空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

明日から京王古書市です

明日、7月30日(木)から8月4日(火)まで、京王百貨店新宿店の7階大催場で、毎年恒例の古本市、第59回東西老舗大古書市が開かれます。


何度も書いていることですが、かつて、夏と言えば古本市という感じで、デパートを中心に都内だけでもいくつもの古本市が開催され、古本者の毎年の楽しみだったことがありましたが、すっかり減ってしまい、今では規模の大きいのといえば、この京王ぐらいですよね。ちょっとさびしい感じですが、それだけにやはりこの京王の古書市は必ず訪ねなくてはならないのです。


時間は、午前10時から午後8時まで。都内近郊の古本者は全速力で新宿に駆けつけてください。では、会場でお会いしましょう。

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Qちゃん、おかえり!……藤子・F・不二雄大全集刊行開始です

コミックの発売日を楽しみに待っていた、なんて、自分の読書人生で初めてのことかも。とうとう、「「藤子・F・不二雄大全集」刊行」(7/27 読売新聞) ですね。お待ちしておりましたよう。




Webや店頭ポスターの情報から、なんかすごそうだ、というのが伝わってきて、大いに期待していたことは、少し前の記事にも書いた通り。で、実際に手にとってみたら、これがもう、なんていうか、想像を超えるすばらしい出来で、すごすぎて、ことばが出てきません。冗談じゃなく、ちょっと涙が出そう、っていうか、ちょっと出てるかも、になってしまいました。なにしろ、帯のコピー「お久しぶり!! Qちゃんです!!」にもうすでに涙腺を刺激されてたりしますから……。


その帯もいいし、チラシやWebに使われている藤子キャラたちが空に浮かんでいる絵柄の見返しもgood。巻頭のカラー口絵や巻末の初出掲載リストや当時のグラフ記事の引用など、資料類も充実。月報もあり(小池さんネタ!)。掲載紙別に読めるようにしたという新編集方式もナイスアイディア。このおかげで、単行本を持っているファンも新鮮な配列で読むことができます。もう、いいところだらけなんですよ、これ。


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ジュンク堂書店難波店オープン、そしてまだまだ続くジュンク出店?!

「ジュンク堂書店難波店がオープン」(7/22産経新聞)、ですね。


場所は、JR難波駅近く、難波OCAT横の高層ビル(マルイト難波ビル)内。3階が1100坪、B1階が300坪の合計1400坪は、堂島の大阪本店にわずかに足りないぐらいのサイズですから、まさに「超」をつけていい大型店が、大阪ミナミエリアに登場、ということになりました。


同記事によれば、地下がコミックで、それ以外の書籍が3階に並ぶとのこと。とくに、ワンフロア1100坪の3階は、書棚が林立する迫力のスペースになっているはず。近く、ぜひ訪れてみたいものです。


ところで、ジュンクの「難波店」と言えば、1階の壁際の書棚が印象的なお店が千日前のYES NANBAビルにありました。そちらも個人的に好きな店だったのですが、「千日前店」という店名になって残りましたね。


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だらだら書いてしまう人たち

この駄ブログもいつのまにやら、9万ビューとかになっていたりして、我ながら驚くというかなんというか、むしろ申し訳ない気持ちになったりもしたりします……。


この通信を読んでくださる奇特な方々のなかには、なんと携帯で読んでくださっている方がいるのです。それも複数……。ええええーっ! それは、なんというか、楽しみで読んでくださっているんでしょうか。ひょっとして、一種の修行? むしろ苦行? 新手のダイエット? ……。


……このだらだら書きの駄長文を、あの小さな画面でご覧になっているのかと思うと、申し訳なくて申し訳なくて、この場を借りてお詫びを申し上げたい気持ちでいっぱいです。だったらもっと短く、簡潔に、コンパクトに書けよ、ってここまでですでに反復修飾の嵐、冗長の見本みたいな文章になってたりして、もう手がつけられません……。


だらだら書きは文章の書き手としての資質ももちろんあるんですが、好みの問題もあろうかと思うのです。


《一緒に住もうと思っていた女の子がいたから、仕事でふらりと出掛けていった西武池袋線の中村橋という駅の前にあった不動産屋で見つけた2LDKの部屋を借りることにしたのだけれど、引っ越しをするより先にふられてしまったので、その部屋に一人で住むことになった。》


