「良きビール友だちとは得がたいものだからね。」
……ハインラインの『夏への扉』に出てくるセリフです。初めて読んだ高校生のころには、読み飛ばしていたであろうこんなセリフが、今となっては、うんうんとうなずきたくなるほどよくわかります。理由も何もなくただ「ビールを飲みにいこう」、そんなふうに連れ出しあえる友人が近くにいるといいですよねえ。“良きビール友だち”は、人生を少しだけ生きやすいものにしてくれたりする、そんな存在なのではないかと思ったりするのですが、いかがでしょうか。
昨日は妙に1杯飲みたくなったんですが、そういうときにかぎって相手がいない……。結局、BOOKSルーエに顔を出して、遅番の花本氏とおしゃべり、こんな本たちを購入し、ガード下の台湾料理で、早速それらの文庫を広げ、独り読書酒。
- 枡野浩一『僕は運動おんち』(集英社文庫)
- 室生犀星『庭をつくる人』(ウエッジ文庫)
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いよいよ毎夏恒例、3社の夏文庫が始まりましたね。

夏文庫と言えば書店的にはこの3社なんですが、書店のなかには、お店独自の夏文庫フェアをやるところもありますよね。我らが吉祥寺のBOOKSルーエも、同店の利用者にはすっかりおなじみになった感のある「ルーエ究極の50冊」を今年も開催予定とのこと。毎年客として楽しませてもらってきたんですが、今年はわたくし空犬も選書に声をかけてもらったりなんかして、文庫のお祭りを隅っこのほうで一緒に楽しませてもらうことになりました。ほかにも、お店の夏文庫に声をかけてくれるところもあって、ほんと、ありがたいことですよ。これら書店独自の夏文庫フェアは、おいおいこの空犬通信でも紹介していきますので、楽しみにしていてください。
さて、夏と言えば、夏休みもまもなくですよねえ。といっても、我々サラリーマンがとれる休みなんてせいぜい数日。それでもまあ、ないよりはいいわけですし、せいぜい数日、だからこそ、どう過ごすかが重要になるわけです。もちろん、家族持ちとしては、家族と一緒に過ごす夏休みがメインなんですが、やはり一日ぐらいは“自分の夏休み”も欲しい。今日の話は、その“自分の夏休み”の過ごし方です。(以下、我ながら実にくだらない話なので、くだらないことに寛容な方のみ、続きをお読みください。)
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最近では植草甚一があり、絵本がらみの企画展も多く、ほかにも横溝正史、小栗虫太郎、海野十三など世田谷ゆかりの探偵小説関連とか、ウルトラマンの企画展など、空犬好みの企画を過去にいくつも実現してくれている世田谷文学館。来週から、またまたすてきな企画展が始まりますよ。
堀内誠一 たびと絵本とデザインと
会期:2009年7月4日〜9月6日
場所:世田谷文学館
(世田谷区南烏山1、TEL 03-5374-9111)
開館時間:10:00〜18:00
入場料:一般700円ほか


世田谷文学館のサイトにくわしい情報があるほか、メディアでも紹介されているようですね。「マガジンハウスのアート・ディレクションで活躍−世田谷で「堀内誠一」展」(6/29下北沢経済新聞)。
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