吉祥寺で、啓文堂書店吉祥寺店とBOOKSルーエをはしご。うち、ルーエ2Fでは、こんなフェアが展開中です。『新世代演劇人たちのヤバい才能』フェア。
↑とりあえずは、ヤマト、そういうフェアである。もちろん、無料小冊子もあるよ。
↑棚を見渡すとこんな感じ。あんまりばっちし写しちゃうと店頭で棚を確かめる楽しみが減るので、これぐらいで。
タイトルそのままのフェアなんだけど、ちょっと補足しておくと、「新世代」というのは、フェアの必殺企画人、花本氏の「恣意的な分類だが」という断り付きの定義によれば、「宮藤官九郎さんの活躍以降の演劇人」とのこと。くわしくは、店頭と、無料配布の小冊子を見てみてください。
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先日紹介した立川読書倶楽部。早速反応が複数あって、びっくりしています。ルーエ花本氏が、自身のblog西荻の風に、倶楽部発足の経緯をあげてますから、ご興味のある方は、ぜひこちらをどうぞ。会に参加したEくんも、こんな感想を書いたりしてますよ。
今日は会社の同僚との飲みのはずだったんですが、さすがに体調が心配で断念、さびしい気分の帰り道、見上げた夜空に、半分より少し太った月(月齢10.2 by天文手帳)がきれいに見えて、それだけでなんとなくいい気分になれてしまった空犬です。
こんな本を行き帰りの車中で読んでいます。
日高敏隆さんの名前は、最初は翻訳者として知りました。『ソロモンの指輪』、そして『鼻行類』。どちらも大好きな本ですが、本のタイプはずいぶん違う。しかも、後者のあとがきなどを見ると、本職の学者先生なのに、なんだかずいぶん楽しそう。それで名前が印象に残ったのでしょう。翻訳だけではなくて、ご自身もなかなかにすてきな文章をお書きになることを発見するのに、それほど時間は要りませんでした。
すてきな文章をものした(なにしろ、日本エッセイスト・クラブ賞受賞者ですから)ユニークな動物学者の本を、幸運にもまだ一度も読んだことがないという方には、入手しやすくて、内容的にも楽しくて読みやすい、新潮文庫に入っている↓これらの作をおすすめします。
その日高先生が亡くなったのは、昨年の11月のこと。「動物行動学会設立、京大名誉教授の日高敏隆さん死去」(09/11/23朝日新聞)。ふた月もたってからなんですが、あらためて日高先生のご冥福をお祈り申し上げます。