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芥川受賞作本刊行、そして磯崎さんサイン会

紀伊國屋書店新宿本店で、芥川賞受賞作のこちらを購入。




紀伊國屋書店新宿本店では、本の購入者に磯崎憲一郎さんのサイン会整理券を配布中です。


    『終の住処』芥川賞受賞記念 磯崎憲一郎さんサイン会

    日時:8月5日(水)18:30~19:30

    会場:紀伊國屋書店新宿本店 9階特設会場

    問合せ:03-3354-0131(10:00~21:00)

2Fにも本はありますが、整理券配布は1Fカウンターのみのようですので、ご注意を。


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皆既日食と夜空のことを考えながら

明日7/22は日本で見られるのは実に46年ぶりだという皆既日食。東京でも部分食が見られるとのことで、天気がよければ、半日お休みをとって娘と一緒に日食タイムと思っていたんですが、どうやらあいにくの天気のようで……残念。


こんな本たちをぱらぱらやりながら、夜空と明日の日食のこととに思いをめぐらせたりしています。


  • 武部俊一『完全ガイド皆既日食』(朝日新聞出版)
  • 渡邊潤一『夜空からはじまる天文学入門 素朴な疑問で開く宇宙のとびら』(化学同人)
  • 『東京人2009年8月増刊 三鷹発・宇宙への旅』(都市出版)




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ウォレスとグルミット、待望の新作、劇場公開です!

楽しみに待ってました。ウォレスとグルミット、いよいよ新作公開です。



ウォレスとグルミット

↑配布店が少ないせいか意外に知られていない、ジブリ出版部発行のスタジオジブリのPR誌『熱風(GHIBLI)』。2009年6月号は「ウォレスとグルミット」特集。駿さんのインタビューのほか、『つみきのいえ』の加藤久仁生さんや三谷幸喜氏なども稿を寄せています。


このシリーズ、大好きなんです。過去の短篇3作は何度何度も見直してます。ウォレスの迷発明家ぶり、グルミットの“犬らしさ”、やり過ぎぎりぎりの手の込み具合、シニカルなユーモア、全編これいかにもイギリス人が作った感じに満ちているんですよねえ。モンティ・パイソンと同じにおいを感じるのはぼくだけではないはず。




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桜庭一樹読書日記、ホラーライフ……最近読んだ本たち。

娘とお出かけの帰り道、道行く人たちがそろって見上げるほうを見てみれば、ああ、虹が。しかも、写真だと残念ながらわかりにくいのですが、2重になっていたのです。なんだか、それだけで、得した気分にさせてもらった、夕空のマジック。


虹が…

↑右にもうっすらと見えているのです。本物はあんなにきれいだったのに……携帯写真の限界。


買い物と本の周辺の話ばっかりで、なんだかぜんぜん読書をしていないみたいな日記が続いていましたので、読了本の紹介です。


  • 桜庭一樹『桜庭一樹読書日記 少年になり、本を買うのだ。 』(東京創元社)
  • 綾辻行人・牧野修『ナゴム、ホラーライフ 怖い映画のススメ』(メディアファクトリー)



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磯崎憲一郎、芥川賞受賞、そしてボルヘス再び岩波文庫に

芥川賞・直木賞が決まりましたね。「芥川賞の磯崎さん、直木賞の北村さんが喜びの一問一答」(7/16朝日新聞)。




若い女性ではなくて、どちらもおじさまな書き手なせいなのか、作風などのせいなのかなんなのか、磯崎さんの場合は知名度の問題なのか、北村さんの場合は順当過ぎて当たり前感が強いせいなのか、メディアの取り上げ方もやや控えめな感じ、書店店頭的にもちょっと盛り上がりに欠けそう、なんて意見も、周りではちらほら聞こえます。たしかに、「地味」な感じがするのは事実でしょうし、おそらくセールス的に大ブレイクという感じでもないのでしょう。それはわかる気もします。


でもなあ、だからといって、なんか話題性優先の受賞ばかりでも、賞としてはどうかなあと思うし、このように実力のあるきちんとした書き手が評価されることこそが、この2賞の本来のあり方ではないか、という気もするのですよねえ。そりゃあ、芥川は事前に話題を呼んでいたイラン女性作家の方か、本谷さんが取り、直木は、映画監督の西川美和さんが取ったりしていたら、きれいどころのW受賞とかってんでメディア的にはおいしい話題になったのかもしれませんが、それもちょっとねえ……。


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帰ってきたオバQ……藤子・F・不二雄全集がすごい!

