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空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

ロボット、外来生物、マチュピチュ……最近読んだ新書たち。

最近の新書のなかから、気になったのを3冊。


  • 石黒浩『ロボットとは何か 人の心を映す鏡』(講談社現代新書)
  • 松井正文『外来生物クライシス』(小学館101新書)
  • 高野潤『カラー版 マチュピチュ 天空の聖殿』(中公新書)



『ロボットとは何か』は、「ロボット」といっても、我々ボンクラ男子の大好きな



こういうロボットたちの話ではありません。アンドロイド、ヒューマノイドなどと呼ばれる人間酷似型のロボットの話が主。技術論的な話はほとんどなくて、「ロボットとは何か」を通して「人間とは何か」に近づく、哲学に近いようなテーマになっています。


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祝キャメロン復活!……アバター公開、まもなくです

みなさん、もちろん前売りはもう買いましたよね。

当然、観にいきますよね。



アバター1アバター2
アバター3アバター4

いやはや、なにしろ。12年ぶりの表舞台復帰ですよ。監督作でいうと、1997年『タイタニック』以来ですからね。そのメガヒットのせいで、いまや、すっかり『タイタニック』の人になってしまった感がありますが、もともとキャメロンは、そんな豪華客船での恋愛ごっこみたいな大作映画の人ではなくて、おもいっきり「こっち」寄りの人ですからね。




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音楽+青春or成長、みたいなのに弱いんです……

いろんなところで泣けてしまって、電車中での読書が大変でした。


  • 津原泰水『ブラバン』(新潮文庫)



いやあ、これ、よかったなあ。よかった……その一言で終わりにしておきたいぐらい。


でも、一応内容紹介を引いておきます。《一九八〇年、吹奏楽部に入った僕は、管楽器の群れの中でコントラバスを弾きはじめた。ともに曲をつくり上げる喜びを味わった。忘れられない男女がそこにいた。高校を卒業し、それぞれの道を歩んでゆくうち、いつしか四半世紀が経過していた―。ある日、再結成の話が持ち上がる。かつての仲間たちから、何人が集まってくれるのだろうか。ほろ苦く温かく奏でられる、永遠の青春組曲。》


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