9/1の日記で紹介した『ひとりぼっちのジョージ』を読んで以来、ガラパゴス・ブーム中の空犬です。
もともと爬虫類だの両生類だの、ちょっと異形の生き物たちが好きなんです。怪獣好き恐竜好きと根っこは一緒なんでしょうね。で、ガラパゴスと言えば、ダーウィンが「諸島はまるで爬虫類の天国のようだ」と書き残しているほどの、爬虫類の楽園。ガラパゴスは生物ピラミッドの頂点を爬虫類が占めているというめずらしい生態系なんだそうです。とまあ、こんな場所ですから、空犬は興味津々、もともと地理的興味があったところに、先に挙げたジョージの本がすばらしかったものだから、いっきにガラパゴス熱に火がついてしまった、というわけなんです。単純です。我ながら。余計なお世話です。
影響されると、すぐに現地へ……というわけにはいかないので、すぐに本に走ってます。しかも都合よく、今月の文庫の新刊にガラパゴスものが混じってるじゃあありませんか。というわけで、こんな本を読みました。
- 藤原幸一『沈みゆく方舟ガラパゴス』(講談社+α文庫)
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