《あと9日ですごい全集の刊行が始まる。》……「藤子・F・不二雄の網羅全集遂に」(7/15日経WagaMaga)の書き出しです。


なんかすごいのが出るらしいというのは、けっこう前からうわさで聞いてたんですよね。こんな記事とか、こんな記事とか、ネットや各種メディアでもけっこう記事になってましたしね。版元の公式サイトはこちら。小学館:藤子・F・不二雄大全集。ちなみに、このサイトがなかなかよくできていて、最初は全貌がよくわからなかったのが、見るたびにどんどん情報が増えてきて、今ではご覧の通り。




ファンの間でもっとも話題を読んでいるのは、これまで諸々の問題で長らく本が刊行されていなかった諸作、「オバケのQ太郎」や「ジャングル黒べえ」、とくに封印作品関連の本でもよく取り上げられていたオバQが復活する点でしょう。


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人類が消えた世界、軌道エレベーター、イヌ……今日買ったNF文庫たち。

仕事帰りに吉祥寺へ、いつものようにBOOKSルーエに花本氏を訪ねます。先日紹介したルーエBOOK EXPRESSディラ上野店のコラボフリペ、メクルエデン。わたくし空犬も一文を寄せることになっていたんですが、その原稿を昨晩仕上げたので、その確認も兼ねて、おしゃべり+買い物。


編集者のくせに、与えられたテーマと字数を大幅にかつ意図的に逸脱、俺様な原稿に仕上げてしまいました。まあ、花本編集長も行儀のいい原稿ばっかりじゃつまらないでしょう、ここはひとつ編集の醍醐味を味わってもらおうということで、いわばオトナの配慮ですよね。


テーマ的にも、本作りとはなんぞやに正面から向き合い、現行の再販制度のありように果敢に挑んだ、大変に熱い文章(大筋こんな感じだよね、花本編集長?)に仕上がりました。無事発行になりましたら、空犬通信でも紹介の予定ですから、楽しみにしていてくださいね。発行は8月の予定です。


今日の買いものです。


  • アラン・ワイズマン『人類が消えた世界』(ハヤカワノンフィクション文庫)
  • コンラート・ローレンツ『人イヌにあう』(ハヤカワノンフィクション文庫)
  • 石原藤夫・金子修一『軌道エレベーター』(ハヤカワノンフィクション文庫)



早川書房のサイトには告知が出てませんが、ハヤカワ・ノンフィクション文庫がリニューアル、新カバーになりました。背も、今までは、一部を除いて白で地味な感じでしたが、書名と文庫シリーズ名表示に色がついた統一デザインに。もちろんトールサイズ。リニューアルに合わせてか、「使い勝手のいい本たち」というフェアが展開中のようです。


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『もののはずみ』から菅原克己へ……本が本を呼ぶ楽しみ

会社帰りに新宿で降りて、紀伊國屋書店新宿本店とジュンク堂書店新宿店へ。今日は仕事なし、純粋なお買い物です。なもので、楽しくてたくさん買ってしまいました。購入本はまたあらためて。


ジュンク新宿は、北側のエレベータを7階で降りると正面にフェア台がありますが、あれれ、見たことのある細長い原稿用紙、見たことのある筆跡……おお、我らが三冠王枡野さんではないですか! 枡野さんと、「ロダン」の内田かずひろさんのコラボ本棚、サイトによれば、「内田かずひろVS枡野浩一「絵と言葉のあいだで」」というフェアのようです。




枡野さん原稿用紙

↑これがその原稿用紙。ご本人からいただきました。



ここ2、3日の通勤読書本は、堀江敏幸『もののはずみ』(角川文庫)なんですが、今日、こんな一節が目にとまりました。

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本の現場、小松崎茂……ブックフェアで買った本たち。

第16回 東京国際ブックフェア(TIBF2009)、今日まででしたね。足を運ばれた本好きの方も多いことでしょう。


フェアの中身については専門紙誌やWebにいろいろと出るでしょうから、とくにふれませんが、個人的におもしろいなと思ったのは、海外のおたくグループが目についたこと。なにしろ、とても目立ちますからね。土日はともかく、平日は一般の方よりも業界関係者のほうが多いわけですから、よけいに目立つんですよ。コスプレすれすれの格好の集団は。漢字Tシャツを着てたりは当たり前、漢字タトゥーも当然です。そんななかに、フランス語とおぼしきことばを話していた男子がいたんですが、彼はなんと、腕に「下手人」と入れてました(笑)。いいなあ、下手人


さて、会場では多くの出版社が割り引き販売をしているのはご存じの通り。書店を応援する立場としては、本はなるべく新刊書店で、割引などなしで買うのが原則ではあるんですが、こういうお祭りのときは多少はいいかな、同業のみんなの売上貢献の意味もあるし、などといちいち自分に言い訳しつつ、何冊も買ってしまいました……。嗚呼。


