファンの姿を描いたこの映画。当初は日本では劇場公開なし、DVDスルーの予定だったのが、熱心なファンによる公開を求める運動(中心になったサイトはこちら、「Fanboys(ファンボーイズ)」日本公開を目指す会ブログ)が実を結んで、期間限定ながら、上映も実現していましたね。


劇場で観たかったんですが、GW前後の時期だったので、見逃してしまっていたもの。発売後即ゲット、早速観たんですが、いやあ、予想通り、というか、予想以上におもしろくて、2回も観ちゃいましたよ。


ぼくは、この映画に出てくるファンボーイズのように、SWトリビアに即答できるようなマニア、おたくではないですが、それなりのスターウォーズ好き。そこらじゅうに散りばめられたSWネタや、好きなものは好き、それを隠そうとも思わない、はずかしいとも思わない筋金入りの“ファンボーイ”の姿には、ちょっとぐっときてしまいました。


というわけで。全スターウォーズ者、全SF映画者は必見です。独りで観てももちろん楽しいんですが、できれば、同好の士と、ポップコーンやビールを片手にわいわいいいながら観るのがいいかもしれません。空犬通信強力プッシュの1本です。


ちなみに、わたくし空犬は、今晩は独りSW大会、4~6、一気に3本観るかな、と。……3本はちょっと無理かな……。




↑この3本のうち、



↑これの公開前という設定。なので、トリビア的には、1~3よりもやはり、



↑こっちの3本をどれだけ観ているか、どれだけ愛しているかで、作品の印象、“楽しさ”がずいぶん変わることになりそう。『ファンボーイズ』を観たら、確実にこの3本を見直したくなりますよ。事前に「予習」で観ておくのもいいかもしれません。


ちなみに、作中では、「トレッキー」(=スター・トレック者)がさんざんネタにされまくっていますが、同じ、有名シリーズへのオマージュ&愛あるパロディにあふれた作品ながら、まったくテイストと方向性の違うこれ、



も合わせて観るといいと思います。ちなみに、ぼくはスター・トレックは熱心なファンではぜんぜんなく、それどころか、劇場版をちょっとかじっている程度で、ほとんど知らないといっていいんですが、SF愛にあふれまくったこの映画は大好きです。


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05/14のツイートまとめ

sorainu1968

吉っ読イベント打ち合わせ兼飲み会、無事に終わって、帰宅。ああ、楽しかったなあ。
05-14 01:13

『ファンボーイズ』のDVDが届いた! 今週末、観るぞ!
05-14 01:13

新宿で打ち合わせ中。終わったら立川へ。今日は立川読書倶楽部の例会。
05-14 16:07

立川読書倶楽部、例会を終えて先ほど帰宅。今日は、体調が今ひとつのため(っていうか、昨日の飲み過ぎただけ)、二次会は残念ながら欠席。いい会だったから、二次会も盛り上がってるだろうなあ。この後、今日の様子をブログにアップ。
05-14 21:52

立川読書倶楽部、今日の様子をblogにアップ。なお、課題本『螺旋』について、物語の核心にふれた部分が後半にありますので、未読の方はご注意を。 http://ow.ly/1L6rR
05-14 23:28

さてと、これから『ファンボーイズ』のDVDを観ようかな。楽しみだなあ、これ。#fanboys
05-14 23:29