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空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

中野書店で、驚愕の香山滋関連本に遭遇のこと

花粉症に、腱鞘炎に、さらに風邪まで……もう、だるだるのぐすぐすで、よれよれの空犬です……。


今日は気持ちのいい一日でしたね。ようやく昼休みの街歩きがつらくない気候になってきた感じ。これで花粉さえなければなあ。古書街をぶらぶらしていたら、急に、古書センターの中野書店漫画部をのぞいてみたくなって、久しぶりに訪問。なつかしマンガの強力なコレクションで知られる説明不要の同店、マンガ読みでない空犬も、小学生の頃に読んだマンガを眺めてなつかしい思いをしたりできるので、けっこう好きな店だったりします。あと、古いSFや特撮など、漫画周辺の本も置いているので、ときどきのチェックは欠かせません。


いつものように、特撮本をチェックしていたら、平台に、「香山滋」の文字が。香山滋といえば、もう、わたくし空犬にとっては、別格扱いの作家の1人。心の中で勝手に殿堂入りしている超のつく重要作家です。もちろん三一書房の全集も初版・帯付・月報揃い美本(三一の本がぞっきに大量に流れる前だったのでけっこう高かった;涙)で持ってます! 香山の初版本はとんでもない値段のものばかりなので、オリジナルこそないものの、国書刊行会の復刊はもちろん購入、そのほか、手に入るかぎりの選集・単行本・文庫をゲット、それなりにたくさん持っていたりします。別にそんな中途半端なコレクションとも呼べないコレクションを自慢したいわけではなくて、それぐらい好きだ、ということなんです。


そんな空犬が見たことのない香山関連本が、漫画専門古書店の平台に、しかも「新本」として積まれているなんて、いったいどういうことかと、頭の中が???でいっぱいに。まったく存在を知らなかった香山滋関連本との予想外の邂逅に、思わずくらくらします。争う相手もいないのに、店頭から奪い取るように買ってきたのは、こんな本でした。




本のビニールを、雄叫びをあげながら破りさり、がばっと中の本を手にしたところ、本の造りは、B5判並製、226頁。見るからに同人誌の体裁だけど、うおー、カラーのカバーがかけてあるっ! 「はじめに」によれば、本書は、《昭和31年12月13日から昭和32年3月6日にかけてラジオ東京テレビ(現TBSテレビ)で放送されたSFテレビドラマ「遊星人M」(原作・香山滋、脚色・魚住大二)全十三話の脚本集およびその作品解説である》というものでした。


「原作・香山滋、脚色・魚住大二」という表記からあきらかなように、ゴジラのときとは違って、本人が直接関わったわけではないのでしょう。もちろん、全集にもこの脚本は収録されていません。あくまで香山滋関連資料であって、香山作品ではないわけですね。でも、それでも、やっぱり気になるではないですか、ファンとしては。ねえ。


この、香山ファン驚愕の本の発行元は、JESFTV 日本初期SF映像顕彰会。本の編集・執筆は、この会の代表としてお名前のあがっている猫山れーめ氏の手になるもののようです。この会、別のところにあったプロフィールによると、《生放送のため映像が現存しない昭和30年代前半までのSF空想テレビドラマについて新聞記事やシナリオ採録を通して作品研究をしています。また同様にフィルム不明の劇場映画「空飛ぶ円盤恐怖の襲撃」についても作品研究を続けています。》という会なんだとか。いやはや、すごい人たちがいるものだなあ。やっぱり、特撮・SFの世界は奥が深い、っていうか深すぎる……。


このような本に強く反応する方がそれほど多くいるとは思えませんが、もしも「香山滋」「遊星人M」「昭和特撮」「日本古典SF」「SFテレビドラマ」、これらのキーワードのうち、どれか1つにでも引かれるものがあったら、手にする価値はあるかもしれません。都内では、神田古書センターの中野書店漫画部のほか、まんだらけなどでも扱いがあるようですよ。また、会のサイトで通販もあります。