  • 永江朗『本の現場 本はどう読まれ、だれに読まれているか』(ポット出版)
  • 根本圭助『ロマンとの遭遇 小松崎茂の世界』(国書刊行会)



『本の現場』、それなりにこの世界の動きは抑えているつもりだし、なにより、ぼくのキャリアで今さらこのようなタイトルの本を読んでへーなどと勉強しているようではいけなかったりもするのですが、まあ、おさらいというか、基本をおさえておくというか、そのようなつもりで購入。

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星と森と絵本の家、宙読み書房

今年は「世界天文年」。日本では実に46年ぶりに見られるという日食もまもなく。いつになく宇宙・天文関連のニュースが聞こえてくることの多いこのごろですが、先日、七夕の日に、こんな施設が開館になったそうです。「国立天文台三鷹構内に7月7日、「星と森と絵本の家」開館」(7/7 国立天文台・広報室)



もうすぐ夏休みだし、大人だけで行くにも、子連れで行くにもよさそうですよね。東京西部エリア在住者には比較的近くではあるんですが、ただ、会社帰りにふらっと行けるような場所ではないし、開館も17時までだから、ちょっとタイミングをやりくりしないといけませんね。近く、訪ねてみて、空犬通信でレポしたいと思います。


ところで。宇宙(ここは「そら」と読ませたい)と本の組み合わせって、なんかいいですよねえ。宇宙と本と言えば、「世界天文年2009」サイト内に、宙読み[ソラヨミ]書房だなんて、名称も中身もなかなかすてきな本のページができてますよ。


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神保町の本屋さんにもいろいろと、そして東京国際ブックフェア

先日、神保町をうろうろしていたら、まだ閉店時間にはずいぶんあるのに、書泉グランデの1階が閉まっています。しかもなんか張り紙まで! すわ、閉店?!……と青くなって近づいてみたら、改装のお知らせでした。ほっ。


書泉改装

書泉のサイトによれば、グランデの1階のみが改装工事中とのことで、地階・2階~6階は平常通り営業なんだそうです。工事期間7月6日(月)~7月12日(日)、リニューアルオープンは7月13日(月) 午前10時30分とのこと。


1階だけ改装というのもちょっと妙な感じがしますが、他のフロアとアンバランスな感じになったりしないんでしょうかね。


ちなみに、リニューアルオープン記念として、プレゼントがあるようですよ。サイトの案内を引きます。《リニューアルオープン当日より、グランデ1階におきまして1,000円以上お買上げのお客様に差し上げます。カバーは、文庫判・新書判・B6判の3種類です。やわらかなバックスキン調のカバーで気持ちよく手にフィットします。大切な本を革製ブックカバーで包んでみませんか。》


ブックカバーのプレゼントは書店オープンのときにはよくあって、ぼくも何度かもらったことがありますが、だいたいビニール製か何かですよね。そんなに長く使えるようなものではない。それが、革のブックカバーをプレゼントなんて、ずいぶんな大盤振る舞いです。


神保町の書店といえば、そうそう、すずらん通りに新店登場です。昨年閉店してしまった中山書店の跡地、なんか工事してるなあ、と思ったら、「古書マグニフ(magnif)」なる店がオープンしてました。


マグニフ
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吉っ読飲み会、マイケル追悼式

今日は、吉っ読の飲み会でした。井の頭公園で外飲みの予定だったんですが、残念ながら、あいにくの天気だったので、外飲みは中止、ふつうの居酒屋飲み会に変更。この春に井の頭公園での花見飲みを逃してしまった話を書きましたが、またしても外飲みならず。残念。


まあ、でも吉っ読飲み会が楽しいのは、外でも中でも変わりません。今回もゲストのみなさんが遊びに来てくれて、楽しい会になりましたよ。BOOK EXPRESSのHさんとSくん、紀伊國屋書店のNくんとEくん、リブロのFくんとお友だちのMさん。みなさん、ありがとう。


いつものように、初対面の人がいるとは思えないほどにわいわいと、本と書店の話を中心に、いろんなネタでもりあがったんですが、わたくしの遠足計画話まで話題にのぼったりしてるではないですか。


ようやく同好の士が見つかって、今夏実現の運びになったことは書きましたが、その後、混ぜてくれ、なんて奇特な方が現れるわ、今日の飲み会では、なんでぼくに真っ先に相談してくれなかったんですかっ、みたいな人まで現れるわで、もう大変です。なんか、空犬遠足計画、大人気じゃないですか! もう、こうなったら、みんなで行く? マイクロバスか何か、貸し切りにする? いや、そんなにたくさんいないか……。


