FC2ブログ

空犬通信

本・本屋好きが、買った本、読んだ本、気になる本・本屋さんを紹介するサイトです。

市電、マーチン……今日読んだ本たち。

  • 獅子文六『ちんちん電車』(河出文庫)
  • 田村十七男『僕のマーチン君』([木世](えい)文庫)

『ちんちん電車』は、関川夏央による解説のタイトル「老文士の『のんびり時間旅行』」、が中身をよくあらわしている。著者が73歳のとき、死の3年前だというから、まさに最晩年の文章で、全体の感じが懐古調なのまあ当然だろう。やけに食べ物の話が多いのもこの人らしい。獅子の小説には食指が伸びないのだが、エッセイなら『東京の悪口』(新潮社)という、タイトルも造本も、もちろん中身も大好きな本がある。装幀は谷内六郎。これで獅子の本でお気に入りが2冊になった、というわけだ。


東京の悪口

【“市電、マーチン……今日読んだ本たち。”の続きを読む】
スポンサーサイト

FC2Ad