↑原作、教養文庫、ちくま文庫、「ふしぎ文学館」と、比較的手に入りやすい選集のいずれにも入っていません。読むなら、全集の第7巻で。


遊星人M

いつだったかも紹介したこの本、三鷹北口にあったブックステーションで、格安でゲットしたもの。裸本だけど、ノープロブレム。いまでも棚にこの本を見つけたときのやっほーな感じを思い出すだけで幸せな気分にひたれます。脚本読むなら、先に原作を再読しないとね。


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神奈川の書店オープン情報2件、修正と追加です

先日、関東近郊の新刊書店オープン情報を、自分がおさえている範囲だけでまとめました。うち、4/2オープンの有燐堂戸塚駅西口トツカーナ店(長い名前ですが、これが正式店名なんですね)について、サンドラさんが情報を寄せてくれましたので、紹介させてもらいます。


先日の記事では、「新規オープン」としたのですが、《戸塚駅前ではナント3箇所目の有燐堂。先日までは、このトツカーナが出来るまで臨時の建物「戸塚ウエスト」(トツカーナのオープン後は閉鎖予定)に入っていたものが、堂々リニューアルオープンとなったわけです。》とのこと。正確にはリニューアルだったわけですね。訂正します。


サンドラさんによれば、《「ウエスト店」のころはもっとこじんまりして静かで、どちらかというと女性や若者よりも休日のお父さんたちが趣味関係の書籍を見るのによさげな雰囲気だったのに、すっかり既存の戸塚モディ店のまるまるコピーといった感じでした。ちょっぴり残念だったかな。これから日が経つにつれ、だんだんお客様も定着してお店の方向性も出てくるのかもしれませんが・・・》とのこと。


まあ、お店の印象は個人差もあるでしょうから、自分で見ていないお店についてのコメントは控えておきましょう。店舗が入る施設の雰囲気や客層に、お店のそれは大きく左右されるわけで、客の立場からすると、品揃えとか規模以前に、それが合う合わないで、ずいぶんお店の印象は変わるでしょうね。先日紹介した吉祥寺の2店も「箱」が替わったケースですから、それらを見ても、そのことは強く感じさせられました。


というわけで、サンドラさん、レポートありがとうございました。っていうか、コメント勝手に引用させてもらっただけですが(苦笑)。


そうそう、神奈川エリアの新刊書店と言えば。個人的に強いエリアに支店がなく、ふだんあまり出入りの機会がないためチェックが漏れていたのですが、先日の関東近郊の新刊書店オープン情報に入れていなかった書店オープンネタでは、住吉書房本店もありました。


同店は、東急東横線元住吉駅から徒歩2分のお店。元住吉って言われても、いったいどの辺なのか、さっぱりイメージが浮かばないところがつらい(苦笑)。リニューアルオープンは3/31で、1~3の3フロアすべて改装となったようです。


住吉書房、総武線の3駅、小岩・市川・本八幡の3店は行ったことがありますが、改装前の本店には、おそらく一度も行ったことがないはず。その意味ではぜんぜんなじみのない店なんですが、サイトの紹介文や写真を見るかぎり、外観や壁のデザインもいい感じだし、丸い壁面に明かり取りの窓の開いた児童書コーナーも良さそう。これはぜひ行ってみたい感じです。仕事のついででもないかなあ。


04/05のツイートまとめ

sorainu1968

おお、やった! RT @bookendless スターマン通せるようになりましたよ?。
04-05 13:57

よかったよかった。「シャトルは予定通りの軌道に入り、打ち上げは成功した。」 http://ow.ly/1uDft
04-05 20:35

先日、知り合いが関わっているバンドが初CDを出したとのこと。Ango Tasso's Air Force。メタル系は自分ではあまり聴かないんですが、メタル好きの人で応援してくさる方は、ぜひサイトのチェックを。試聴ありです。 http://ow.ly/1uDlq
04-05 20:41

花粉症、腱鞘炎に加え、風邪まで。よれよれでブログ更新。打上成功の山崎直子さん他のことなど。 http://ow.ly/1uDmH
04-05 20:43

昨日の「一箱古本市in吉祥寺」、スタジオで体力切れちゃったので、残念ながら寄れなかったんだけど、どんな感じだったのかな。
04-05 20:44

昨日から最近の本に手が伸びなくて、つげ、手塚、後藤明生、荒木経惟、オースン・スコット・カードなどをとっかえひっかえしてたりする。
04-05 21:02