というわけで、夏の遠足は、当初の予定よりも拡大版になるかも、みたいな話になっているうえ、吉っ読でもやるかね、なんて話になってきたので、秋にももう一度実現するかもです。楽しみになってきたなあ。


なんだ、みんな遠足、好きだったのね……早く言ってよ。ねえ。


ところで。明日から東京国際ブックフェアですね。書店関係・出版関係の方で会場に足を運ばれる方も多いことでしょう。ぼくもいきますよ。会場でお会いしましょう。


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返品問題改善なるか……出版社共同責任販売制、立ち上げ

雑誌の休刊は止まらないし、出版社は4000社を切っちゃうし……あいかわらずきびしい状況の続く出版界。わたくし空犬も一応出版界で働く一員、ボンクラ映画と遠足のことばっかり考えているわけではないのですよ。今日はちょっとマジメに業界のお話を。


今年は、村上フィーバーで、書籍の数字はそれなりのものになるんでしょうが、でも、いくら村上休刊や関連書籍が引っ張られて多少売れてはいると言っても、やはり単発のお祭りである事実には変わりありません。オバマ本騒ぎほど短期間で収束はしないかもしれませんが、ずっと続くわけじゃなし、本が売れた売れたと、のんきに喜んでもいられませんよね。




村上本は例外、こう本が売れないと、構造的になんとかしなくてはならんのじゃないかと、考えるのが当たり前。何年も、いや、へたすると十年も二十年も前から同じことが言われてきてはいるんですが、ここへきて、出版界が抱える流通上の大問題の1つ、返品問題をなんとかしようと、こんな動きが出てきたようですね。



こんな内容のシステムです。

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リブロ渋谷店独自文庫フェア、「うらなつ2009」始まりました!

今日はめずらしく休日出勤。仕事帰り、へとへとの体を引きずって、渋谷へ。リブロ渋谷店にAさんを訪ね、先日始まったリブロ渋谷店独自の文庫フェア「うらなつ2009」をのぞいてきました。


うらなつ2009 ポスターうらなつ2009 選書リスト

↑外骨と虚無の間に見えるのが、選書リスト。以下、写真はすべて空犬撮影。お店の許可を得て撮影したものです。



今年で4回目だという「うらなつ」。“うら”は、もちろん3社の夏文庫に対しての裏の意なんでしょうが、これがなかなかどうして、おもしろいラインナップになってるんですよ。


うらなつ2009 平台1うらなつ2009 平台2

↑こんな感じで帯付き本がずらり。手書き帯ってやっぱりいいですね。


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さよなら、かつての愛読誌たち……マリクレ、SV休刊

「マリ・クレール休刊へ」(6/30読売新聞)、そして、「スタジオボイスが休刊 サブカル月刊誌、部数・広告減で」(7/3朝日新聞)なんだそうです。




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スタトレ、T4、トラフォ……今夏の3大SF映画、観てきましたよ

この夏はSF大作3連発で、SF者は大変です。



T4・トラフォ半券
T4チラシ横表T4チラシ縦表T4チラシ横裏
トラフォチラシ表トラフォチラシ裏トラフォチラシ黒表

↑チラシたち。スタトレは半券もチラシもないのです。



(以下、例によって、ただの個人的な感想の書き散らしで、だらだらと長いうえに、ストーリー紹介も冷静な評も分析も何もしていません……。物語の核心やラストにはふれてないと思います……たぶん。)


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運動おんち、庭をつくる人……昨日買った文庫たち。

「良きビール友だちとは得がたいものだからね。」

……ハインラインの『夏への扉』に出てくるセリフです。初めて読んだ高校生のころには、読み飛ばしていたであろうこんなセリフが、今となっては、うんうんとうなずきたくなるほどよくわかります。理由も何もなくただ「ビールを飲みにいこう」、そんなふうに連れ出しあえる友人が近くにいるといいですよねえ。“良きビール友だち”は、人生を少しだけ生きやすいものにしてくれたりする、そんな存在なのではないかと思ったりするのですが、いかがでしょうか。




昨日は妙に1杯飲みたくなったんですが、そういうときにかぎって相手がいない……。結局、BOOKSルーエに顔を出して、遅番の花本氏とおしゃべり、こんな本たちを購入し、ガード下の台湾料理で、早速それらの文庫を広げ、独り読書酒。


  • 枡野浩一『僕は運動おんち』(集英社文庫)
  • 室生犀星『庭をつくる人』(ウエッジ文庫)



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